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2012年5月 7日

鳥の足の形は、どんなふう?

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 皆さんは、鳥の足を、じっくり見たことがありますか? 鳥を飼っている方でもない限り、そのような機会は、少ないでしょう。
 そもそも、鳥の足の指は、何本でしょうか? これは、種によって違います。大部分の鳥の足の指は、四本です。例外的に、五本指、三本指、二本指の種がいます。
 ここまで、鳥の足の指を、「指」と書いてきました。けれども、専門的には、鳥の足の指には、別の漢字を使います。趾【ゆび】という字です。以下は、この字を使いますね。
 同じ四本趾でも、趾の付き方が、種によって違います。最も多いのは、「前向きに三本趾が付いていて、後ろ向きに一本趾が付いている」形です。
 スズメも、カラスも、ニワトリも、このような形の足をしています(一部のニワトリの品種を除きます)。この形の足を、三前趾足【さんぜんしそく】といいます。三前趾足は、地上を歩くにも、木の枝などに止まるにも、都合が良い足です。
 オウムや、インコを飼っている方は、飼い鳥の足を御覧下さい。三前趾足ではありませんよね? 前向きに二本、後ろ向きに二本、趾があるはずです。このような形の足を、対趾足【たいしそく、または、ついしそく】と呼びます。
 対趾足は、木の枝や幹に止まるのに、都合が良い足です。このために、主に樹上で暮らす鳥の足が、対趾足になっています。キツツキ、オウム、フクロウなどです。
 対趾足の鳥は、野生の状態では、めったに地上に降りません。フクロウが獲物を捕らえる時など、やむを得ない場合だけです。対趾足では、地上を歩きにくいからです。
 「うちのオウムやインコは、床を平気で歩くぞ」という方が、いらっしゃるでしょう。飼い鳥の行動は、野生の鳥とは違います。ですから、単純に比較できません。
 三前趾足、対趾足以外に、皆前趾足【かいぜんしそく】という足もあります。四本の趾すべてが、前向きに付く足です。アマツバメなどが、そうです。皆前趾足は、何かにしがみつくのに適した足です。アマツバメは、崖にしがみつくのに、この足を使います。
 足の形によって、鳥の暮らしぶりがわかります。便利にできていますね。

図鑑↓↓↓↓↓には、対趾足のアオバズクやアカゲラ、皆前趾足のアマツバメなど、日本の鳥が、二百種以上が掲載されています。
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過去の記事でも、鳥の足について取り上げています。また、今回の記事に登場する鳥も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カモ? いえ、カイツブリです(2011/12/19)※カイツブリの足は、特殊な弁足【べんそく】という足です。
ノグチゲラは、キツツキ科か?(2010/01/04)
街中のキツツキ? コゲラ(2009/01/12)
※鳥の足の形が、はっきりわかる画像です。三前趾足【さんぜんしそく】です。
アマツバメは世界最速の鳥?(2007/10/15)
などです。

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