図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2013年1月18日

バナナは、最古の栽培植物?

ico_weather_hare.gif

 バナナは、誰でも知っている果物ですね。でも、日本国内では、ほとんど作られていません。熱帯の作物ですね。日本で食べられているのは、大部分が、フィリピン産です。
 世界の熱帯地域で、バナナは、広く栽培されています。フィリピン以外に、インド、ブラジル、エクアドル、インドネシア、ウガンダ、ガーナなどで、生産量が多いです。
 日本では、バナナといえば、おやつの定番ですね。生で食べる果物です。
 ところが、世界では、バナナを料理して食べる地域が、少なくありません。西アフリカや中央アフリカのように、バナナが主食になっている地域もあります。
 料理用バナナと、生食用バナナとでは、品種が違います。私たちが食べている、甘いバナナを、料理して食べるわけではありません。
 じつは、私たちが「バナナ」と呼んでいる植物は、一種とは言いがたいです。複数の種の混合体のようです。最近の研究によれば、今のバナナは、複数の野生種を交配して、作られました。どの種を、どれだけ交配したのかは、わかっていません。
 バナナの起源がわからないのは、起源が古すぎるからです。一説によれば、一万年以上前に、栽培化が始まったといわれます。栽培植物としては、イネや、ムギよりも、古いことが確実です。人類最古の栽培植物とされることもあります。
 バナナが、どこで栽培されるようになったのかも、わかっていません。二つの有力な説があります。東南アジア説と、ニューギニア説です。
 非常に古くから栽培されただけでなく、早い時期に、世界の熱帯域に、広がりました。アフリカにバナナが入ったのは、三千年ほども昔だと考えられています。太平洋のポリネシア地域には、二千年ほど前に広がったと推定されています。
 バナナの利用法は、日本人が思っている以上に、たくさんあります。バナナの果実からお酒を作ったり、バナナの花や、バナナの幹―正確には、偽茎【ぎけい】と呼ばれる部分です―の芯を食べたりもします。石器時代の人類にとって、バナナは、いろいろな方法で食べられる、頼もしい植物だったのでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、バナナが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、さまざまな果物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ブルーベリーは、一種じゃない?(2012/05/25)
イチゴ(苺)にも、いろいろあります(2012/05/11)
マタタビは、ヒトも食べられる?(2012/03/09)
甘柿と渋柿とがあるのは、なぜ?(2011/11/11)
スイカの故郷は、どこ?(2011/09/02)
などです。

http://blog.zukan.net/blog/2013/01/18-118_6.php
トラックバックhttp://blog.zukan.net/MovableType4/mt-tb.cgi/6727

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL
http://blog.zukan.net/MovableType4/mt-tb.cgi/6727

コメント

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)