図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2012年12月31日

アスナロが育つと、ヒノキになる?

ico_weather_kumori.gif

 ヒノキは、日本で、よく知られた木ですね。良い建築材になることで、有名です。
 古事記や、日本書紀にも、ヒノキが登場します。古事記では、「ヤマタノオロチの背に、スギやコケと並んで、檜(ヒノキ)が生えていた」といいます。日本書紀では、「スサノオノミコトが、胸毛を抜いて散らすと、檜(ヒノキ)になった」と語られます。
 ただし、「檜」という漢字は、古代の日本では、ヒノキを表わすとは限りませんでした。ビャクシンという、別の種を指すこともありました。古事記や日本書紀の「檜」が、ヒノキなのかビャクシンなのかは、結論が出ていません。
 ヒノキとビャクシンとは、同じヒノキ科に属します。近縁なのは、間違いありません。ヒノキは、ヒノキ科のヒノキ属です。ビャクシンのほうは、ヒノキ科ビャクシン属です。
 実物を見れば、ヒノキとビャクシンとは、混同されることは少ないです。ビャクシンの樹形が、特徴的なためです。けれども、ヒノキには、他に、いくつも似た種があります。
 中で、知られるのが、アスナロでしょう。通俗的な解釈では、アスナロという名は、「明日は、ヒノキになろう」とするところから付いたとされます。これには、異論もあります。このような説が生まれるほど、ヒノキに似ることは、確かです。
 アスナロとヒノキとは、別種です。アスナロは、ヒノキ科アスナロ属に属します。アスナロが育って、ヒノキになることは、ありません。
 紛らわしいことに、ヒノキとアスナロには、共通した別名があります。ヒバ(檜葉)、マキ、サワラなどの名です。とりわけ、ヒバという名は、よく使われます。ヒバと呼ばれる木が、ヒノキなのかアスナロなのかは、実物を調べないと、わかりません。
 マキ、サワラなどの名に至っては、ヒノキやアスナロ以外にも、そう呼ばれる種があります。特に、サワラは、標準和名(正式な日本語名)を、サワラ(椹)という木があります。ヒノキと同じ、ヒノキ科ヒノキ属の一種です。外見も、ヒノキに似ます。
 外見も、名前も似た種が多いとは、ややこしいですね。個人的には、日本書紀の「檜」は、ヒノキではないかと思います。良い建築材になることが、示唆されているからです。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヒノキが掲載されています。ビャクシン、アスナロ、サワラも載っています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、古事記や日本書紀に登場する植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ホオズキは、鬼の提灯【ちょうちん】?(2012/08/10)
「まさきのかずら」は、テイカカズラか?(2012/07/13)
古代の「はじかみ」の正体は?(2012/06/29)
昔のモモは、ヤマモモだった?(2012/06/15)
民話に登場? カクレミノ(隠れ蓑)(2012/02/24)
現代では嫌われ者? スギ(杉)(2012/02/10)
などです。

2012年12月30日

イソシギ

ico_weather_ame.gif

イソシギ 画像
和名:イソシギ
学名:Actitis hypoleucos
>010113_01.jpg
>010113_02.jpg
>010113_03.jpg
沖縄 金武【2012.12.14】

図鑑↓↓↓↓↓には、イソシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月29日

糸満の福猫

ico_weather_hare.gif

糸満の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
>291212_01.jpg
>291212_02.jpg
沖縄 糸満【2012.12.14】

2012年12月28日

ノボロギクは、キオン属か? サワギク属か?

ico_weather_ame.gif

 今の季節、野外で咲く花は、ほとんどありませんね。たまに、小さな花でも咲いていると、心が和みます。ノボロギクが、そんな植物の一種です。
 ノボロギクは、日本中で見られる草です。関東以南などの温暖な地方では、一年じゅう、花を咲かせます。雪国では、春から夏にかけて、花が咲きます。
 ノボロギクの花は、決して派手ではありません。黄色く、小さい花です。完全に開いた状態でも、つぼみのように見えます。形が細長く、先の方だけ黄色いからです。
 こんな花でも、冬に咲いてくれるのは、ありがたいと思います。けれども、ノボロギクについては、手放しで喜べない事情があります。この種が、外来種だからです。
 ノボロギクの原産地は、ヨーロッパです。現在では、世界じゅうの温帯地域に分布しています。日本には、明治時代の初期に入ったといわれます。
 世界中で繁栄しているのは、ノボロギクの生命力が強いからです。畑に入り込むと、厄介な雑草になります。このために、花が咲いたからといって、喜べないわけです。
 今の日本では、ノボロギクは、おそらく、最も普通に見られる草の一種です。住宅地に多いです。山奥では、逆に見られません。人が運んだ外来種だからです。
 ところで、ノボロギクとは、変わった種名ですね。この名は、「サワギクという別の種に由来する」説が有力です。サワギクとは、もともと、日本に分布するキク科の一種です。この種の別名に、「ボロギク」という名があります。
 かつて、サワギクとノボロギクとは、同じキク科サワギク属に属するとされていました(サワギク属には、キオン属という別名がありました)。このため、後から来た外来種に名を付ける時、近縁な在来種にちなんで「ノボロギク」とされたようです。
 ところが、後に、キオン属とサワギク属とは、別の属として分けられることになりました。現在では、ノボロギクは、キク科キオン属に属するとされます。サワギクのほうは、キク科サワギク属です。同じキク科なので、近縁なのは、間違いありません。
 日本の在来種では、キオン属には、キオン、ハンゴンソウなどの種が属します。

図鑑↓↓↓↓↓には、ノボロギクが掲載されています。また、ノボロギクに近縁なサワギク、キオン、ハンゴンソウも載っています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、外来種の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
属名で混乱中、ヒエンソウ(飛燕草)の仲間たち(2011/05/27)
シャガは、「日本のアイリス」か?(2011/04/22)
オオイヌノフグリは、妖精の花?(2011/03/18)
じつは外来種です、キショウブ(2009/04/24)
「朝顔」は、謎の植物?(2008/07/21)
などです。

2012年12月27日

稲【イネ】

ico_weather_hare.gif

イネ  画像
和名:イネ
学名:Oryza sativa L.
>271212_01.jpg
沖縄 金武【2012.12.14】

図鑑↓↓↓↓↓には、イネが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月26日

タシギ

ico_weather_hare.gif

タシギ  画像
和名:タシギ
学名:Gallinago gallinago
>261212_02.jpg
沖縄 金武【2012.12.14】

図鑑↓↓↓↓↓には、タシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月25日

イソヒヨドリ

ico_weather_hare.gif

イソヒヨドリ  画像
和名:イソヒヨドリ
学名:Monticola solitarius
>251212_01.jpg
>251212_02.jpg
>251212_03.jpg
沖縄 金武【2012.12.14】

図鑑↓↓↓↓↓には、イソヒヨドリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月24日

どんな形にもなれる? カイメン(海綿)

ico_weather_hare.gif

 海綿動物【かいめんどうぶつ】という動物がいます。通常、「カイメン」と、カタカナで書かれます。大部分が、海に棲む生き物です。ごく一部に、淡水に棲む種がいます。どこの海に行っても、間違いなく見られる生き物の一つです。
 けれども、カイメンは、どんな動物なのか、説明するのが難しいです。理由の一つは、カイメンの形が、不定形のものが多いからです。「これ」と決まった形がないため、「こういう生き物だよ」と示すのが、難しいのですね。
 例外はあります。種によっては、常に決まった形になるものもいます。
 例えば、トウナスカイメンという種があります。トウナスとは、カボチャの別名です。この名のとおり、トウナスカイメンは、カボチャにそっくりな形になります。実物のカボチャよりは、ずっと小さいです。海底に、小さなカボチャが鎮座した状態でいます。
 ツノマタカイメンという種もいます。この種は、サンゴのような樹木状です。枝分かれして、先端が角のように尖ります。このため、ツノマタカイメンという名になりました。
 ザラカイメンや、ワタトリカイメンのように、「おおむね、コップ状」になる種もあります。「おおむね」というところが、くせものです。コップ状でないこともあるわけです。
 コップが浅くなって「お皿状」になったり、逆に深くなって「筒状」になったり、形がひしゃげて「つぶれた紙コップ」状になったりします。いくつかの「コップ」がつながって、樹木状になることすらあります。
 それでも、ザラカイメンや、ワタトリカイメンは、まだ、一定の形があるほうです。ダイダイイソカイメンや、クロイソカイメンに至っては、まるで決まった形がありません。
 ダイダイイソカイメンと、クロイソカイメンは、日本の海岸で、最も平凡に見られる種です。鮮やかな橙色の、コケのようなものが、磯の岩に貼りついていたら、それがダイダイイソカイメンだと思って、間違いはありません。黒ければ、クロイソカイメンです。
 これら二種のイソカイメンは、よく見ると、表面がでこぼこしています。少し盛り上がったところに、小さな穴が開いています。これが、カイメンとしての特徴です。

図鑑↓↓↓↓↓には、ザラカイメン、ダイダイイソカイメン、ツノマタカイメン、ワタトリカイメンが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、カイメンの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カイメン(海綿)は、多細胞動物の祖先?(2009/11/13)
オーストラリアの深海で、新種発見(2009/01/22)
ウミウシは何の仲間?(2008/12/29) ※ウミウシには、カイメンを食べる種がいます。
鼈甲【べっこう】になるだけじゃない、タイマイ(2008/06/20)※タイマイは、カイメンを食べます。
カイメン(海綿)とは、どんな生き物?(2007/07/20)
などです。

2012年12月23日

クロサギ

ico_weather_kumori.gif

クロサギ 画像
和名:クロサギ
学名:Egretta sacra
>231212_01.jpg
沖縄 金武【2012.12.14】

2012年12月22日

アマサギ

ico_weather_ame.gif / ico_weather_hare.gif

アマサギ  画像
和名:アマサギ
学名:Bubulcus ibis
>221212_01.jpg
>221212_02.jpg
沖縄 金武【2012.12.14】

図鑑↓↓↓↓↓には、アマサギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月21日

モチノキ? ツバキ? ネズミモチの正体は

ico_weather_hare.gif

 先週に、モチノキの話をしましたね。常緑樹なので、冬でも緑が楽しめる木です。このために、街路樹や公園樹として、よく植えられます。
 今回は、モチノキに似て、非なる木の話をしましょう。ネズミモチです。モチノキと同じく、常緑樹です。街路樹や公園樹にされることも、同じです。
 ネズミモチという種名の「モチ」とは、モチノキの「モチ」です。枝や葉の様子が、モチノキに似るために、この名が付きました。けれども、モチノキとは遠縁です。
 ネズミモチは、モクセイ科イボタノキ属に属します。モチノキは、モチノキ科ですね。
 モチノキと、ネズミモチとで、わかりやすい違いは、果実です。モチノキの果実は、赤いです。ネズミモチの果実は、黒いです。ネズミモチも、今ごろの季節に、果実を付けます。この果実が、ネズミの糞に似るために、種名に「ネズミ」が付いたといわれます。
 語源を知ると、気の毒になってしまう種名ですね。他に、良い種名はなかったかと思います。そう思って、ネズミモチの別名を探すと、タマツバキという名が出てきます。
 ネズミモチの、つやのある葉は、ツバキに似ていなくもありません。しかし、花や果実は、まるでツバキに似ていません。何より、ネズミモチは、ツバキとは遠縁です。
 玉椿【たまつばき】という呼び名は、ツバキの美称としても使われます。ネズミモチの正式名称(標準和名)が、タマツバキだったら、ややこしいことになったでしょう。
 ネズミモチは、どちらかといえば、南方系の種です。日本では、関東地方以南に分布します。関東地方のものは、人為的な分布かも知れないといわれます。昔から、庭木や生垣などに使われていたため、それらが野生化した可能性があります。
 中部地方以南のネズミモチは、もともと、自生していたものだろうとされます。日本の暖地では、平凡な一種です。ただし、ネズミモチには、いくつか変種があり、それらの中には、希少なものもあります。例えば、イワキという変種がそうです。
 イワキは、本来は、鹿児島県のトカラ列島の宝島と、奄美大島にしか自生しないようです。栽培されることもありますが、自生地では、絶滅が心配されています。

図鑑↓↓↓↓↓には、ネズミモチが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、モクセイ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウメじゃない梅がある?(2011/02/18)
桂【けい】とは、どんな植物?(2010/11/22)
この木なんの木、ナンジャモンジャの木?(2009/05/29)
西洋ヒイラギはクリスマスに、ヒイラギは節分に(2005/12/23)
キンモクセイとギンモクセイの謎(2005/09/12)
などです。

2012年12月20日

キアシシギ

ico_weather_hare.gif

キアシシギ  画像
和名:キアシシギ
学名:Heteroscelus brevipes
>201212_01.jpg
>201212_02.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、キアシシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月19日

ダイシャクシギ

ico_weather_hare.gif

ダイシャクシギ  画像
和名:ダイシャクシギ 
学名:Numenius arquata
>191212_01.jpg
>191212_02.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ダイシャクシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月18日

ソリハシシギ

ico_weather_hare.gif

ソリハシシギ  画像
和名:ソリハシシギ 
学名:Xenus cinereus
>181212_01.jpg
>181212_02.jpg
>181212_03.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ソリハシシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月17日

サカタザメは、サメ? それとも、エイ?

ico_weather_ame.gif

 エイが、サメに近縁な魚類であることは、皆さん、御存知でしょう。サメとエイとは、どちらも、軟骨魚綱【なんこつぎょこう】に属します。固い骨を持たず、軟骨だけを持つ魚のグループです。このグループは、鰾【うきぶくろ】も持ちません。
 サメとエイとの区別は、通常は、簡単です。エイの体型が、特徴的だからです。エイは、ほとんどの種が、上下に押しつぶされたような、平たい体をしています。
 ところが、中には、サメなのかエイなのか、判然としない種もいます。「○○サカタザメ」という種名の種が、そうです。単に「サカタザメ」という種名の種もいます。
 「○○サカタザメ」たちの体型は、まさに、サメとエイとの中間型です。体の前半分は、エイのように平たいです。けれども、後ろ半分は、サメのようにスマートな、魚の形です。
 では、「○○サカタザメ」は、サメなのでしょうか? エイなのでしょうか? 名前に反して、エイの仲間です。鰓孔【えらあな】が、体の下側(腹側)に付いているからです。これは、エイの特徴です。サメならば、体の横側に鰓孔があるはずです。
 エイの中でも、「○○サカタザメ」たちは、サメに近い仲間だと考えられています。外見のとおりですね。「サメから、エイが進化する過程を残している」といわれることもあります。エイの中では、原始的なグループではないかといわれます。
 ただし、これには、異論もあります。「サメからエイが進化したのではなく、サメとエイとが、共通の祖先から、別々に進化した」という意見もあります。
 そもそも、エイの仲間の分類自体が、確定していません。かつては、エイは、エイ目【もく】という一つの目【もく】にまとめられていました。けれども、現在では、四つの目【もく】に分けられるのが、一般的です。ノコギリエイ目【もく】、ガンギエイ目【もく】、シビレエイ目【もく】、トビエイ目【もく】の四つです。
 「○○サカタザメ」たちは、ガンギエイ目に属するとされます。同じ目【もく】には、ガンギエイなどの種が属します。ガンギエイは、「○○サカタザメ」の体の後ろ半分を縮めて、よりエイらしくした体型です。近縁なだけに、似た部分があるのですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、アカエイが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、エイやサメの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ノコギリザメと、ノコギリエイとは、違う? 同じ?(2012/07/16)
海の妖怪ジェニー・ハニヴァー、その正体は?(2009/08/26)
カスザメは、海中の天使?(2008/12/01)
百種を越える魚類が発見される(2008/09/30)
新種のエイ、新種のイルカを発見(2008/08/26)
などです。

2012年12月16日

クロハラアジサシ 

ico_weather_hare.gif

クロハラアジサシ  画像
和名:クロハラアジサシ 
学名:Chlidonias hybridus
>161212_01.jpg
>161212_02.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、クロハラアジサシ が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月15日

ダイサギ

ico_weather_ame.gif

ダイサギ 画像
和名:ダイサギ
学名:Egretta alba
>151212_01.jpg
>151212_02.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ダイサギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月14日

「あはき」の正体は、モチノキ?

ico_weather_hare.gif

 冬は、緑が少ない季節ですね。枯れ木ばかりが並ぶ風景は、さびしいです。そんな中に、常緑樹があると、ほっとしますね。このために、世界各地、冬の厳しい地方では、常緑樹が、神聖なものとみなされたのでしょう。
 常緑なのに加えて、冬に果実を付ける植物は、よけいに珍重されました。ナンテン、センリョウ、マンリョウなど、多くの例が挙げられます。ヨーロッパの例ですと、セイヨウヒイラギを挙げることができます。クリスマスの飾りにされる木ですね。
 セイヨウヒイラギは、モチノキ科に属します。日本に分布するモチノキと、近縁な種です。日本のモチノキにも、冬に、セイヨウヒイラギと似た、赤い果実が付きます。
 名前が似ていても、日本のヒイラギと、セイヨウヒイラギとは、まったく違う種です。これについては、以前のコラム「西洋ヒイラギはクリスマスに、ヒイラギは節分に」(2005/12/23)を参照して下さい。
 日本のモチノキは、セイヨウヒイラギのように、神聖視されないのでしょうか? はっきりした証拠は、ありません。でも、もしかしたら、古代には、神聖視されたのかも知れません。古事記に、それらしい伝承があります。
 古事記の中で、男神イザナギが、黄泉【よみ】の国から逃げ帰る場面があります。黄泉の国は、穢【けが】れた地と考えられていました。穢れをはらうために、イザナギは水浴びをします。その水浴びをした地の名前が、「あはき原」といいました。
 「あはき原」の「あはき」が、モチノキを指すのではないかという説があります。だとしたら、モチノキには、神聖さが認められていた可能性があります。穢れをはらう地の地名として、選ばれたわけですから。
 「あはき」の正体については、古来、議論されてきました。カシの一種だという説もあります。モチノキだと決まったわけではありません。
 しかし、「あはき」が常緑樹だったことは、確かなようです。冬空に、緑の葉と赤い果実を輝かせるモチノキは、「あはき」にふさわしいと思います。

図鑑↓↓↓↓↓には、モチノキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、冬に果実を付ける常緑樹を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ピラカンサとは、植物の種名か?(2011/12/30)
ナンテンの赤い実は、鳥のため?(2010/01/15)
千両万両があるなら、十両百両もある?(2007/12/31)
センリョウとマンリョウはどう違う?(2007/01/08)
西洋ヒイラギはクリスマスに、ヒイラギは節分に(2005/12/23)
などです。

2012年12月13日

アオサギ

ico_weather_hare.gif

アオサギ 画像
和名:アオサギ
学名:Ardea cinerea
>131212_01.jpg
>131212_02.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、アオサギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月12日

ハシビロガモ

ico_weather_hare.gif

ハシビロガモ 画像
和名:ハシビロガモ
学名:Anas clypeata
>121212_01.jpg
>121212_02.jpg
沖縄 金武【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ハシビロガモが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月11日

クロサギ

ico_weather_hare.gif

クロサギ 画像
和名:クロサギ
学名:Egretta sacra
>111212_01.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.20】

2012年12月10日

ハオリムシ(羽織虫)の分類は?

ico_weather_hare.gif

 深海生物がお好きな方なら、ハオリムシという名を聞いたことがおありでしょう。主に深海に棲む無脊椎動物です。英語名のチューブワームで呼ばれることもあります。
 英語名のとおり、ハオリムシは、細長い管(チューブ)の中で、生活しています。管は、海底の岩などに付いています。管の中の体は細長く、眼も口もありません。
 眼がないのは、不思議ではありませんね。深海生物ですから。でも、口がないのは、どういうわけでしょうか? 食べ物を、どうやって食べるのでしょうか?
 ハオリムシは、そもそも、「食べる」ことをしません。このため、排泄【はいせつ】もしません。口ばかりでなく、肛門も、消化器官もありません。
 では、どうやって、生きるための栄養を得ているのでしょうか? 他の生物が作る栄養を、もらって生きています。そのための生物が、ハオリムシの体内にいます。
 それは、硫黄酸化細菌【いおうさんかさいきん】という、微生物です。ものすごい数が、ハオリムシの体内に棲みます。ハオリムシの体重の半分近くが、硫黄酸化細菌の重さだといわれます。この細菌を、体内に棲ませる代わりに、栄養を受け取っています。
 口も肛門も消化器官もないなんて、想像を絶する生き物ですね。このために、ハオリムシは、どこに分類されるのか、長いあいだ議論されてきました。
 一時期、ハオリムシのために、有鬚動物門【ゆうしゅどうぶつもん】という分類グループが提唱されました。門【もん】とは、とても大きな分類グループの単位です(「生物分類の、目【もく】や科とは、なに?」(2009/08/12)を御参照下さい)。
 これほど、他の生物とは、かけ離れていると考えられたわけです。けれども、その後の研究で、それほどかけ離れてはいないらしいと、わかってきました。
 現在では、ハオリムシは、環形動物門【かんけいどうぶつもん】に属するとされることが多いです。ゴカイに近縁だと考えられています。あの、釣り餌にするゴカイです。
 分類が変わっても、ハオリムシが、貴重な生物であることは、変わりません。今後、さらに研究が進めば、もっと驚きの発見が、あるかも知れませんね。
過去の記事でも、環形動物【かんけいどうぶつ】の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
泳ぐゴカイがいる?(2011/02/14)
海の毛虫も蝶(チョウ)になる? ウミケムシ(2010/03/15)
ミミズは、土中の働き者(2009/10/09)
オーストラリアのサンゴ礁で、数百の新種を発見(2008/09/25)
海中のクリスマスツリー? イバラカンザシゴカイ(2005/12/09)
などです。

2012年12月 9日

ムナグロ

ico_weather_hare.gif

ムナグロ 画像
和名:ムナグロ
学名:Pluvialis fulva
>091212_01.jpg
沖縄 金武【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ムナグロが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月 8日

イソヒヨドリ

ico_weather_hare.gif

イソヒヨドリ 画像
和名:イソヒヨドリ
学名:Monticola solitarius
>081212_01.jpg
沖縄 金武【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、イソヒヨドリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月 7日

北極圏にも、トカゲがいる?

ico_weather_hare.gif

 爬虫類が寒さに弱いのは、皆さん、御存知でしょう。その証拠に、爬虫類が、一番多く棲むのは、熱帯地方です。熱帯から、温帯、寒帯、と、寒い地方へ行くにつれ、数が少なくなります。北極や南極には、爬虫類なんて、いなさそうですね。
 南極圏には、確かに、爬虫類はいません。ところが、北極圏には、います。もちろん、数は多くありません。ごく限られた種だけが、北極圏に棲みます。
 北極圏に棲む爬虫類で、有名なのは、コモチカナヘビでしょう。ヘビと名がついても、ヘビではありません。トカゲの一種です。ちゃんと脚があります。
 コモチカナヘビは、とても分布域が広い種です。ユーラシア大陸の北部に、広く分布します。北極圏の北ヨーロッパから、島国のイギリスやアイルランド、日本の北海道、ロシアのサハリンにまで、います。世界で、最も分布域が広いトカゲといわれます。
 なぜ、コモチカナヘビは、こんなに分布を広げられたのでしょうか? その秘密は、彼らの繁殖方法にある、と考えられています。
 普通の爬虫類は、卵を産みますね。コモチカナヘビは、卵ではなく、直接、子供を産みます。このために、「子持ち」カナヘビという種名が付きました。
 爬虫類にとって、寒冷地で卵を産むことは、とても不利です。爬虫類は、基本的に、「親が卵を温める」ことができないからです。変温動物だからですね。
 温めなければ、卵は、孵化【ふか】しません。これが温暖な地であれば、トカゲ類の卵は、通常、土の中に産まれます。地熱で温められて、孵化します。
 けれども、寒冷地では、地熱などで温められることが、期待できません。このため、体内で卵を孵化させて、子供の状態で産むようになったのでしょう。
 親のコモチカナヘビは、日光浴をすることで、体温を、高く保っています。
 コモチカナヘビの中でも、一部には、卵を産むものがいます。それは、北極圏のような寒冷地ではなく、温暖な地方に棲むものです。これが、もともとのコモチカナヘビの姿でしょう。寒さに適応して、北極圏にまで進出してしまうなんて、すごいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、コモチカナヘビは載っていません。かわりに、コモチカナヘビに近縁なニホンカナヘビが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、卵ではなく、子供を産む爬虫類を取り上げています。また、コモチカナヘビと近縁なカナヘビ類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヘビと付くのに蛇じゃない、カナヘビ(2008/04/18)
マムシは「出産」する?(2007/08/31)
アオカナヘビの寿命は?(2006/10/10)

などです。

2012年12月 6日

ダイサギ

ico_weather_hare.gif

ダイサギ 画像
和名:ダイサギ
学名:Egretta alba
>061212_01.jpg
>061212_02.jpg
>061212_03.jpg
沖縄 金武【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ダイサギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月 5日

セイタカシギ

ico_weather_hare.gif

セイタカシギ 画像
和名:セイタカシギ
学名:Himantopus himantopus
>041212_01.jpg
>041212_02.jpg
沖縄 金武【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、セイタカシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月 4日

コチドリ

ico_weather_kumori.gif

コチドリ 画像
和名:コチドリ
学名:Charadrius dubius
>011212_01.jpg
>011212_02.jpg
>011212_03.jpg
沖縄 金武【2012.10.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月 3日

鳥の祖先は、恐竜か?

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_ame.gif

 鳥は、羽毛に包まれた動物ですね。羽毛こそが、鳥を他の動物と分ける、大きな特徴になっています。現在の地球では、羽毛を持つ動物=鳥類ということができますね。
 ところが、時代をさかのぼると、そうとは言い難くなってきます。近年になって、それがわかってきました。化石の研究が進んだためです。
 「恐竜が、鳥の祖先だ」という話を、聞いたことがありませんか? この説が、勢いを増しつつあります。羽毛を持つ恐竜の化石が、たくさん発見されているからです。
 もはや、多くの恐竜が羽毛を持っていたことは、疑う余地がありません。
 羽毛恐竜が発見される前から、一部の学者のあいだでは、「鳥と恐竜とが似ている」ことが、指摘されてきました。骨格だけを比べても、似た点があるのです。
 一部の学者は、二十年以上も前から、「恐竜が、鳥に進化した」と唱えてきました。しかし、それを支える証拠が、弱かったのですね。最近になって、ようやく、化石の証拠がそろってきました。鳥と恐竜との類似は、無関係と考えるには、多すぎます。
 今では、「鳥と恐竜とは、まったく関係がない」と考える学者は、いないでしょう。
 だからといって、「恐竜から、鳥が進化した」とは、まだ、言いきれません。「恐竜と鳥とは、共通の祖先から進化したのであって、恐竜から鳥が進化したのではない」と考える学者もいます。だとしても、恐竜と鳥とは、近縁なのは、間違いありません。
 長いあいだ、「恐竜とは、爬虫類の中の一グループだ」と考えられてきました。けれども、最近では、「恐竜を爬虫類に入れておくのは、不合理かも知れない」と言われるようになりました。爬虫類より、鳥類のほうに近縁だというわけです。
 もしかしたら、今後、鳥類の分類が、大きく組み替えられるかも知れません。鳥類の中に、恐竜を含めるか、あるいは、恐竜類という大きなグループの中に、鳥類が入る可能性があります。分類学の世界は、激動の時代を迎えています。
 いずれにしろ、鳥が恐竜に近縁ならば、スズメやカラスも、恐竜の仲間ということになります。「恐竜が、すぐそばの電線に止まっている」なんて考えるのは、愉快ですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する鳥類が、二百種以上が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、分類や進化についての話題を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
固有生物の宝庫、対馬【つしま】(2012/04/23)
六本脚でも、昆虫ではない?(2012/04/2)
ヤマグルマは、生きている化石?(2011/02/11)
貝類は、昔、ミミズだった? カセミミズ(2009/09/25)
などです。

2012年12月 2日

ソリハシシギ

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_ame.gif

ソリハシシギ 画像
和名:ソリハシシギ
学名:Xenus cinereus
>281112_01.jpg
>281112_02.jpg
>281112_03.jpg
沖縄 豊見城【2012.10.19】

図鑑↓↓↓↓↓には、ソリハシシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

2012年12月 1日

【2012年 都内の紅葉】その11

ico_weather_kumori.gif

イロハモミジ他 画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
>021212_01.jpg
>021212_02.jpg
>021212_03.jpg
>021212_04.jpg
>021212_05.jpg
>021212_06.jpg
東京 港区【2012.11.29】
図鑑↓↓↓↓↓には、イロハモミジが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-