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2012年1月 9日

コウモリは、なぜ冬眠するか?

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 冬、爬虫類や両生類は、冬眠しますね。彼らは、変温動物だからです。寒さに耐えて活動することが、できないのですね。(一部に、例外はいます)
 哺乳類や鳥類は、冬眠しません。恒温動物だからです。寒くても、体温を保つことができるために、活動できます。でも、中には、例外がいます。
 例えば、コウモリです。日本に分布するコウモリは、多くが、冬眠します。
 なぜ、コウモリは、哺乳類なのに、冬眠するのでしょうか?
 すべてのコウモリが、冬眠するわけではありません。日本に分布するうちでは、オガサワラオオコウモリと、クビワオオコウモリとが、冬眠しません。どちらも、小笠原や沖縄など、亜熱帯にいる種です。この二種以外の日本のコウモリは、冬眠するといわれます。
 棲む地域によって、「冬眠する/しない」が決まっているのでしょうか? コウモリは、哺乳類なのに、寒さに弱いのでしょうか?
 コウモリが寒さに弱いというより、コウモリの食べ物が、寒さに弱いのです。
 日本に分布するコウモリは、前記の二種のオオコウモリ以外は、昆虫を食べます。ここに、鍵があります。昆虫は、寒さに弱いですね。日本の冬には、多くの昆虫が、活動を停止します。コウモリにとっては、食べ物を得られない状況です。
 この危機を回避するために、コウモリは、「冬眠する」技を身に付けたと考えられます。食べずに休眠していれば、飢えて死ぬことは、ありません。
 コウモリと似た生活をしながら、コウモリとは違う方法で、危機を回避しているものたちがいます。同じく、空を飛ぶ鳥類です。鳥類の中には、ほとんど昆虫ばかりを食べる種がいます。ヨタカ、キビタキ、サンショウクイ、カッコウ、ツバメなどです。
 鳥類に詳しい方なら、これらの種名を見て、ぴんと来たでしょう。前記の鳥は、みな、夏鳥です。春から夏、昆虫が多い季節にしか、日本にいません。
 同じ危機に対するのに、鳥は、渡りをすることを選びました。コウモリは、冬眠することを選びました。なぜ、こうなったのかは、まだ、解明されていません。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本のコウモリが、十種以上掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、コウモリを取り上げています。また、ヨタカなど、昆虫を食べる鳥も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オガサワラオオコウモリは、小笠原唯一の哺乳類?(2009/10/26)
どれがどの種? コウモリの種名(2009/06/08)
引越しは嫌い? ヒナコウモリ(2008/09/19)
ヨタカは醜い鳥か?(2006/07/14)
渡るツバメ、越冬するツバメ(2005/10/17)
などです。

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