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2012年1月31日

カメラマンは鳥!? バイオロギング展

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 東京の上野にある、国立科学博物館に、行ってまいりました。現在、ここでは、「動物目線の行動学 バイオロギング」という企画展が開かれています。
 バイオロギングとは、聞き慣れない言葉ですね。これは、最近、作られた言葉です。バイオbio=生き物、ロギングlogging=記録すること、という意味です。ヒト以外の生き物が、自分の行動を、自ら記録することです。なぜ、そんなことができるんでしょうか?
 もちろん、これには、人間が関わっています。生き物を研究する手段の一つとして、出てきました。具体的な例を挙げてみましょう。
 マユグロアホウドリという鳥がいます。名のとおり、アホウドリの一種の海鳥です。
 マユグロアホウドリには、謎がありました。それは、彼らの食べ物のことです。
 海鳥の彼らは、当然、海の魚などを食べています。これまでの調査で、彼らの食べ物には、深海魚が含まれることがわかっていました。
 ところが、マユグロアホウドリは、深海魚が獲れるほど、深く潜ることはできません。なのに、なぜ、深海魚を得られるのでしょうか?
 この謎を解くために、バイオロギングが使われました。マユグロアホウドリの背中に、小型のカメラを取り付けたのです。このカメラは、自動的に、写真を撮り続けられるようになっていました。つまり、「鳥目線」で見た世界を、写した写真です。
 数日後、カメラが回収されました。撮られた写真を調べると、中に、複数のマユグロアホウドリが、シャチを追って飛んでいる写真がありました。
 これにより、マユグロアホウドリが食べ物を得るのに、シャチを利用しているらしいことが、わかりました。シャチは、深海まで潜ることができます。そこで、深海魚を捕まえます。獲物を食べるのは、海面近くに浮上してからです。
 シャチが、海面近くで食べ散らかした深海魚を、マユグロアホウドリが取ってゆくのだろうと考えられています。バイオロギングのおかげで、初めてわかったことです。バイオロギング展に行くと、このような興味深い例を、いくつも見ることができます。

図鑑↓↓↓↓↓には、バイオロギング展で紹介されているシャチ、マンボウ、カブトガニなどが掲載されています。
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国立科学博物館のバイオロギング展のページ


過去の記事でも、生き物に関する博物館の展示を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
世界のクジラ模型展(2012/1/18)


2012年1月30日

白いガンや黒いガンがいる?

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 ガン(雁)は、日本で、古来、親しまれた渡り鳥ですね。古語では、「かり」と呼ばれました。和歌にたくさん詠まれています。越冬するために、秋に日本にやってきます。
 多くの場合、ガンと呼ばれるのは、マガンという種です。けれども、この一種だけが、ガンとされるのではありません。カモ目【もく】カモ科の鳥のうちで、おおむね、ハクチョウより小さく、普通のカモより大きい種を、ガンと呼んでいます。
 日本に来るガンとしては、マガン、ヒシクイ、カリガネ、サカツラガン、コクガン、ハクガンなどの種があります。中でも、マガンとヒシクイの飛来数が多いです。カリガネ、サカツラガン、ハクガンなどは、わずかな数しか見られません。
 江戸時代以前の日本には、今よりも、ずっと多くのガンが、日本に来ていました。
 例えば、ハクガンです。ハクガンは、名のとおり、全身がほぼ真っ白なガンです。一見、小さなハクチョウか、ガチョウのようです。個体によっては、青灰色のものもいます。
 江戸時代の文献によれば、当時の江戸湾―現在の東京湾―には、雪が積もったように見えるほど、ハクガンの群れが来たといいます。それが、今では、マガンなどの群れに混じって、ほんの数羽が見られるだけです。
 白いガンばかりでなく、黒いガンもいます。コクガンです。コクガンは、ハクガンに比べれば、日本に来る数が多いです。とはいえ、少ない年には、数十羽しか見られません。
 コクガンは、年により、日本への飛来数が、大きく異なります。多い年には、数百羽が見られます。なぜ、このように数が違うのかは、まだ解明されていません。
 昔の日本には、もっと恒常的に、もっとたくさんのコクガンが来たと考えられています。確実なデータがないため、推定ですが。
 現在の日本では、コクガンは、国の天然記念物に指定されています。それでも、なかなか、飛来数は増えません。いったん減った生き物を増やすのは、大変です。
 日本に来るのに、コクガンは、北極圏から、三千kmもの長距離を飛んでくると推定されています。こんな長旅をしてくる鳥たちは、あたたかく迎えたいですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、ガンの仲間のマガン、ヒシクイ、コクガンが掲載されています。
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過去の記事でも、ガンの仲間を取り上げています。ガンに近縁なカモやハクチョウも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
魚か鳥か? シマアジ(2011/03/14)
カモは水に潜るか?(2006/11/27)
シジュウカラガンとヒナ(2006/06/02)
雁(ガン)の恩返し(2006/01/16)
白鳥(ハクチョウ)は冬の使者(2006/01/11)
などです。

2012年1月29日

スイセン

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スイセン 画像
和名:スイセン
学名:Narcissus tazetta L.
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スイセン・ペーパーホワイト
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ニホンズイセン

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿【2012.01.19】

図鑑↓↓↓↓↓には、スイセンが掲載されています。
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2012年1月28日

サクラ2種

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ジュウガツザクラ、コブクザクラ 画像
和名:ジュウガツザクラ
学名:Cerasus X subhirtella Autumnalis 'Makino'
和名:コブクザクラ
学名:Cerasus X parvifolia 'Parvifolia' Matsumura
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ジュウガツザクラ
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コブクザクラ

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東京 新宿【2012.01.19】

図鑑↓↓↓↓↓には、ジュウガツザクラが掲載されています。
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2012年1月27日

イチイ(一位)は、位の高い木?

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 冬でも、青々と葉を茂らせている木を、常緑樹と呼びますね。日本には、たくさんの常緑樹があります。その中の一種が、イチイです。イチイ科イチイ属に属します。
 イチイは、北海道から九州まで分布します。どちらかといえば、寒い地方に多いです。北海道や東北で、よく見られます。街路樹などにされることも、多いです。
 イチイとは、変わった種名ですよね。この名の由来には、いくつかの説があります。有力なのは、「昔、イチイの木材を、笏【しゃく】の材料にしたから」という説です。
 笏とは、朝廷で、威儀を正すために用いる物でした。そのために、「一位」という高い位が与えられたといわれます。この説が正しいとは限りません。他の説もあります。
 イチイには、オンコ、アララギなどの別名があります。オンコとは、北海道などでの方言名です。よく誤解されますが、アイヌ語名ではありません。
 アイヌ語では、イチイは、クネニと呼ばれるそうです。クネニの意味は、「弓になる木」です。アイヌの人たちは、伝統的に、イチイで、狩猟用の弓を作りました。
 イチイ属の他の種で、同じ用途にされたものがあります。ヨーロッパイチイです。
 ヨーロッパイチイは、名のとおり、ヨーロッパに分布します。ヨーロッパでは、旧石器時代から、この木で弓が作られてきました。古い地層から、ヨーロッパイチイ製の弓が見つかっています。中世のヨーロッパでも、この木の弓が、武器に使われました。
 イチイ属のラテン語の学名Taxusは、弓という意味を持ちます。ヨーロッパイチイが、弓に使われたことに由来します。
 ヨーロッパイチイと、日本のイチイとは、外見が似ます。どちらも常緑樹で、赤い果実がみのります。果実の赤い部分―仮種皮という部分です―は、食べられます。
 両種は、木材の性質も似ています。成長が遅いために、材が稠密【ちゅうみつ】になり、丈夫な木材となります。弓に使われるのは、それなりの理由があるのですね。
 イギリスの古い教会には、ヨーロッパイチイがあることが多いそうです。神聖な木とみなされたのでしょう。笏にされた日本のイチイと、どこかしら通じますね。

図鑑↓↓↓↓↓には、イチイが掲載されています。
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過去の記事でも、神聖視された常緑樹を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
仏像の材料になったのは、何の木?(2011/11/04)
サカキ(榊)は、神さまの木?(2008/12/22)
【とびら】に挿すトベラの木(2007/01/29)
悠仁【ひさひと】さまのお印はコウヤマキ(高野槇)(2006/09/14)
クリスマスツリーはモミではない?(2005/11/28)
などです。

2012年1月26日

ソシンロウバイ

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ソシンロウバイ  画像
和名:ロウバイ【ソシンロウバイは、ロウバイの栽培品種】
学名:Chimonanthus praecox (L.) Link
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東京 新宿【2012.01.19】

図鑑↓↓↓↓↓には、ロウバイが掲載されています。
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2012年1月25日

ロウバイ

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ロウバイ  画像
和名:ロウバイ
学名:Chimonanthus praecox (L.) Link
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿【2012.01.19】

図鑑↓↓↓↓↓には、ロウバイが掲載されています。
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2012年1月24日

ヒマラヤスギ

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ヒマラヤスギ 画像
和名:ヒマラヤスギ
学名:Cedrus deodara (Roxb. ex D.Don) G.Don
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東京 新宿【2012.01.19】

図鑑↓↓↓↓↓には、ヒマラヤスギが掲載されています。
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2012年1月23日

擬態【ぎたい】は命がけ、ツマキチョウ

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 冬、ほとんどの昆虫は、活動を停止しています。野外では、飛んだり歩いたりしている昆虫を、見かけなくなりますよね(一部に、例外はあります)。
 冬の昆虫たちは、どうやって過ごしているのでしょうか? 種によって違います。成虫でいる種も、幼虫でいる種も、蛹【さなぎ】でいる種も、卵でいる種もあります。
 成虫や幼虫でいる場合も、じっと動かないのが普通です。体力を消耗しないためです。「それなら、最初から、動かない卵や蛹でいればいいのに」と思いますよね。なぜ、成虫や幼虫で、動かないまま越冬する種がいるのかは、わかっていません。
 卵や蛹で越冬すれば、「食べ物を探さなくて済む」、「動き回る体力を使わなくて済む」などの利点があります。けれども、欠点もあります。敵に見つかっても、逃げることができません。ですから、何としても、見つからないようにしなければなりません。
 例として、ツマキチョウというチョウ(蝶)の一種を、挙げてみましょう。
 ツマキチョウの成虫は、年に一度、春にだけ現われます。成虫は、夏になる前に、産卵して死にます。卵から孵化【ふか】した幼虫は、一か月もすると、蛹になります。
 蛹は、そのままずっと、夏・秋・冬を過ごします。翌年の春に、やっと羽化【うか】して、成虫になります。一年の大部分を、蛹で過ごすわけです。
 ツマキチョウの蛹は、細長い形をしています。頭に当たる部分が尖って、棘【とげ】のようです。色は、木の枝に似た色です。これで、枝に付いていれば、植物の一部にしか見えません。植物の棘に擬態することで、長い蛹の期間、難を逃れています。
 同じく、蛹で越冬するチョウは、何種もいます。中に、やはり、蛹が擬態している種があります。スミナガシです。スミナガシの蛹は、虫食いのある枯れ葉にそっくりです。その姿で、冬に、木の枝からぶら下がっています。蛹と見抜くのは、難しいです。
 スミナガシと、ツマキチョウとは、近縁ではありません。スミナガシは、タテハチョウ科に属します。ツマキチョウは、シロチョウ科です。遠縁でも、冬を乗り越える厳しさには、変わりありません。生き抜く手段として、同じ方法を選んだのですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、ツマキチョウが掲載されています。
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過去の記事でも、チョウの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
チョウ(蝶)には、春型と夏型がある?(2011/04/11)
肉食性のチョウ(蝶)がいる?(2010/08/09)
森林の妖精? ゼフィルスたち(2010/06/14)
チョウ(蝶)の学名は、美女だらけ?(2010/01/11)
冬に飛ぶ蝶(チョウ)もいる?(2006/01/13)
などです。

2012年1月22日

ミツマタ

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ミツマタ 画像
和名:ミツマタ
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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東京 新宿【2012.01.19】

図鑑↓↓↓↓↓には、ミツマタが掲載されています。
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2012年1月21日

ハシビロガモ

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ハシビロガモ オス 画像
和名:ハシビロガモ
学名:Anas clypeata
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沖縄 豊崎【2011.12.23】

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2012年1月20日

ラフレシアは、世界最大の花か?

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 世界で最も大きい花は、何という植物に咲くのでしょうか?
 この疑問に答えるのは、少し難しいです。「花」をどう定義するかにより、答えが違います。花には、「複数の花が集まって、一つの花のように見える花」と、「完全に一つで、独立した花」とがあるからです。
 「一つで独立した花」のうち、最大なのは、ラテン語の学名を、ラフレシア・アルノルディイRafflesia arnoldiiという種に咲きます。この種には、日本語名はありません。日本に分布しないからです。単に「ラフレシア」といえば、たいてい、この種を指します。
 ラフレシア・アルノルディイのつぼみは、キャベツくらいの大きさがあります。形も、キャベツにそっくりです。これが開くと、直径90cmほどの、赤い花になります。
 こんなに大きい花は、木に咲くのでしょうか? それとも、草でしょうか? どちらでもありません。ラフレシアの仲間には、葉も茎も幹も枝も、根もないからです。
 ラフレシアの仲間は、花だけが、地面から、忽然と現われます。なぜ、そんなことができるのでしょうか? 寄生植物だからです。ラフレシアの本体(花以外の部分)は、他の植物の根に食い入って、生活しています。そこから、直接、花が地面へと伸びます。
 栄養分も水分も、すべて、宿主の植物から奪われます。これなら、光合成をして栄養を作る葉も、土から水分を取る根も、必要ありませんね。要らない器官を全部なくして、花だけが残りました。花は、繁殖に必要だからでしょう。
 植物学者にとっては、これが、困ったことです。葉も茎も根もないのでは、分類の手がかりが少なすぎます。巨大な花は、あまりにも特異で、類縁の見当がつきません。
 このため、ラフレシアの仲間は、ラフレシア科ラフレシア属という、独自のグループに分類されてきました。ところが、近年、分子生物学が発達したおかげで、別の分類が出てきました。トウダイグサ科ラフレシア属ではないか、というのです。
 トウダイグサ科の種は、日本にも、たくさん分布します。「日本のトウダイグサが、世界最大の花の仲間かも?」と想像するのは、楽しいですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ラフレシアは載っていません。けれども、近縁かも知れないトウダイグサ科の種が掲載されています。
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過去の記事でも、トウダイグサ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アカメガシワの芽は、なぜ赤い?(2010/04/12)
一度滅びて、復活? ナンキンハゼ(2009/11/02)
桐油は、キリ(桐)からは採れない?(2009/07/10)
ポインセチアはクリスマスの花?(2006/12/14)
などです。

2012年1月19日

ハシビロガモ

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ハシビロガモ メス 画像
和名:ハシビロガモ
学名:Anas clypeata
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沖縄 豊崎【2011.12.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、ハシビロガモが掲載されています。
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2012年1月18日

世界のクジラ模型展

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 何かと気ぜわしい季節ですね。こんな時期でも、手軽に安らげるところへ、行ってまいりました。東京海洋大学の水産資料館と、鯨ギャラリーです。
 水産資料館のほうは、小さな博物館です。でも、無料で見られる割には、充実しています。アザラシなどの海の哺乳類や、カモメなどの海鳥、ウミガメなどの海の爬虫類、魚類、貝類などの無脊椎動物の標本が、たくさんあります。
 中でも、貝類のコレクションは、量がありますね。多くの種がそろっています。貝類の貝殻は、形も色も模様も、多様ですね。見ていて、飽きません。
 今、水産資料館では、「世界のクジラ模型展」が、開かれています。これは、現在、生きているクジラの全種が、模型で見られるという企画です。これらの模型は、野生動物彫刻家の、高橋俊男さんという方が、作りました。
 クジラは大きいですから、さすがに、実物大模型ではありません。ミニチュアです。
 とはいえ、その姿は生き生きしていて、迫真的です。もちろん、科学的にも正確です。
 現生のクジラ全種の模型は、世界じゅうで、他に類がないそうです。今のところ、「世界のクジラ模型展」でしか、この威容を見ることはできません。
 クジラ類のうち、シロナガスクジラ、シャチ、ハンドウイルカ(バンドウイルカ)といった種は、多くの人に知られていますね。けれども、ほとんど人に知られない種も、多いです。コガシラネズミイルカ、コシャチイルカ、イチョウハクジラなどです。
 人に知られない種とは、たいてい、目撃が難しい種です。例えば、前記のイチョウハクジラの生きた姿を見られたら、その人は、非常に運が良いです。こんな様子ですから、クジラ全種の生きた姿を見るのは、普通の人には、叶わぬ夢ですね。
 「世界のクジラ模型展」では、模型とはいえ、その夢が叶います。前記の珍しいクジラたちも、まるで海中で暮らしているかのような姿を見せてくれます。
 東京海洋大学では、鯨ギャラリーで、クジラの実物骨格標本を見ることもできます。水産資料館と合わせて、見に行かれるとよいでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本近海に分布するクジラ類が、九種ほど掲載されています。
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東京海洋大学の水産資料館の公式サイトは、以下にあります。休日・開館時間などを確認して、お出かけ下さい。
東京海洋大学 海洋科学部 附属 水産資料館
「世界のクジラ模型展」の告知ページは、以下にあります(東京海洋大学の公式サイト内ページ)。

過去の記事でも、クジラ類について取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
二十世紀末に新種発見、クジラの事情(2011/11/14)
水族館にいないイルカとは?(2010/03/26)
アカボウクジラの歯の謎が、解ける?(2008/12/25)
タスマニアで、座礁したクジラの救出作戦(2008/12/02)
哺乳類で、最も長生きなのは、クジラ?(2008/08/01)

2012年1月17日

クロサギ

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クロサギ 画像
和名:クロサギ
学名:Egretta sacra
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沖縄 豊崎【2011.12.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、クロサギが掲載されています。
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2012年1月16日

コトクラゲは、深海生物か?

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 今回は、海の珍しい生き物を紹介しましょう。コトクラゲです。
 クラゲといえば、普通は、海を泳ぐものですよね。ところが、コトクラゲは、泳ぎません。海底の岩などに付いています。形も、普通のクラゲと違い、笠形ではありません。古代ギリシャの竪琴【たてごと】に似た形です。だから、「琴クラゲ」です。
 コトクラゲが珍しい理由は、二つあります。一つは、めったに捕獲できないからです。もう一つは、分類が、多くのクラゲと違うからです。
 めったに捕獲できないのは、数が少ないからでしょうか? そうではないかも知れません。たまたま、ヒトが行きにくい場所にいるだけで、数は、さほど少なくないかも知れません。どのような場所に多くいるのか、まだ、わかっていないのです。
 コトクラゲは、深海生物だと報じられることがあります。それは、間違いではありません。実際に、水深200mを越える海で、見つかっています。
 けれども、深海にしか、いないわけではなさそうです。コトクラゲ、もしくは、コトクラゲに近縁な種が、ダイバーが行ける、浅い海でも見つかっています。
 分類の話をしましょう。コトクラゲは、有櫛動物門【ゆうしつどうぶつもん】というグループに属します。お馴染みのミズクラゲや、カツオノエボシなどのクラゲは、刺胞動物門【しほうどうぶつもん】に属します。門という、大きなレベルで、分類が違います。
 有櫛動物門の中でも、コトクラゲは、変わった部類に入ります。多くの有櫛動物たちは、刺胞動物のクラゲと同じように、海中を泳ぎます。でも、コトクラゲは、泳ぎません。
 コトクラゲは、有櫛動物門の中の、扁櫛目【へんしつもく】というグループに属します。扁櫛目は、クシヒラムシ目【もく】とも呼ばれます。このグループは、多くの種が、海底の物に付いて暮らします。他の生き物に付くこともあります。
 コトクラゲについては、わかっていないことだらけです。深海にいるものと、浅海にいるものとが、同一種なのかどうかも、不明です。そもそも、見ることが難しいために、研究が進みません。研究が進めば、扁櫛目の中から、新種が見つかりそうです。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、コトクラゲは載っていません。けれども、同じ有櫛動物【ゆうしつどうぶつ】のツノクラゲが掲載されています。
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過去の記事でも、コトクラゲと同じ有櫛動物【ゆうしつどうぶつ】を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
海中の透明で長いもの、な~んだ?(2010/04/01)
クラゲは刺胞【しほう】動物? 腔腸【こうちょう】動物?(2007/08/24)
新種のクシクラゲ? 発見(2007/06/13)
クラゲと付いてもクラゲでない? ツノクラゲ(2006/07/29)
などです。

2012年1月15日

セイヨウミツバチ

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セイヨウミツバチ 画像
和名:セイヨウミツバチ
学名:Apis mellifera
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沖縄 糸満【2011.12.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、セイヨウミツバチが掲載されています。
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2012年1月14日

コチドリ

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コチドリ 画像
和名:コチドリ
学名:Charadrius dubius
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沖縄 糸満【2011.12.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
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2012年1月13日

ヒース? エリカ? エリカ属の植物たち

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 近年の日本には、外国から来た園芸植物が、多いですね。おかげで、冬の花壇も、賑やかになりました。本来の日本にはなかった、冬の花が咲くからです。
 冬に咲く園芸植物の一グループに、エリカがあります。エリカとは、ツツジ科エリカ属に属する種の総称です。エリカ属は、日本には自生しません。ヨーロッパ、アフリカ、西アジアに、五百以上もの種が、自生します。
 エリカ属には、日本語名が付いている種が少ないです。もともと、日本になかったためですね。ジャノメエリカ、シラユキエリカなど、ほんの数種しかありません。
 あとの種は、ラテン語の学名や、英語名で呼ばれます。エリカ・グラキリスErica gracilis(ラテン語の学名)、ファイア・ヒースFire Heath(英語名)などです。
 ヒースとは、エリカ属の英語名です。日本語では、エリカ属をエリカと呼んでも、ヒースと呼んでも、間違いではありません。ヘザーHeatherという英語名もあります。
 たくさんの種のうち、日本に入ってきたのは、ごく一部です。日本にあるのは、主に、南アフリカ原産の種と、ヨーロッパ原産の種です。
 アフリカといえば、熱帯の印象が強いですね。けれども、アフリカにも、温帯の地域があります。南アフリカの一部がそうです。日本に入ったエリカには、その地域原産の種が多いです。日本で冬に咲くエリカは、ほとんどが、南アフリカ原産の種です。
 エリカ属の花は、小さな釣鐘型をしています。同じツツジ科の、ドウダンツツジや、アセビの花に似ています。形が似るのは、おそらく、同じような昆虫に、花粉を運んでもらうためでしょう。具体的には、ミツバチなどの、ハナバチの仲間と思われます。
 ドウダンツツジや、アセビの花をよく見ると、釣鐘型の口の部分が、少し、反り返っています。この部分は、ハナバチが止まる足がかりになります。エリカ属の花も、同じように反り返っています。同じ機能を持つのでしょう。
 日本の冬には、ハナバチの仲間は、ほとんど飛びません。せっかく咲いても、花粉を運んでもらえないわけです。エリカ属にとっては、残念なことでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、エリカ属の植物は載っていません。けれども、エリカ属に似たドウダンツツジや、アセビが掲載されています。
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過去の記事でも、ツツジ科の植物を取り上げています。また、ツツジ科の植物を食べる動物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
緑のない植物がある?(2011/05/13)
ジャノメエリカ(2011/01/30)
トラフシジミは、草食性のトラ(虎)?(2009/11/20)
節分にアセビ(馬酔木)?(2008/01/28)
などです。

2012年1月12日

リュウキュウキジバト

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リュウキュウキジバト 画像
和名:キジバト
学名:Streptopelia orientalis
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沖縄 豊崎【2011.12.23】

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2012年1月10日

チュウサギ

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チュウサギ 画像
和名:チュウサギ
学名:Egretta intermedia
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沖縄 金武【2011.12.23】

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タシギ

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タシギ 画像
和名:タシギ
学名:Gallinago gallinago
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沖縄 金武【2011.12.23】

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2012年1月 9日

コウモリは、なぜ冬眠するか?

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 冬、爬虫類や両生類は、冬眠しますね。彼らは、変温動物だからです。寒さに耐えて活動することが、できないのですね。(一部に、例外はいます)
 哺乳類や鳥類は、冬眠しません。恒温動物だからです。寒くても、体温を保つことができるために、活動できます。でも、中には、例外がいます。
 例えば、コウモリです。日本に分布するコウモリは、多くが、冬眠します。
 なぜ、コウモリは、哺乳類なのに、冬眠するのでしょうか?
 すべてのコウモリが、冬眠するわけではありません。日本に分布するうちでは、オガサワラオオコウモリと、クビワオオコウモリとが、冬眠しません。どちらも、小笠原や沖縄など、亜熱帯にいる種です。この二種以外の日本のコウモリは、冬眠するといわれます。
 棲む地域によって、「冬眠する/しない」が決まっているのでしょうか? コウモリは、哺乳類なのに、寒さに弱いのでしょうか?
 コウモリが寒さに弱いというより、コウモリの食べ物が、寒さに弱いのです。
 日本に分布するコウモリは、前記の二種のオオコウモリ以外は、昆虫を食べます。ここに、鍵があります。昆虫は、寒さに弱いですね。日本の冬には、多くの昆虫が、活動を停止します。コウモリにとっては、食べ物を得られない状況です。
 この危機を回避するために、コウモリは、「冬眠する」技を身に付けたと考えられます。食べずに休眠していれば、飢えて死ぬことは、ありません。
 コウモリと似た生活をしながら、コウモリとは違う方法で、危機を回避しているものたちがいます。同じく、空を飛ぶ鳥類です。鳥類の中には、ほとんど昆虫ばかりを食べる種がいます。ヨタカ、キビタキ、サンショウクイ、カッコウ、ツバメなどです。
 鳥類に詳しい方なら、これらの種名を見て、ぴんと来たでしょう。前記の鳥は、みな、夏鳥です。春から夏、昆虫が多い季節にしか、日本にいません。
 同じ危機に対するのに、鳥は、渡りをすることを選びました。コウモリは、冬眠することを選びました。なぜ、こうなったのかは、まだ、解明されていません。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本のコウモリが、十種以上掲載されています。
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過去の記事でも、コウモリを取り上げています。また、ヨタカなど、昆虫を食べる鳥も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オガサワラオオコウモリは、小笠原唯一の哺乳類?(2009/10/26)
どれがどの種? コウモリの種名(2009/06/08)
引越しは嫌い? ヒナコウモリ(2008/09/19)
ヨタカは醜い鳥か?(2006/07/14)
渡るツバメ、越冬するツバメ(2005/10/17)
などです。

2012年1月 8日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ 画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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沖縄 金武【2011.12.23】

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2012年1月 7日

コチドリ

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コチドリ 画像
和名:コチドリ
学名:Charadrius dubius
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沖縄 金武【2011.12.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
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2012年1月 6日

一種ではない? アオリイカ

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 日本人は、海産物が好きですね。魚以外で、よく食べられる海の生き物に、イカの仲間がいます。スルメイカ、コウイカ、ヤリイカなどの種名を、聞いたことがおありでしょう。
 中で、高級なイカとして知られるものに、アオリイカがいます。日本各地の漁港で、水揚げされています。土地ごとに、さまざまな方言名で呼ばれます。ミズイカ、モイカ、シロイカ、アカイカ、バショウイカなどです。
 方言名を使うのは、悪いことではありません。それぞれの土地では、親しみのある名でしょう。けれども、学術的に研究する場合には、方言名は、悩みのタネになります。同じ種なのに、違う名で呼ばれたら、混乱しますよね。
 このために、標準和名というものが決められています。アオリイカの場合は、「アオリイカ」が標準和名です。ラテン語の学名は、Sepioteuthis lessonianaとされます。
 「アオリイカ」は、北海道から沖縄までの、広い範囲の海に、分布するとされています。土地ごとに方言名があるのは、分布が広いためですね。
 ところが、近年、困った事態が起きています。「アオリイカ」と呼ばれるイカの中には、複数の種があるのでは?というのです。明らかに、外見や生態の違うものが、混じっているからです。少なくとも、三種には分けられるだろうといわれています。
 最終的には、きちんと種名が分けられて、おのおの「○○アオリイカ」といった種名が付くでしょう。もちろん、ラテン語の学名も、それぞれ、違ったものが付くはずです。
 しかし、現在のところは、まだ、標準和名も、ラテン語の学名も、分けられていません。もう少し研究が進まないと、ちゃんと命名できないようです。
 でも、違いがあるなら、それを示す名前が必要ですね。研究者のあいだでは、仮の名前が付けられて、三種が区別されていると聞きます。「アオリイカの中の通称:白イカ」、「アオリイカの中の通称:赤イカ」、「アオリイカの中の通称:クァイカ」という具合です。
 この中で、通称:赤イカと、通称:クァイカは、南方系です。沖縄や小笠原に多いです。本州以北にいるのは、通称:白イカだろうといわれています。

図鑑↓↓↓↓↓には、アオリイカが掲載されています。
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過去の記事でも、イカの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
モンゴウイカ(紋甲イカ)というイカは、いない?(2009/12/28)
光るイカは、ホタルイカだけじゃない?(2009/06/22)
海中を泳ぐ槍【やり】? ヤリイカ(2008/02/18)
世界最大のイカは、ダイオウイカではない?(2007/02/23)
コウイカとヤリイカはどう違う?(2006/11/10)
などです。

2012年1月 5日

イソシギ

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イソシギ 画像
和名:イソシギ
学名:Actitis hypoleucos
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沖縄 金武【2011.12.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、イソシギが掲載されています。
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2012年1月 4日

アマサギ

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アマサギ 画像
和名:アマサギ
学名:Bubulcus ibis
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沖縄 金武【2011.12.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、アマサギが掲載されています。
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2012年1月 3日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2011.12.15】

2012年1月 2日

シンビジウムは、シュンラン(春蘭)の仲間か?

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 明けましておめでとうございます。さて、今日は冬の花屋さんを覗いてみましょう。華やかなのに、驚きます。温室で育てられた花が、たくさん売られています。中で、華麗さを誇るのが、洋蘭の仲間ですね。
 洋蘭と呼ばれるランには、非常に多くの種類があります。その一つに、シンビジウムと呼ばれるグループがあります。シンビデュームなどとも呼ばれます。
 シンビジウムとは、一種だけを指す名ではありません。ラン科シンビジウムCymbidium属に属する種の総称です。シンビジウムという名は、ラテン語の学名Cymbidiumを、英語風に読んだものです。ラテン語では、キンビディウムという感じの発音になります。
 シンビジウム属は、日本語名で、シュンラン属と呼ばれます。日本に自生するシュンランや、カンラン(寒蘭)も、この属に属します。
 こう書くと、驚く方がいるでしょう。シンビジウムといえば、派手な「洋蘭」を代表するグループですね。対して、シュンランやカンランは、「東洋蘭」と呼ばれます。東洋蘭は、とても地味です。わび・さびを体現した花、といえます。
 こんなに違うもの同士が、近縁なのですね。外見の印象が、分類上の近縁さを示すとは限りません。洋蘭・東洋蘭といった区別も、あくまで、文化上の慣習です。シュンラン属のように、同じ属でも、洋蘭と東洋蘭とに分けられることもあります。
 洋蘭のシンビジウムは、原産地が東南アジアです。ミャンマー、タイ、ベトナムなど、熱帯地方に自生します。それらの原種が、ヨーロッパに持ち込まれ、交配されて、華麗な栽培品種が作られました。ヨーロッパで品種改良されたために、洋蘭と呼ばれます。
 いっぽう、東洋蘭とされるシュンラン属は、日本、中国、台湾に自生するものです。シュンラン、カンラン、ホウサイラン(報歳蘭)などの種です。これらの種も、地味でも、観賞用に栽培されます。一部に、たいへん熱心なファンがいます。
 東洋蘭は、一時期、熱心すぎる人々によって、乱獲されました。このために、野生では、ほとんど絶滅している種もあります。今は、もはや、野生のものを、むやみに取れる時代ではありません。栽培品種だけでなく、野生種も残したいですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、シュンラン属(シンビジウム属)のシュンランが掲載されています。
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過去の記事でも、ラン科の植物を取り上げています。また、ラン科と紛らわしい植物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カトレヤは、雑種だった?(2011/01/03)
イトランは、ランの仲間か?(2010/12/27)
スズラン(鈴蘭)は、ランではない?(2010/05/07)
イグ・ノーベル賞のバニラ【Vanilla】の研究とは?(2007/10/18)
ベトナムで、新種の発見ラッシュ(2007/09/27)
などです。

2012年1月 1日

イソヒヨドリ

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イソヒヨドリ 画像
和名:イソヒヨドリ
学名:Monticola solitarius
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沖縄 金武【2011.12.23】

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