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2011年8月31日

アガパンサス

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アガパンサス 画像
和名:アガパンサス
学名:Agapanthus africanus
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東京都 新宿区【2011.08.30】

2011年8月30日

港区の福猫

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港区の福猫(ノネコじゃないのですが(^^;)) ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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東京都 港区【2011.08.24】

2011年8月29日

セミは、カメムシの仲間か?

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 セミの仲間は、都市部でも、よく見られますね。姿より、鳴き声のほうが目立ちます。日本に住んでいれば、セミの声を聞いたことがない人は、いないでしょう。
 大声のために、セミの仲間は、古くから知られた昆虫でした。「研究が進んで、何でも、わかっているだろう」と思いますよね? ところが、そうとばかりは言えません。
 例えば、セミの分類は、二十一世紀に入る頃から、変わっています。
 広い意味では、セミは、カメムシの仲間です。昆虫綱【こんちゅうこう】の中の、カメムシ目【もく】に属します。このカメムシ目の分類が、今、議論されています。
 以前のカメムシ目は、カメムシ亜目【あもく】と、ヨコバイ亜目とに二分されていました。セミの仲間(セミ科の昆虫)は、ヨコバイ亜目のほうに入れられていました。
 現在では、この分類法は、ほとんど使われません。ヨコバイ亜目というグループは、なくなりました。カメムシ亜目のほうは、残っている場合もあります。学説により、違うのですね。カメムシ亜目ではなく、カメムシ下目【かもく】とされることもあります。
 カメムシ目の中身を、どのように分類するかは、確定していません。現段階では、セミ科の昆虫は、カメムシ目頸吻【けいふん】亜目セミ上科【じょうか】に属する、とされることが多いです。セミ上科セミ科の昆虫を、一般的に、セミと呼びます。
 「亜目」・「下目」・「上科」などは、聞き慣れない言葉でしょう。これらについては、以前の記事「亜目や亜科の『亜』とは、なに?」(2009/8/28)を参照して下さい。
 このように、生き物の分類が変わることは、よくあります。特に、近年は多いです。それは、分子生物学の発達によるところが大きいです。
 分子生物学により、遺伝子を、直接、調べられるようになりました。これによって、外見が似ていなくても、近縁なもの同士を割り出せるようになりました。
 しかし、分子生物学は、万能ではありません。例えば、セミの幼虫の生活を知りたいなら、実際に土を掘って、土中の幼虫を見るしかありません。文字どおり、泥臭い仕事です。このような泥臭い仕事こそが、生物学の基礎を支えています。

図鑑↓↓↓↓↓には、セミ科の昆虫が八種掲載されています。
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過去の記事でも、セミの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
孵化【ふか】と羽化【うか】とは、どう違う?(2008/08/29)
空蝉【うつせみ】とは、どんなセミ?(2008/06/30)
ニイニイゼミ 抜け殻3点観察(2007/07/29)
アブラゼミの羽化直後の観察(2007/07/18)
セミ(蝉)の幼虫は何年生きる?(2006/07/03)
などです。

2011年8月28日

コムラサキ

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コムラサキ 画像
和名:コムラサキ
学名:Callicarpa dichotoma
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東京都 港区【2011.08.24】

2011年8月27日

スイレン

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スイレン 画像
和名:スイレンの一種
学名:Nymphaea spp.
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【2011.08.15】

2011年8月26日

ヒマワリは、日にしたがって回るか?

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 ヒマワリは、いかにも夏の花ですね。草ですが、低木かと思うほど大きくなります。その上に、黄色い大きな花が咲く様子は、太陽が花に化身したようです。
 多くの国で、ヒマワリは、太陽に関連した名で呼ばれます。日本語名のヒマワリ(向日葵)も、そうですね。ラテン語の学名Helianthusも、「太陽の花」の意味です。
 日本語名の「ヒマワリ」は、「日回り」に由来するといわれます。この花は、太陽の動きにしたがって、向きを変える、というのです。本当でしょうか?
 全面的に本当だとは、言えません。この花が、太陽の動きにしたがうのは、つぼみの間だけです。花が開く頃には、ほとんど動かなくなります。
 にもかかわらず、多くの国で、この花は、「太陽に従う」と信じられてきました。それにちなんだ神話や伝説もあります。有名なのは、ギリシャ神話でしょう。
 ギリシャ神話には、「太陽の花」にまつわる話があります。クリュティエーという名の妖精が、「太陽の花」に身を変えました。彼女は、太陽神アポロンに恋していました。そのため、愛しい神の姿を追って、太陽のほうを向く、というわけです。
 この「太陽の花」は、ヒマワリだとされることが多いです。けれども、それは、明らかに間違いです。なぜなら、ギリシャ神話が生まれた頃、ヨーロッパには、ヒマワリがなかったからです。ヒマワリの原産地は、北米大陸です。
 ヨーロッパにヒマワリが入ったのは、十六世紀のことです。ヨーロッパ人が、アメリカ大陸に到達した後です。日本に来たのは、十七世紀といわれます。
 では、ギリシャ神話の「太陽の花」は、何だったのでしょうか? それは、キンセンカ(金盞花)ではないかとされています。
 キンセンカには、夏の印象は、あまりありませんね。しかし、その黄金色の花は、太陽を思わせます。原産地が、ギリシャのある南ヨーロッパなのも、強力な証拠です。
 とはいえ、ヒマワリが「太陽の花」だという印象は、人類共通のようです。南米のペルーでも、ヒマワリは、「太陽の花」として、信仰の対象でした。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヒマワリが掲載されています。
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過去の記事でも、神話や伝説に関わる生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
最小の座を争う、ミソサザイとキクイタダキ(2010/07/19)
海の毛虫も蝶(チョウ)になる? ウミケムシ(2010/03/15)
木花開耶姫【このはなさくやひめ】は、ウメの女神だった?(2010/02/19)
そっくりさんがいっぱい、スジエビ(2010/02/01)
チョウ(蝶)の学名は、美女だらけ?(2010/01/11)
などです。

2011年8月25日

シロガシラ

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シロガシラ 画像
和名:シロガシラ
学名:Pycnonotus sinensis
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【2011.08.15】

2011年8月24日

ランタナ【七変化・シチヘンゲ】

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ランタナ 画像
和名:ランタナ
学名:Lantana camara L.
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東京 渋谷区【2011.07.25】

2011年8月23日

ゴイサギ(その2)

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ゴイサギ 画像
和名:ゴイサギ
学名:Nycticorax nycticorax
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沖縄 豊見城【2011.07.29】

図鑑↓↓↓↓↓には、ゴイサギが掲載されています。
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2011年8月22日

オコゼ? いえ、オニカサゴです

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 オコゼと呼ばれる魚を、御存知ですか? 海の岩礁にいる魚です。白身で、美味しい魚として知られます。美味しさに反して、外見が醜いことでも、有名です。
 じつは、オコゼと呼ばれる魚には、複数の種が含まれます。正式な種名(標準和名)を「オコゼ」という種は、いません。たいてい、「○○オコゼ」という種名が付きます。オニオコゼ、ハオコゼ、ミシマオコゼなどです。
 中には、「○○オコゼ」という標準和名ではないのに、「オコゼ」と呼ばれる魚もいます。それらの多くは、「○○カサゴ」という標準和名が付きます。イズカサゴ、エボシカサゴ、オニカサゴなどです。なぜ、こんなことになっているのでしょうか?
 昔の日本人は、「オコゼ」と「カサゴ」とを、あまり区別しなかったのですね。岩礁地帯に棲んで、ごつごつした外見の魚は、みな「オコゼ」か「カサゴ」と呼んだようです。中で、特に醜いものを、「オコゼ」と呼ぶことが多かったと見られます。
 現在の分類学では、「○○オコゼ」と「○○カサゴ」とは、近縁とは限りません。例えば、ミシマオコゼは、スズキ目【もく】ミシマオコゼ科に属します。ハオコゼは、カサゴ目【もく】ハオコゼ科に属します(分類には、異説があります)。この二種は、遠縁ですね。
 ややこしいことに、「○○オコゼ」と、「○○カサゴ」には、遠縁なものと、近縁なものとが混じっています。例えば、イズカサゴとオニカサゴとは、同じカサゴ目フサカサゴ科に属します。科のレベルまで同じなので、これは、近縁な種同士といえます。
 「○○カサゴ」の中でも、オニカサゴは、鬼という種名にふさわしいです。外見が恐ろしげなのを、鬼にたとえたのですね。もう一つ、オニカサゴには、毒があります。毒を持つのは、背びれの棘【とげ】です。この点も、鬼にふさわしく思われたのでしょう。
 オコゼと呼ばれる種の多くは、オニカサゴのように、背びれの棘に毒を持ちます。ヒトに対しても、強烈に作用する毒が多いです。しかも、彼らは、海中の岩にそっくりです。ダイバーの方などは、うっかり手を置いたりしないよう、御注意下さい。
 そんな毒魚でも、食べれば美味しいです。鬼より怖いのは、ヒトの食欲ですね(笑)


図鑑↓↓↓↓↓には、オニカサゴ、カジカなど、オコゼと呼ばれることがある魚が掲載されています。
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過去の記事でも、オコゼと呼ばれることがある魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カジカ(鰍)の迷宮(2009/12/21)※標準和名カジカという魚も、オコゼと呼ばれることがあります。
カサゴ(笠子)は、似たもの同士の一族(2007/11/26)
秋に美味しい鰍【かじか】(2006/11/13)
などです。

2011年8月21日

ゴイサギ(その1)

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ゴイサギ 画像
和名:ゴイサギ
学名:Nycticorax nycticorax
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沖縄 豊見城【2011.07.29】

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2011年8月20日

モンシロチョウ

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モンシロチョウ 画像
和名:モンシロチョウ
学名:Pieris rapae crucivora
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東京 渋谷区【2011.08.10】

図鑑↓↓↓↓↓には、モンシロチョウが掲載されています。
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2011年8月19日

盆花【ぼんばな】とは、どんな花?

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 月遅れお盆の時期ですね。日本では、古来、「御先祖さまの霊が、この世に帰ってくる時期」といわれます。この時期に、お墓参りをしたり、仏壇を整えたりしますね。
 お墓や仏壇に供える花を、盆花、精霊花【しょうりょうばな】、仏さん花【ほとけさんばな】などと呼ぶことがあります。ある特定の種の花を、こう呼ぶこともあります。
 特定の種を、盆花などと呼ぶ場合は、ちょうど、お盆の頃に花が咲く種を指すことが多いです。お墓や仏壇に供えるのに、ちょうどいいからでしょう。
 盆花と呼ばれる植物は、たくさんあります。私が調べた範囲でも、三十種以上はあります。中で、有名なのは、ミソハギという種でしょう。
 ミソハギは、ミソハギ科ミソハギ属に属する一種です。ハギと付いても、ハギの仲間(マメ科)ではありません。夏に、赤紫色の花を咲かせます。北海道から九州に分布します。日本の多くの地方で、お盆に供える花として使われます。
 ミソハギには、よく似た近縁種があります。エゾミソハギという種です。ミソハギと同じく、ミソハギ科ミソハギ属に属します。花期も、分布域も、ミソハギと同じです。外見も、そっくりです。エゾミソハギも、盆花と呼ばれることがあります。
 キキョウ、オミナエシ、カワラナデシコ、フジバカマなど、秋の七草の仲間が、盆花と呼ばれることもあります。この時期から、花が咲き始めるからでしょう。昔から、日本人に、お盆に供える花として、使われてきたのだと思います。
 日本に自生する植物ばかりが、盆花と呼ばれるわけではありません。外来種にも、そう呼ばれるものがあります。センニチコウや、ヒャクニチソウなどです。
 外来種でも、自生種でも、夏に長く咲き続ける花が、よく盆花と呼ばれますね。夏の日射しに、すぐにしおれるようでは、お盆のお供えにできないからでしょう。逆に言えば、外来種でも、夏に強い花は、重宝がられました。
 他にも、オトギリソウ、サルスベリ、ヤブカンゾウなど、多くの植物が、盆花とされます。どれを盆花とするかは、それぞれの地方によるのでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、ミソハギをはじめ、キキョウ、ヒャクニチソウ、オトギリソウ、ヤブカンゾウなど、盆花と呼ばれる植物が掲載されています。
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過去の記事で、盆花と呼ばれることがある植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
万葉美人の象徴? オミナエシ(2010/09/24)
サルスベリの木の肌は、なぜ、すべすべ?(2009/07/31)
常夏【とこなつ】の花とは、どんな花?(2008/08/20)
古代の「朝顔」は、キキョウ(桔梗)?(2008/08/08)
毒にも薬にもなるオトギリソウ(2006/06/02)
などです。

2011年8月18日

ツマグロヒョウモン

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ツマグロヒョウモン 画像
和名:ツマグロヒョウモン
学名:Argyreus hyperbius 
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東京 渋谷区【2011.08.10】

2011年8月17日

アブラゼミ

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アブラゼミ 画像
和名:アブラゼミ
学名:Graptopsaltria nigrofuscata
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東京 渋谷区【2011.08.10】

図鑑↓↓↓↓↓には、アブラゼミが掲載されています。
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2011年8月16日

オオバギボウシ

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オオバギボウシ 画像
和名:オオバギボウシ
学名:Hosta montana
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東京 渋谷区【2011.08.10】

図鑑↓↓↓↓↓には、オオバギボウシは載っていませんがコバギボウシが掲載されています。
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2011年8月15日

鬼も美女もいる? オニグモの仲間たち

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 生き物には、「オニ○○」という種名のものが、よくいますね。大型の種に、よく付けられます。今回は、その一種を取り上げましょう。オニグモです。クモの一種です。
 オニグモは、確かに、日本産のクモの中では、大きいほうです。けれども、最大種ではありません。日本最大のクモといわれるのは、オオジョロウグモという種です。
 オニグモは、日本全国で、普通に見られるクモです。家の軒下などにも多いです。いかにもクモらしい、大きな円形の網を張ります。網を張るのは、夜だけです。夜行性なのですね。毎日、夕方に張った網を、朝には片づけてしまいます。
 人家の近くで、夜、円形の網を張っている、灰色っぽい大きなクモがいたら、それは、オニグモの可能性が高いです。必ずそうであるとは限りません。
 ややこしいのは、「オニグモ」と呼ばれるクモが、正式な種名オニグモでない場合があることです。方言で、他種のクモを「オニグモ」と呼ぶことがあります。逆に、正式な種名オニグモを、方言で、別の名で呼ぶこともあります。ますます、ややこしいですね。
 正式な種名オニグモは、コガネグモ科オニグモ属に属します。このグループに属する種は、ほとんどみな、「○○オニグモ」という種名が付きます。
 中に、アカオニグモという種と、アオオニグモという種がいます。赤鬼と青鬼とが、揃っているところが、面白いですね。これら二種の種名は、体色から付いています。アカオニグモは、腹部が赤く、アオオニグモは、腹部が薄青いです。
 ただし、アカオニグモの雄(オス)は、腹部が赤くありません。黄色っぽいです。大きさも、雌(メス)よりずっと小さく、別種のように見えます。
 じつは、クモの仲間は、みなそうです。雌のほうが、雄よりずっと大きく、種の特徴がわかりやすいです。例えば、アオオニグモの場合も、雄は、雌よりずっと小さいです。腹部も目立たず、青いクモというよりは、緑色のクモに見えます。
 オニグモ属には、ビジョオニグモという種もいます。「鬼」に「美女」とは、思いきった種名ですね。クモ好きの方に言わせると、この種の雌は、「美女」揃いなのだそうです。


図鑑↓↓↓↓↓には、正式な種名オニグモが掲載されています。
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過去の記事でも、クモの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
クモの中の目利き? ハエトリグモ(2010/10/29)
人面グモ? いえ、ハナグモです(2009/04/10)
女武者の闘い? コガネグモのクモ合戦(2007/06/04)
ジョロウグモの理【ことわり】(2006/10/19)
人家の頼もしい用心棒、アシダカグモ(2006/08/25)
などです。

2011年8月14日

カタバミ

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カタバミ 画像
和名:カタバミ
学名:Oxalis corniculata L.
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東京 渋谷区【2011.08.10】

図鑑↓↓↓↓↓には、カタバミが掲載されています。
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2011年8月13日

ルドベキア

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ルドベキア 画像
和名:ルドベキア
学名:Rudbeckia hirta L. var, pulcherrima
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東京 渋谷区【2011.08.10】

2011年8月12日

学名も和名も混乱中、チョウセンアサガオ

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 生き物の名前には、地名が付くものが、よくあります。原産地の地名が付いているなら、わかりやすくて、いいですね。ところが、実際には、そうとは限りません。
 例として、チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)を挙げてみましょう。これは、夏に、白い花を咲かせる植物です。もともと、日本には自生しませんでした。江戸時代に、薬用植物として入ってきました。現在の日本では、野生化した個体も、見られます。
 チョウセンアサガオという種名でも、この種は、朝鮮半島が原産地ではありません。インドあたりが原産だとされます。種名に「朝鮮」と付いたのは、江戸時代の日本にとっては、朝鮮半島が、外国を象徴したからでしょう。「外国の植物」の意味合いでした。
 日本は、江戸時代に、鎖国していましたね。その中にあって、李氏【りし】朝鮮(当時の朝鮮半島にあった国)は、日本と外交関係を持つ、数少ない国でした。
 チョウセンアサガオの種名については、また別に、紛らわしいことがあります。種名に「アサガオ」と付いても、アサガオの仲間ではありません。アサガオは、ヒルガオ科に属しますが、チョウセンアサガオは、ナス科に属します。
 チョウセンアサガオには、いくつもの近縁種があります。その一種に、ケチョウセンアサガオ(毛朝鮮朝顔)という種があります。この種の分類が、混乱しています。
 そもそも、ケチョウセンアサガオは、正式な日本語名(標準和名)が、定まっていません。複数の日本語名がある状態です。ケチョウセンアサガオ以外に、アメリカチョウセンアサガオ、ツノミチョウセンアサガオという日本語名があります。
 「アメリカ」チョウセンアサガオなんて、矛盾した種名ですね。チョウセンアサガオの仲間で、北米が原産であることから、この名が付きました。
 ケチョウセンアサガオと、アメリカチョウセンアサガオとは、同種だという説と、違う種だという説と、両方あります。それにともない、ラテン語の学名も、複数あります。どれが正しい学名なのかも、定まっていないようです。
 チョウセンアサガオの仲間について、調べる場合は、種名や分類に御注意下さい。

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過去の記事でも、混乱しやすい種名を持つ植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウメじゃない梅がある?(2011/02/18)
雪割草【ゆきわりそう】と、ユキノシタは、違う? 同じ?(2011/02/04)
楓【かえで】? いえ、楓【ふう】の木です(2010/11/29)
桂【けい】とは、どんな植物?(2010/11/22)
忘れ草【わすれぐさ】とは、どんな植物?(2010/08/25)
などです。

2011年8月11日

糸満の福猫・チビちゃん

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糸満の福猫・チビちゃん 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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沖縄 糸満【2011.07.29】

2011年8月10日

コムラサキ

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コムラサキ 画像
和名:コムラサキ
学名:Callicarpa dichotoma
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東京 港区【2011.08.09】

2011年8月 9日

ヨウシュヤマゴボウ

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ヨウシュヤマゴボウ 画像
和名:ヨウシュヤマゴボウ
学名:Phytolacca americana L.
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東京 新宿【2011.07.26】
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2011年8月 8日

さえずりは、真似【まね】に始まる? 鳴く鳥たち

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 暑いですね。だからといって、空調の効いた室内にこもるのは、もったいないです。高原や森林へ出かけましょう。天然の涼しい風が、心身をいやしてくれます。
 高原や森林では、鳥のさえずりが聞こえますね。それらの鳥の声も、人をいやしてくれます。中には、複雑な節回しで鳴く鳥もいます。まさに「鳥の歌」と言えます。
 そのような「歌」を歌う鳥に、クロツグミがいます。名のとおり、ツグミ科の一種です(分類には、異説もあります)。ほぼ日本全国で、夏鳥として見られます。雄の背が黒いのが、特徴です。雌の背は、褐色です。雌雄ともに、腹部に黒い斑点があります。
 多くの鳥では、さえずりの節回しは、決まっています。ところが、クロツグミは、そうではありません。地域や、個体によって違います。ウグイスの「ほーほけきょ」や、カッコウの「かっこう」のように、わかりやすい声ではありません。
 なぜ、クロツグミの鳴き声は、複雑で、変異が多いのでしょうか? これは、「クロツグミが、他の鳥の声を真似るからではないか」と考えられています。どうやら、個々のクロツグミは、周囲の鳥のさえずりを取り入れて、自分独自の節回しを持つようです。
 そのような習性を持つ鳥は、他にも、日本にいます。例えば、キビタキです。ヒタキ科に属する一種です。クロツグミと同じく、ほぼ日本全国で、夏鳥として見られます。
 キビタキの雄も、複雑な節回しでさえずります。鳴き方には、やはり変異が多く、とても同一種が鳴いているとは思えないこともあります。キビタキも、周囲の鳥の鳴き声を真似て、自分のさえずりに変異を付けているようです。
 キビタキやクロツグミは、なぜ、こんなことをするのでしょうか? はっきりとは、わかっていません。けれども、一つの仮説があります。
 それは、「より複雑な鳴き方をした雄のほうが、雌にモテる」というものです。冗談みたいですね。でも、本当にこういう考えがあります。複雑な「歌」を歌うのは、難しいことです。より難しいことができる雄のほうを、雌が評価する、ということらしいです。
 鳥でも人でも、難しいことに挑戦する姿は、格好よく見えるのかも知れません(笑)

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過去の記事でも、鳥のさえずりについて取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
経読み鳥【きょうよみどり】とは、どんな鳥?(2011/05/09)
オオルリは瑠璃色【るりいろ】じゃない?(2007/08/03)
鵺【ぬえ】の正体はトラツグミ(2006/08/04)
田植えを促【うなが】す? ホトトギス(2006/05/03)
モズはなぜ秋にさえずる?(2005/09/19)
などです。

2011年8月 7日

クロツラヘラサギ

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クロツラヘラサギ 画像
和名:クロツラヘラサギ
学名:Platalea minor
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沖縄 豊見城【2011.07.29】
図鑑↓↓↓↓↓には、クロツラヘラサギが掲載されています。
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2011年8月 6日

イソシギ

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イソシギ 画像
和名:イソシギ
学名:Actitis hypoleucos
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沖縄 金武【2011.07.28】
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2011年8月 5日

ユリの仲間は、チョウと仲良し?

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 ユリの仲間は、日本の夏を代表する花と言えるでしょう。日本には、多くのユリの種が、自生しています。以前、ブログで取り上げたとおりです(聖母マリアと白百合【しらゆり】の関係(2006/5/18))。栽培植物としても、ユリは、人気がありますね。
 ユリの仲間は、どれもみな、似た形の花を咲かせます。でも、種によって、少しずつ形が違います。上向きに咲くスカシユリ、横向きに咲くヤマユリやテッポウユリ、下向きに咲くオニユリやカノコユリなどがあります。
 花屋に勤めたことのある方や、園芸をやる方や、華道をやる方などは、ユリの花を扱う時、気づいたことがありませんか? ユリの花粉は、とてもくっつきやすいですよね。服などに付いてしまうと、なかなか取れません。これは、なぜでしょうか?
 この花粉が、ユリの花の最大の特徴かも知れません。花において、主要な目的を果たすものだからです。昆虫の体に付いて、運んでもらいやすいようになっているのです。
 ユリの花に来る昆虫のうち、主なものは、チョウ(蝶)の仲間です。チョウは、体が鱗粉【りんぷん】に覆われていますね。さらさらした花粉では、鱗粉にはじかれて、くっつくことができません。このために、ねばねばした花粉になっています。
 ユリの仲間では、雄しべと雌しべとが、長く伸びている花が多いですね。ヤマユリやカノコユリなどが、特に目立ちます。これにも、意味があります。
 チョウの仲間は、「花の奥にもぐり込む」ことができません。翅【はね】が大きいからです。チョウは、花の表面に軽く止まって、蜜を吸います。そのような状態のチョウに、花粉を付けたり、付いた花粉を受け取ったりするには、どうしたらいいでしょうか?
 ユリの花は、「雄しべと雌しべとを長くする」ことで、問題を解決しました。長い雄しべに、粘る花粉があれば、離れたところのチョウの翅にも、花粉が付けられます。長い雄しべと雌しべとは、花にとまるチョウの足場にもなります。
 よくできた花ですね。けれども、ヒトにとっては、粘る花粉は好ましくないこともあります。花屋で売られるユリは、たいてい、花粉のある部分が取り除かれています。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヤマユリ、テッポウユリ、スカシユリ、ウバユリなどが掲載されています。ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-
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過去の記事でも、ユリに近縁な植物や、ユリに似た植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
忘れ草【わすれぐさ】とは、どんな植物?(2010/08/25)
テッポウユリ(2010/05/19)【画像】
テッポウユリ(2009/05/27)【画像】
聖母マリアと白百合【しらゆり】の関係(2006/05/18)
などです。

2011年8月 4日

ホウオウボク

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ホウオウボク(鳳凰木) 画像
和名:ホウオウボク
学名:Himantopus himantopus
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沖縄 那覇【2011.07.28】

2011年8月 3日

シロハラクイナ

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シロハラクイナ 画像
和名:シロハラクイナ
学名:Himantopus himantopus
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沖縄 金武【2011.07.28】

2011年8月 2日

ヒルガオ

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ヒルガオ 画像
和名:ヒルガオ
学名:Calystegia japonica Choisy
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東京 新宿【2011.07.26】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒルガオが掲載されています。
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2011年8月 1日

海中の植物園? サンゴの仲間たち

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 海の生き物には、「ウミ○○」といった種名が付くものが、多いですね。「○○」には、陸の生き物の名が入ります。私たちが、陸の生き物のほうを、見慣れているためでしょう。中には、動物なのに、植物の名が付くものもあります。例えば、サンゴの仲間です。
 サンゴの仲間は、脚がありません。まるで陸上の植物のように、移動しないで暮らします。そのうえ、ひらひらした触手が、葉や花びらを連想させます。
 けれども、サンゴは、植物ではありません。動物です。刺胞動物門【しほうどうぶつもん】花虫綱【はなむしこう、または、かちゅうこう】というグループに属します。
 今回は、植物の名が付いたサンゴの仲間を、紹介しましょう。
 ハナヤサイサンゴというサンゴの一種があります。ハナヤサイとは、カリフラワーの日本語名です。群体の様子が、カリフラワーに似るために、こんな名になりました。
 ハナヤサイサンゴは、花虫綱の中の、イシサンゴ目【もく】ハナヤサイサンゴ科に属します。同じ科には、ショウガサンゴ(生姜サンゴ)という種名のものもいます。
 イシサンゴ目といえば、熱帯の海のサンゴ礁を形成する、主なグループです。このグループでは、ミドリイシ科が有名ですね。スギノキミドリイシ、サボテンミドリイシなどの種があります。やはり、群体の様子から、種名が付いています。
 他に、イシサンゴ目には、ウミバラ科というグループもあります。スジウミバラ、レースウミバラなどの種があります。どんな美しいサンゴだろうと思いますよね。でも、私が見た限りでは、「海の薔薇」という名は、ちょっと大げさだと思います(笑)
 ウミバラ科には、キッカサンゴという種もあります。菊花サンゴという意味の種名です。こちらも、菊の花に見えるかと言われれば、難しいかも知れません。
 イシサンゴ目のビワガライシ科には、アザミサンゴという種があります。ふさふさと触手を伸ばす様子が、アザミの花に見えたようです。
 前記の種は、どれも、熱帯のサンゴ礁で見られるものです。種名は、やや牽強付会でも、健康なサンゴは美しいです。熱帯の海へ行ったら、ぜひ観察してみて下さい。

図鑑↓↓↓↓↓には、ハナヤサイサンゴ、ミドリイシの一種などのサンゴが掲載されています。
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過去の記事でも、サンゴの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
海の生き物と遊ぼう、よしもとおもしろ水族館(2011/04/09)
世界最長寿のサンゴが発見される?(2009/04/04)
白保【しらほ】のサンゴは普通と違う? アオサンゴ(2008/11/17)
宝石の珊瑚【さんご】はサンゴ礁のサンゴか?(2007/03/05)
サンゴ礁と台風の関係(2005/09/02)
などです。