2011年8月 1日
海中の植物園? サンゴの仲間たち
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海の生き物には、「ウミ○○」といった種名が付くものが、多いですね。「○○」には、陸の生き物の名が入ります。私たちが、陸の生き物のほうを、見慣れているためでしょう。中には、動物なのに、植物の名が付くものもあります。例えば、サンゴの仲間です。
サンゴの仲間は、脚がありません。まるで陸上の植物のように、移動しないで暮らします。そのうえ、ひらひらした触手が、葉や花びらを連想させます。
けれども、サンゴは、植物ではありません。動物です。刺胞動物門【しほうどうぶつもん】花虫綱【はなむしこう、または、かちゅうこう】というグループに属します。
今回は、植物の名が付いたサンゴの仲間を、紹介しましょう。
ハナヤサイサンゴというサンゴの一種があります。ハナヤサイとは、カリフラワーの日本語名です。群体の様子が、カリフラワーに似るために、こんな名になりました。
ハナヤサイサンゴは、花虫綱の中の、イシサンゴ目【もく】ハナヤサイサンゴ科に属します。同じ科には、ショウガサンゴ(生姜サンゴ)という種名のものもいます。
イシサンゴ目といえば、熱帯の海のサンゴ礁を形成する、主なグループです。このグループでは、ミドリイシ科が有名ですね。スギノキミドリイシ、サボテンミドリイシなどの種があります。やはり、群体の様子から、種名が付いています。
他に、イシサンゴ目には、ウミバラ科というグループもあります。スジウミバラ、レースウミバラなどの種があります。どんな美しいサンゴだろうと思いますよね。でも、私が見た限りでは、「海の薔薇」という名は、ちょっと大げさだと思います(笑)
ウミバラ科には、キッカサンゴという種もあります。菊花サンゴという意味の種名です。こちらも、菊の花に見えるかと言われれば、難しいかも知れません。
イシサンゴ目のビワガライシ科には、アザミサンゴという種があります。ふさふさと触手を伸ばす様子が、アザミの花に見えたようです。
前記の種は、どれも、熱帯のサンゴ礁で見られるものです。種名は、やや牽強付会でも、健康なサンゴは美しいです。熱帯の海へ行ったら、ぜひ観察してみて下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、ハナヤサイサンゴ、ミドリイシの一種などのサンゴが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。
過去の記事でも、サンゴの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
海の生き物と遊ぼう、よしもとおもしろ水族館(2011/04/09)
世界最長寿のサンゴが発見される?(2009/04/04)
白保【しらほ】のサンゴは普通と違う? アオサンゴ(2008/11/17)
宝石の珊瑚【さんご】はサンゴ礁のサンゴか?(2007/03/05)
サンゴ礁と台風の関係(2005/09/02)
などです。
松沢千鶴
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