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2011年10月31日

アカコッコの分布の謎

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 日本の天然記念物の一つに、アカコッコという鳥がいます。「コッコ」という種名が、面白いですね。この名からは、ニワトリが想像されますが、アカコッコは、ニワトリの仲間ではありません。ツグミの仲間(ツグミ科の一種)です。
 アカコッコは、なぜ、天然記念物に指定されたのでしょうか? 分布域が狭くて、珍しい鳥だからです。現在のところ、アカコッコの繁殖地として確認されているのは、日本の伊豆諸島と、トカラ列島だけです。特に、伊豆諸島の三宅島のものが、知られます。
 伊豆諸島も、トカラ列島も、決して広くない島々です。このように、限られた地域で繁殖する生き物は、絶滅しやすいです。災害が起こったり、敵が侵入したりすれば、一撃で絶滅しかねないからです。アカコッコも、絶滅が心配されています。
 アカコッコの分布については、謎があります。伊豆諸島とトカラ列島という分布域が、飛び離れていることです。なぜ、こんな分布なのか、わかっていません。
 謎をかき立てるのは、アカコッコが、長距離を飛べることです。アカコッコの中には、伊豆諸島から、日本の本土へ飛んできて、冬を越すものがいます。伊豆半島や、相模湾の沿岸で、姿が確認されています。越冬するだけで、繁殖は確認されていません。
 長距離を飛べるのなら、狭い島でばかり暮らさずに、本土へ分布を広げてもよさそうですね? けれども、実際には、そうなっていません。アカコッコたちは、島で繁殖することを、選び続けています。
 となると、余計に、飛び離れた分布が謎ですね。アカコッコは、なぜ、どうやって、互いに離れた地に、繁殖地を求めたのでしょうか?
 伊豆諸島のアカコッコと、トカラ列島のアカコッコとのあいだに、行き来はあるのでしょうか? 遠く離れていても、同種の繁殖相手を求めて飛んでゆく、などということが、あるのでしょうか? これらについても、わかっていません。
 行き来があるのなら、アカコッコの未来が、少し明るくなります。繁殖相手を選べるのは、良いことだからです。この分野の調査が、進むとよいですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、アカコッコが掲載されています。
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過去の記事でも、分布域が限られた生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
大陸とのつながりを示す? ナミエガエル(2011/06/27)
美しい偏食ヘビ、リュウキュウアオヘビ(2009/12/14)
日本最大のネズミは、ケナガネズミ(2008/11/10)
メグロはメジロと仲良し?(2007/11/12)
貝に卵を産む? 不思議な魚たち(2007/03/30)
などです。

2011年10月30日

コアオアシシギ

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コアオアシシギ 画像
和名:コアオアシシギ
学名:Tringa stagnatilis
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沖縄 金武【2011.09.29】

2011年10月29日

エリマキシギ

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エリマキシギ 画像
和名:エリマキシギ
学名:Philomachus pugnax
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沖縄 金武【2011.09.29】


2011年10月28日

オークは、楢(ナラ)の木? 樫(カシ)の木?

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 読書の秋ですね。ヨーロッパの文学を読んでいると、「オークの木」が、よく登場します。オーク―英語のつづりは、oak―とは、どんな樹木でしょうか?
 日本では、オークは、カシ(樫)や、カシワ(柏)などと訳されてきました。けれども、この翻訳は、正確とは言いがたいです。最近の辞書ですと、ナラ(楢)となっていることが、多いですね。そちらのほうが、正確です。
 オークとは、一種の植物だけを指す言葉ではありません。ブナ科コナラ属に属する種の総称です。普通は、コナラ属の中で、冬に落葉する種を、オークと呼びます。
 日本語では、冬に落葉するコナラ属は、ナラと総称されることが多いです。ですから、オーク=ナラとして、間違いではありません。
 では、なぜ、昔の辞書では、オークが、カシやカシワになっていたのでしょうか? じつは、カシも、カシワも、同じブナ科コナラ属に属するからです。カシもナラも一緒に、オークと呼ばれることもあります。近縁なうえ、姿も似るため、混同されたのですね。
 一般的には、コナラ属の中で、常緑の種を、カシと総称します。カシワというのは、コナラ属の中の、ある一種です。カシワは、冬に落葉します。
 カシワは、ヨーロッパには分布しません。カシ(常緑のコナラ属)は、ヨーロッパにも分布するものの、南部の一部にあるだけです。どちらも、ヨーロッパでは、馴染みが薄い樹木です。ヨーロッパ文学で、「オーク」とあれば、ナラの可能性が高いでしょう。
 オークは、古来、ヨーロッパ人に尊重されてきました。例えば、古代ギリシアでは、オークが、「主神ゼウスの聖木」とされました。古代ギリシアのドドナの神託所では、巫女が、聖なるオークの葉ずれの音を聴いて、神託を出したといわれます。
 ヨーロッパの古い文明、ケルトでも、オークは神聖な木でした。古代ケルトには、ドルイドという聖職者階級がいました。ドルイドの名は、古代のケルト語の「オーク」を表わす言葉に由来するといわれます。オークを崇拝していたのでしょう。
 植物のことを知って読めば、文学作品は、いっそう味わい深くなると思います。

図鑑↓↓↓↓↓には、ブナ科コナラ属のアカガシ、アラカシ、ウバメガシ、シラカシ(以上カシ類)、コナラ、ミズナラ(以上ナラ類)、カシワ、クヌギが掲載されています。
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過去の記事でも、ブナ科コナラ属の植物を取り上げています。また、ブナ科コナラ属の植物に付く昆虫も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
古代の「ははそ」の正体は?(2010/08/13)
森林の妖精? ゼフィルスたち(2010/06/14)
アシナガバチ? いえ、カシコスカシバです(2008/09/15)
柏餅【かしわもち】は、なぜカシワで作られる?(2008/05/05)
昆虫にも「ミミズク」がいる?(2007/07/09)
などです。

2011年10月27日

コチドリ

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コチドリ 画像
和名:コチドリ
学名:Charadrius dubius
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沖縄 金武【2011.09.29】

図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
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2011年10月26日

イソシギ

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イソシギ 画像
和名:イソシギ
学名:Actitis hypoleucos
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沖縄 金武【2011.09.29】

2011年10月25日

ソリハシシギ

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ソリハシシギ 画像
和名:ソリハシシギ
学名:Xenus cinereus
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沖縄 金武【2011.09.29】

図鑑↓↓↓↓↓には、ソリハシシギが掲載されています。
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2011年10月24日

大鯰(オオナマズ)は、実在するか?

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 日本の民話には、とてつもなく大きい鯰(ナマズ)が登場することがありますね。例えば、茨城県の鹿島神宮にまつわる話で、語られます。「ヒトが乗れる大きさがある」などと言われたりします。そのような大型のナマズは、日本にいるのでしょうか?
 日本で、最も普通に見られるナマズの仲間は、「ナマズ」という種名のものです。他種のナマズと区別するために、マナマズと呼ばれることもあります。この種は、言われるほど大きくなりません。せいぜい、60cmくらいです。
 もっと大きくなるナマズの仲間が、日本にいます。日本に分布するナマズで、最大なのは、ビワコオオナマズという種でしょう。この種は、全長1mほどになります。
 ビワコオオナマズは、民話の大鯰のモデルなのでしょうか? そうとは限りません。「オオナマズ」といっても、全長1mでは、ヒトが乗るには、小さすぎますね。
 加えて、ビワコオオナマズは、分布が限られています。日本国内でも、琵琶湖と、淀川水系にしか分布しません。前述の鹿島神宮の場合などは、そもそも、ビワコオオナマズが分布しない地域です。話が成り立ちませんね。
 じつは、江戸時代より前には、普通のナマズ(種名ナマズ)も、鹿島神宮付近には、分布しなかったのではないかといわれます。
 種名ナマズは、本来、西日本にしか分布しなかったようです。種名ナマズの分布は、ヒトによって、広げられました。食用になるためです。東日本の人々にとっては、見慣れぬ不気味な魚だったのかも知れません。そのため、民話の材料にされたのでしょうか。
 民話や伝説の大鯰は、誇張されたものでしょう。あくまで「お話」です。
 それでも、ビワコオオナマズは、日本の淡水魚では、最大級の種の一つに入ります。ビワコオオナマズと同等か、それ以上に大きくなる淡水魚と言えば、日本の在来種では、イトウ、チョウザメ、オオウナギ、コイくらいしかいません。
 なお、海外へ目を向ければ、巨大なナマズの種が、たくさんいます。それこそ、ヒトが乗れそうなオオナマズもいます。それらの種は、ぜひ、水族館で、御覧下さい。

図鑑↓↓↓↓↓には、ナマズ科のナマズ、ビワコオオナマズが掲載されています。
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過去の記事でも、ナマズを取り上げています。また、大型になる日本の淡水魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本最大の淡水魚とは?(2010/07/26)
ウナギとオオウナギとは、違う? 同じ?(2010/05/21)
しゃべるナマズがいる?(2006/08/11)
ナマズ(鯰)は地震を予知するか?(2006/05/30)
などです。

2011年10月23日

タカブシギ

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タカブシギ 画像
和名:タカブシギ
学名:Tringa glareola
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沖縄 金武【2011.09.29】

図鑑↓↓↓↓↓には、タカブシギが掲載されています。
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2011年10月22日

クロハラアジサシ

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クロハラアジサシ 画像
和名:クロハラアジサシ
学名:Chlidonias hybridus
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沖縄 金武【2011.09.29】

2011年10月21日

ゴマノハグサ科は、大分裂中?

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 植物の中に、ゴマノハグサ科という分類グループがあります。この科は、伝統的には、四千種以上を含む、大きなグループでした。有名な種としては、園芸植物のキンギョソウや、道端で見られるオオイヌノフグリが含まれます。
 ところが、最近、この科は、解体されつつあります。生物学が進んで、「ゴマノハグサ科には、近縁でない種同士が含まれる」ことが、わかってきたためです。
 ゴマノハグサ科の分類は、組み直されている最中です。このために、同じ種でも、図鑑やウェブサイトにより、違う分類にされていることが、少なくありません。
 中には、科の下の分類グループである属についても、組み直されている種もあります。おかげで、ゴマノハグサ科の分類は、混乱しているのが、現状です。
 一例を挙げてみましょう。ウリクサ(瓜草)です。いわゆる道端の雑草の一種です。
 ウリクサは、マクワウリに似た果実が実るところから、この名が付きました。とはいえ、ウリのように、つるにはなりません。小さな草です。果実も、マクワウリより、ずっと小さいです。よく見なければ、果実があるかどうかも、わかりません。
 伝統的には、ウリクサは、ゴマノハグサ科とされてきました。けれども、前述の理由により、ゴマノハグサ科ではないとされることが多くなりました。
 どの科に含めるのかは、まだ揺れています。アゼトウガラシ科とされる場合や、オオバコ科とされる場合があります。
 そもそも、ウリクサは、どの属に含まれるのかも、揺れています。独自のウリクサ属とする説もあれば、アメリカアゼナなどと同じアゼトウガラシ属とする説もあります。
 ウリクサの分類は、「アゼトウガラシ科アゼトウガラシ属」になったり、「オオバコ科ウリクサ属」になったりするわけです。伝統的なゴマノハグサ科を含めて、これ以外の科と属との組み合わせも、あり得ます。これでは、まったく別の種のようですね。
 ゴマノハグサ科に限らず、生物学では、こういう事態が、いつ起こるかわかりません。正確な情報を得るには、チェックを怠らない姿勢が必要です。

図鑑↓↓↓↓↓には、ゴマノハグサ科のウリクサ、アメリカアゼナなどが掲載されています。
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過去の記事でも、分類が混乱している生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
属名で混乱中、ヒエンソウ(飛燕草)の仲間たち(2011/05/27)
分類が混乱中、カエデの仲間(2010/11/01)
カジカ(鰍)の迷宮(2009/12/21)
とろろの材料になるのは、ヤマイモ? ヤマノイモ?(2008/11/07)
ギンブナ(銀鮒)の種名は、大混乱中(2008/10/28)
などです。

2011年10月20日

セイタカシギ

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セイタカシギ 画像
和名:セイタカシギ
学名:Himantopus himantopus
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沖縄 金武【2011.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、セイタカシギが掲載されています。
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2011年10月19日

モンシロチョウ

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モンシロチョウ 画像
和名:モンシロチョウ
学名:Pieris rapae crucivora
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東京都 渋谷【2011.10.10】

図鑑↓↓↓↓↓には、モンシロチョウが掲載されています。
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2011年10月18日

ツマグロヒョウモン

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和名:ツマグロヒョウモン
学名:Tringa nebularia
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東京都 渋谷【2011.10.10】

2011年10月17日

宿主をあやつる、フクロムシの驚異

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 寄生生物という名の響きは、ちょっと怪しげですよね。実際、寄生生物には、私たちの想像を絶する生活ぶりのものが多いです。
 今回は、そのような寄生生物の仲間を紹介しましょう。フクロムシです。
 磯で、カニやヤドカリの腹部に、袋状のものが付いているのを、見たことがありませんか? それは、フクロムシの一種かも知れません。
 フクロムシの仲間は、海に棲みます。カニ、エビ、ヤドカリなどの節足動物に寄生します。最も目にする可能性が高いのは、おそらく、ウンモンフクロムシという種でしょう。この種は、磯によくいるイソガニ、イワガニ、ヒライソガニに寄生するからです。
 ウンモンフクロムシは、一見、カニの卵のように見えます。カニの腹部から、フクロムシの体の一部がはみ出して見えるため、「卵を抱いている」と勘違いされやすいです。
 カニの卵のように見える部分は、フクロムシの体の一部です。エキステルナと呼ばれます。この部分には、フクロムシ自身の卵が、いっぱい詰まっています。
 フクロムシの本体は、カニの体内にあります。こちらは、インテルナと呼ばれます。インテルナは、植物の根のように、カニの体中に張り巡らされています。この部分が、カニから栄養を奪います。カニにとっては、災難ですね。
 災難は、他にもあります。寄生された宿主は、繁殖ができなくなるのです。
 なぜ、そうなるのでしょうか? 繁殖とは、とてもエネルギーを使う行為だからです。フクロムシにとっては、宿主から取れる栄養が、減ることになります。「そんな行為は許せない」とばかりに、フクロムシは、宿主の繁殖能力を奪います。
 ウンモンフクロムシに寄生されたカニが、雄だった場合は、さらに悲劇的なことになります。雄なのに、雌のようにふるまうカニになります。まるで卵を抱く雌のように、カニは、フクロムシのエキステルナの世話をします。
 宿主のカニは、結局、フクロムシの繁殖の手伝いまでさせられます。外見からは、袋のようにしか見えない生き物が、ここまでするとは、自然の驚異の一つですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、ウンモンフクロムシの宿主となるイソガニ、イワガニ、ヒライソガニが掲載されています。
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過去の記事でも、寄生生物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ススキの下で、何を思う? ナンバンギセル(2010/09/10)
恐るべき?社会寄生、トゲアリ(2010/07/12)
年に二回、花が咲く? エゴノキ(2010/05/28)
ハリガネムシ(針金虫)は、ヒトに寄生する?(2008/08/27)
キチョウの雄(オス)が雌(メス)になる?(2007/09/03)
などです。

2011年10月16日

ソリハシシギ

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和名:ソリハシシギ
学名:Xenus cinereus
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沖縄 金武【2011.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、ソリハシシギが掲載されています。
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2011年10月15日

アカアシシギ

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アカアシシギ 画像
和名:アカアシシギ
学名:Tringa totanus
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沖縄 金武【2011.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、>アカアシシギが掲載されています。
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2011年10月14日

仲間は、地球の裏側に? アケビ

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 アケビは、一定以上の年齢の方には、懐かしい食べ物かも知れませんね。日本の野山に生える、代表的な果実です。つるになる植物です。
 アケビとは、アケビ科アケビ属に属する一種です。アケビ科に属する種を、アケビと総称することもあります。この仲間は、どれも、似た果実を付けます。長円形で、皮の色が、紫っぽいことが多いです。果実は、食べられます。ほんのり甘く、美味しいです。
 日本の野山には、アケビ以外にも、アケビ科の種が分布します。ミツバアケビ、ムベなどです。どの種も、昔は、子どもが喜ぶおやつだったそうです。店で売られるのではありません。野山で取って食べるものでした。素朴で、身近な植物だったのですね。
 そんなアケビ科には、大きな謎があります。分布に関する謎です。
 アケビ科の植物は、多くが、日本を含む東アジアに分布します。それと飛び離れて、南米のチリに分布する種があります。なぜ、こんなおかしな分布なのでしょうか?
 この謎は、解かれていません。このような分布は、他の生き物でも、あまり類がありません。いったい、どうやったら、こんな分布になるのでしょう?
 私が知る範囲では、ラクダ科の分布が、アケビ科に似ています。植物ではなく、動物ですが。ラクダ科も、ユーラシア大陸と、南米大陸とに、離れて分布します。
 ラクダ科の場合は、なぜ、こんな分布になったのか、ある程度、解明されています。
 ラクダ科は、北米大陸で誕生したと考えられています。そこから、あるグループは、ユーラシアへと分布を広げました。別のグループは、南米へと分布を広げました。
 後に、故郷の北米では、ラクダ科は絶滅してしまいます。ユーラシアのグループと、南米のグループだけが、生き残りました。飛び離れた分布になったのは、そういうわけです。
 もしかしたら、アケビ科にも、こんな歴史があるのかも知れません。でも、今のところ、何の証拠もありません。北米で、アケビ科の化石でも見つかれば、面白いですね。
 アケビは、日本では、平凡な植物です。平凡でも、進化の謎を秘めています。その謎は、地球をまたにかけています。そう考えると、神秘を感じますね。

図鑑↓↓↓↓↓には、アケビ科のアケビ、ミツバアケビ、ムベが掲載されています。
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過去の記事でも、分布に謎を秘めた生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
大陸とのつながりを示す? ナミエガエル(2011/06/27)
ハブが知る? 南西諸島の成立の秘密(2010/11/05)
ヨーロッパ独りぼっち? レンギョウ(2010/03/12)
生き別れの親類が再会? ヤマボウシとハナミズキ(2008/05/19)
大山椒魚(オオサンショウウオ)は冬眠しない?(2007/02/05)
などです。


2011年10月13日

タカブシギ

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タカブシギ 画像
和名:タカブシギ
学名:Tringa glareola
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沖縄 金武【2011.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、タカブシギが掲載されています。
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2011年10月12日

ダイゼン

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ダイゼン 画像
和名:ダイゼン
学名:Pluvialis squatarola
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沖縄 金武【2011.09.28】

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2011年10月11日

バン

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バン 画像
和名:バン
学名:Gallinula chloropus
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沖縄 糸満【2011.09.15】

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2011年10月10日

騙すつもりはないけれど、テントウダマシ

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 生き物の名前には、「○○モドキ」や「○○ダマシ」と付くものがありますね。特に、昆虫に多いです。今回は、その中から、「テントウダマシ」を紹介しましょう。
 テントウダマシとは、昆虫のうちで、甲虫目【こうちゅうもく】テントウダマシ科に属する種の総称です。名のとおり、外見が、テントウムシの仲間に似ています。
 テントウダマシと、テントウムシとは、あまり近縁ではありません。テントウムシのほうは、同じ甲虫目でも、テントウムシ科に属する種の総称です。
 ややこしいことに、テントウダマシ科は、科の名前自体に、混乱があります。テントウダマシ科ではなく、テントウムシダマシ科とされることもあります。
 ところが、単に「テントウムシダマシ」と呼ぶと、テントウダマシ科以外の種を指すことがあります。テントウムシ科のうち、二種が、そのように呼ばれます。
 その二種とは、ニジュウヤホシテントウと、オオニジュウヤホシテントウです。この二種は、どちらも、農作物の害虫として有名です。多くのテントウムシが、益虫とされる中で、イメージに反します。テントウムシダマシと呼ばれるのは、そのためでしょう。
 これらの種をテントウムシダマシと呼ぶことや、テントウダマシ科をテントウムシダマシ科と呼ぶことは、明らかに、紛らわしいですね。避けたほうがいいと思います。
 本物のテントウダマシ科のほうは、菌類(キノコの仲間)を食べる種が多いようです。ヨツボシテントウダマシ、ルリテントウダマシなどが、菌類を食べる種です。
 多くのテントウムシと同じように、益虫とされる種もいます。例えば、キイロテントウダマシがそうです。この種は、農作物の害虫となるカイガラムシを食べます。
 キイロテントウダマシは、名に反して、体色が黄色ではありません。赤です。なぜ、「黄色」という名が付いたのか、調べてみましたが、わかりませんでした。
 テントウダマシ科と誤解されやすいものに、テントウゴミムシダマシの仲間がいます。彼らは、テントウダマシ科ではなく、ゴミムシダマシ科の一群です。外見は、テントウムシにそっくりです。昆虫の世界には、よくよく、紛らわしいものが多いですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヨツボシテントウダマシが掲載されています。
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過去の記事でも、「○○ダマシ」や「○○モドキ」と付く生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カミキリムシ? いえ、カミキリモドキです(2011/07/05)
盗人呼ばわりは、濡れ衣? コクヌスト(2010/06/27)※ゴミムシダマシ科のコクヌストモドキを取り上げています。
影が薄い? ジョウカイモドキ(2010/03/19)
ミールワームとは、どんな虫?(2008/03/28)※ゴミムシダマシ科のキマワリなどを取り上げています。
などです。

2011年10月 9日

チュウサギ

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チュウサギ 画像
和名:チュウサギ
学名:Egretta intermedia
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沖縄 糸満【2011.09.15】

図鑑↓↓↓↓↓には、チュウサギが掲載されています。
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2011年10月 8日

オオメダイチドリ

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オオメダイチドリ 画像
和名:オオメダイチドリ
学名:Charadrius leschenaultii
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沖縄 糸満【2011.09.15】

2011年10月 7日

盗人みたいにこっそり付く? ヌスビトハギ

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 森の中や、草の茂ったところを通ると、衣服に、植物の果実が付いてくることがありますね。植物の中には、動物の体にくっつきやすい果実を付けるものがあります。動物に運んでもらって、広い範囲に子孫を増やそう、という狙いです。
 ヌスビトハギ(盗人萩)は、そういった植物の代表的なものです。ヌスビト(盗人)という名が、面白いですね。こんな名が付いたのには、二つの説があります。
 「この果実の形が、盗人の足跡に似るから」というのが、一つです。もう一つの説では、「ヒトや、その他の動物にこっそり付く様子が、盗人のようだから」といいます。どちらの説が正しいのかは、わかっていません。
 どちらにせよ、ヌスビトの名は、果実がくっつく様子から付けられたようです。そこが一番、目立つ特徴だからでしょう。では、ハギ(萩)のほうの由来は?
 ヌスビトハギの花は、ハギの花の形に似ています。同じマメ科だからです。花が似るために、ハギの名が付きました。
 とはいえ、ハギの一種かといえば、そうは言い切れません。ハギとは、マメ科ハギ属に属する種の総称だからです。ヌスビトハギは、マメ科ヌスビトハギ属に属します。「外見が似ていて、分類的にも近縁だけれど、少し違う」ややこしい関係です。
 ヌスビトハギ属には、ヌスビトハギと似た種が、いく種も含まれます。おまけに、同じヌスビトハギの中でも、変異が多いです。亜種も、いくつもあります。このため、ヌスビトハギ属の種を確定するのは、容易ではありません。
 じつは、ヌスビトハギとは、マルバヌスビトハギという種の一亜種です。マルバヌスビトハギには、他にも、ケヤブハギ、ヤブハギなどの亜種があります。いろいろな亜種を含めたマルバヌスビトハギは、日本国外にも、広く分布します。
 お隣の中国では、ヌスビトハギ属の植物を、薬に使うそうです。日本のヌスビトハギにも、薬効があるのでしょうか? だとすれば、ヌスビトハギは、不名誉な名にもかかわらず、人の役に立つことになりますね。

図鑑↓↓↓↓↓には、が掲載されています。
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過去の記事でも、マメ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
淀殿草【よどどのくさ】とは、どんな植物?(2011/4/14)
タンキリマメで、痰【たん】が切れる?(2011/1/10)
エニシダは、魔女の帚【ほうき】になる?(2009/4/6)
藤(フジ)のつるは右巻き?左巻き?(2007/4/19)
ハギという植物はない?(2005/9/27)
などです。

2011年10月 6日

ソリハシシギ

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ソリハシシギ 画像
和名:ソリハシシギ
学名:Xenus cinereus
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沖縄 金武【2011.09.15】

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2011年10月 5日

ヒバリシギ

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ヒバリシギ 画像
和名:ヒバリシギ
学名:Calidris subminuta
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2011年10月 4日

クロサギ

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クロサギ 画像
和名:クロサギ
学名:Egretta sacra
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2011年10月 3日

野ネズミは、ネズミ科じゃない?

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 ネズミの仲間は、とても種が多く、数も多いです。世界のほとんどの地域で、最も平凡な哺乳類と言えます。日本も、例外ではありません。
 大きく分類すると、ネズミの仲間は、齧歯目【げっしもく】というグループに入ります。齧歯目には、ニホンリスや、ムササビ、ヤマネなども含まれます。
 日本の野山には、アカネズミ、ヒメネズミ、ハタネズミ、ヤチネズミなどのネズミ類が棲みます。いわゆる「野ネズミ」とは、これらのネズミの総称です。
 伝統的には、これらの「野ネズミ」たちは、齧歯目の中のネズミ科に分類されてきました。ところが、最近、その分類が、見直されています。ネズミ科に入らない「野ネズミ」がいるのでは、といわれるようになりました。
 例えば、ハタネズミを挙げてみましょう。ハタネズミは、日本の「野ネズミ」の一種です。各地で普通に見られます。ただし、北海道と四国には、分布しません。
 ハタネズミは、齧歯目ネズミ科ハタネズミ亜科に属するとされてきました。現在も、そのように書いている図鑑やウェブサイトもあります。けれども、新しい考えでは、ハタネズミは、齧歯目キヌゲネズミ科ハタネズミ亜科に属するとされます。
 日本の「野ネズミ」では、スミスネズミやヤチネズミも、ハタネズミと同じ分類とされます。新しい考えでは、これらの種も、ネズミ科ではなく、キヌゲネズミ科になります。
 キヌゲネズミという名を聞いて、ぴんと来る方もいらっしゃるでしょう。キヌゲネズミとは、ハムスターの日本語名です。ハムスターと呼ばれるのには、複数の種がありますが、どの種も、齧歯目キヌゲネズミ科に属します。
 日本の「野ネズミ」が、すべて、キヌゲネズミ科にされたのではありません。以前と同じく、ネズミ科に分類される種もあります。アカネズミやヒメネズミなどです。
 ハタネズミや、スミスネズミや、ヤチネズミは、同じ「野ネズミ」のアカネズミやヒメネズミと近縁だと思われてきました。それが、最近の研究によれば、同じ齧歯目でも、ハムスターのほうに、より近縁だとわかってきたわけです。

図鑑↓↓↓↓↓には、ハタネズミ、ヤチネズミ、スミスネズミ、アカネズミ、ヒメネズミなど、日本の「野ネズミ」が掲載されています。
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過去の記事でも、ネズミの仲間を取り上げています。また、ネズミの仲間と紛らわしい哺乳類も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「ゴンボネズミ」の正体は?(2010/11/19)
ジネズミは、ネズミじゃない?(2010/10/15)
鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です(2009/10/02)
日本最大のネズミは、ケナガネズミ(2008/11/10)
再発見! オキナワトゲネズミ(2008/03/07)
などです。

2011年10月 2日

セイタカシギ

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セイタカシギ 画像
和名:セイタカシギ
学名:Himantopus himantopus
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沖縄 金武【2011.09.15】

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2011年10月 1日

ヒバリシギ

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ヒバリシギ 画像
和名:ヒバリシギ
学名:Calidris subminuta
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