2011年12月19日
カモ? いえ、カイツブリです
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冬、日本では、カモの仲間がたくさん見られます。夏を北国で過ごして、冬を日本で過ごすカモが多いからです。住宅地の水場でも、冬に行くと、意外に多くのカモ類がいます。手軽なバードウォッチングの場として、冬の水場は、お勧めです。
今回は、そのようなバードウォッチングの場で、役立つことを、お教えしましょう。
水上をすいすい泳ぐ鳥は、どれもみな、カモの仲間に見えますね。けれども、時には、カモでない種が混じることがあります。よくいるのが、カイツブリです。
カイツブリは、一般的なカモより、小型です。特徴は、ひっきりなしに、水にもぐることです。よく、カモがやるように、水面にお尻だけ出して、逆立ちはしません。全身を水に浸して、水中にすっかり隠れて、見えなくなります。
カモに見える中に、小さくて、しょっちゅう潜水している鳥がいたら、それは、カイツブリの可能性が高いです。見分けられたら、ちょっと、鼻が高いですね(笑)。
ただし、カモの仲間にも、よく潜水する種がいます。御注意下さい。潜水カモと、カイツブリとを見分けるには、嘴【くちばし】を見るとよいです。カモの嘴は、平たいですね。カイツブリの嘴は、カモと違って、平たくありません。
カイツブリは、足にも特徴があります。もし、上陸しているカイツブリを見つけたら、観察に挑戦して下さい。水上にいることが多いので、機会は少ないですが。
カモの足には、水かきがあります。水をかいて、泳ぎやすいようになっているのですね。ところが、カイツブリの足には、水かきがありません。指のあいだが、水かきでつながっておらず、一本一本、離れています。こんな足で、なぜ、うまく泳げるのでしょうか?
よく観察すると、カイツブリの足の指は、とても太いです。これは、弁足【べんそく】と呼ばれる足です。この太い足の指で、巧みに水をかくことができます。水中での細かい動きには、弁足のほうが、適しているようです。
このように、カイツブリは、カモの仲間とは、かなり違います。このため、カモ科ではなくて、カイツブリ科に分類されています。
図鑑↓↓↓↓↓には、カイツブリが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。
過去の記事でも、水鳥の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
魚か鳥か? シマアジ(2011/03/14)
昔は神さまだった? アビ(2010/02/05)
秋にも繁殖する? バン(2009/9/18)
カモは水に潜るか?(2006/11/27)
カモメは冬にしかいない?(2006/10/23)
などです。
松沢千鶴
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