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2014年3月31日

今日の桜【2014年】その1

目黒川沿いの桜。ソメイヨシノ   画像

和名:ソメイヨシノ

学名:Prunus cerasoides

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東京 目黒区【2014.03.31】


図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。

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魚類というグループは、ない?

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 近年の生物学の進歩は、目覚ましいですね。数年前までの常識が、ころりと引っくり返ることもあります。今回は、そのような例を紹介しましょう。魚類の例です。
 魚類を知らない人は、いないでしょう。多くの人の知識では、魚類とは、「水中に棲む脊椎動物で、鰓【えら】や鱗【うろこ】を持つもの」という定義ではないでしょうか?
 少し詳しい人ならば、「魚類は、軟骨魚類と硬骨魚類に分けられる」と覚えているかも知れませんね。軟骨魚類とは、名のとおり、全身の骨が、軟骨でできている魚類です。サメやエイの仲間です。硬骨魚類は、それ以外の、硬い骨を持つ魚類です。
 伝統的には、魚類は、魚綱【ぎょこう】、または、魚上綱【ぎょじょうこう】という分類グループとして、まとめられてきました。その中に、軟骨魚綱【なんこつぎょこう】や硬骨魚綱【こうこつぎょこう】が含まれるようになっていました。
 ところが、現在では、この分類方法は、ほぼ廃止されています。魚綱や魚上綱という分類グループは、存在しません。硬骨魚綱も、解体されています。軟骨魚綱だけは、意味のある分類グループとして、残されています。
 分類学の上では、もはや、「魚類」をまとめる分類グループは、ないと考えられています。軟骨魚綱と、かつての硬骨魚綱とは、思われていた以上に、類縁が遠いのですね。硬骨魚綱は、条鰭綱【じょうきこう】と、肉鰭綱【にくきこう】とに分割されました。
 私たちが普通に思い浮かべる「魚」は、大部分が、条鰭綱に含まれます。マグロもサケもウナギもアジもキンギョも、みな条鰭綱です。肉鰭綱に含まれるのは、ハイギョやシーラカンスです。この肉鰭綱から、両生類が進化したと考えられています。
 じつは、最近の説では、肉鰭綱の中に、両生類も爬虫類も鳥類も哺乳類も含まれるといわれています。つまり、ハイギョやシーラカンスは、条鰭綱の「魚類」よりも、両生類や爬虫類や鳥類や哺乳類に近縁だ、ということです。
 これは、普通の人の感覚とは、離れていますね。とはいえ、感覚的に正しいことが、科学的に正しいとは限りません。科学の進歩は、思わぬことを明らかにすることがあります。


図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する「魚類」、五十種ほどが掲載されています。
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 過去の記事でも、「魚類」について、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
メダカという種はいない?(2014/1/6)
アユモドキ亜科の分類は?(2013/11/4)

アユモドキは、アユの仲間か?(2013/10/28)
巨大な深海魚とは?(2013/7/15)
などです。



2014年3月30日

ムラサキハナナ

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ムラサキハナナ   画像
和名:ムラサキハナナ
学名:Orychophragmus violaceus (L.) O. E. Schulz
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東京 新宿区【2014.02.22】


図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキハナナが掲載されています。
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2014年3月29日

フクジュソウ

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フクジュソウ   画像
和名:フクジュソウ
学名:Adonis ramosa Franch.
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東京 新宿区【2014.02.22】


図鑑↓↓↓↓↓には、フクジュソウが掲載されています。
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2014年3月28日

踏まれるほど強くなる? オオバコ

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 オオバコは、日本人なら、誰でも見たことがある植物でしょう。日本全国の道ばたや、公園に生える草です。種名を知らなくても、間違いなく、見ています。タンポポと並んで、日本人に最も近しい草の一つです。
 オオバコは、ヒトがよく通る場所に限って生えます。このために、踏みつけにされることが多いです。なぜ、わざわざ、そんな場所に生えるのでしょうか?
 そのような場所には、他の草は生えません。ということは、ライバルがいないわけです。日光という資源を、独占できます。植物は、光合成をするために、日光が必要ですね。
 逆に、他の植物が繁茂する場所では、オオバコは暮らせません。背が低いために、日光をめぐる競争で、他の植物に負けてしまうからです。
 オオバコは、踏みつけに強くなることによって、他の植物が利用しにくい場所を、開拓することに成功しました。例えば、オオバコの葉には、平行する葉脈が、五本あります。この葉脈は丈夫にできていて、踏まれても、ちぎれにくいようになっています。
 茎も、しなやかで、丈夫です。おかげで、折れにくいです。根は、あらゆる方向に伸びていて、たとえ横向きに踏まれても、抜けにくくなっています。
 オオバコの種子にいたっては、ヒトに踏まれることを前提に、素晴らしい適応を示しています。オオバコは、種子をばらまくのに、ヒトの足を利用しています。
 オオバコの種子は、カプセル状の果実の中に入っています。果実が熟すと、「カプセル」の蓋が取れて、たくさんの種子がこぼれ落ちます。種子は、湿り気を受けると、ねばねばしたものに包まれます。これは、種子の外皮に、粘液質の繊維成分があるからです。
 この繊維成分には、水分を吸収して、膨張する性質があります。このために、種子が、ねばねばに包まれます。このような種子が、ヒトに踏まれれば、靴底にそのままくっつきますね。そうして、ヒトの歩く道沿いに、種子がまき散らされます。
 オオバコは、何としたたかな植物だろうと思いますね。オオバコと同じく、オオバコ科オオバコ属に属する種は、多くが、同じ戦略を取ると考えられています。

図鑑↓↓↓↓↓には、オオバコが掲載されています。
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 過去の記事でも、ヒトの身近に生える雑草を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ママコノシリヌグイは、本当に継子に使われた?(2013/10/17)
ノボロギクは、キオン属か? サワギク属か?(2012/12/28)
ゴマノハグサ科は、大分裂中?(2011/10/21)
別名がいっぱい、イタドリ(2009/11/23)
田で平たくなるから、タビラコ(田平子)?(2009/1/16)
などです。


2014年3月27日

カンザクラ

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カンザクラ   画像
和名:カンザクラ
学名:Cerasus X kanzakura Makino 'kanzakura'
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東京 新宿区【2014.02.22】


図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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2014年3月26日

ヒマラヤザクラ

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ヒマラヤザクラ   画像
和名:ヒマラヤザクラ
学名:Prunus cerasoides
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東京 新宿区【2014.02.22】


図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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2014年3月25日

【2014年 ソメイヨシノ 開花宣言】シュゼンジカンザクラ

2014年 ソメイヨシノ 開花宣言です。今日は22度まで気温が上がったそうです。

シュゼンジカンザクラ   画像
和名:シュゼンジカンザクラ
学名:Cerasus X kanzakura 'Rubescens'
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東京 新宿区【2014.02.22】


図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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キセキレイ

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キセキレイ   画像
和名:キセキレイ
学名:Motacilla cinerea
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沖縄 金武【2014.03.12】


図鑑↓↓↓↓↓には、キセキレイが掲載されています。
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2014年3月24日

シラミは、すべての哺乳類に付くか?

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 ヒトに害をなす昆虫のうちでも、カ(蚊)のように、血を吸うものは、特に嫌われますね。かゆみを起こしたり、病気を媒介したりといった実害があるからでしょう。
 ヒトは、長い時間をかけて、こういった昆虫を駆除してきました。駆除の甲斐あって、すっかり見なくなった昆虫もいます。シラミの仲間などは、そうですね。
 現代日本でも、一時期、アタマジラミが流行したことがあります。ヒトの髪に付くシラミです。ニュースになったので、御存知の方もいるでしょう。アタマジラミは、ヒトの髪にしがみついて暮らします。この性質は、他の哺乳類に付くシラミの仲間と共通します。
 シラミの仲間は、多くの哺乳類に付きます。一種のシラミが、いろいろな哺乳類の種に付くわけではありません。ヒトに付く種は、ヒトにしか付きません。イヌに付く種は、イヌにしか付きませんし、ウシに付く種は、ウシにしか付きません。
 要するに、シラミの仲間は、種によって、付く宿主が違います。けれども、その暮らしぶりは、どの種も似ています。哺乳類の体毛にしがみついて暮らし、宿主の血を食べ物にします。ヒトの場合は、体毛が限られた場所にしかないので、頭髪に付くわけです。
 中には、信じられない場所に付くシラミもいます。アシカやアザラシに付くのです。カイジュウジラミ科に属するシラミたちです。彼らは、アシカやアザラシと一緒に、冷たい海水に潜らなければなりません。小さな昆虫にとっては、過酷なことです。
 カイジュウジラミ科の種が、どうやって海水に耐えているのか、詳しいことはわかっていません。なぜ、こんな過酷な環境で暮らすようになったかも、わかっていません。
 アシカやアザラシにシラミが付くなら、クジラやイルカにも付くのでしょうか? この答えは、付くとも、付かないとも言えます。クジラには、クジラジラミと呼ばれる生物が、確かに付きます。ところが、クジラジラミは、昆虫のシラミの仲間ではありません。
 クジラジラミは、軟甲綱【なんこうこう】端脚目【たんきゃくもく】に分類されます。大ざっぱに言えば、エビやカニの仲間です。昆虫綱【こんちゅうこう】のシラミとは、遠縁です。海の中では、昆虫よりも、エビやカニの仲間のほうが、強いようですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、シラミの仲間は載っていません。かわりに、日本の昆虫が、四百種ほど載っています。カイジュウジラミが付くアシカやアザラシの仲間も掲載されています。
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 過去の記事でも、血を吸う昆虫を取り上げています。また、カイジュウジラミが付くアシカやアザラシの仲間も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
冬にも、カ(蚊)がいる?(2013/2/4)
ラッコとアザラシの違いは?(2011/1/21)
白くないアザラシの赤ちゃんもいる?(2006/11/24)
オットセイは日本にいるか?(2006/9/11)
アシカとアザラシはどう違う?(2005/11/4)
などです。


2014年3月23日

ホオグロヤモリ

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ホオグロヤモリ   画像
和名:ホオグロヤモリ
学名:Hemidactylus frenatus
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沖縄 嘉手納【2014.03.12】


図鑑↓↓↓↓↓には、ホオグロヤモリが掲載されています。
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2014年3月22日

チュウサギ

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チュウサギ   画像
和名:チュウサギ
学名:Egretta intermedia
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沖縄 糸満【2014.03.11】


図鑑↓↓↓↓↓には、チュウサギが掲載されています。
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2014年3月21日

彼岸桜は、一種ではない?

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 桜の開花が、待ち遠しい季節ですね。現在の日本で、桜といえば、多くは、ソメイヨシノ(染井吉野)を指します。けれども、ソメイヨシノ以外の桜も、美しいものです。
 昔から、早咲きの桜として親しまれたのが、彼岸桜【ひがんざくら】ですね。名のとおり、ヤマザクラ(山桜)やソメイヨシノに先駆けて、春の彼岸の頃に咲きます。
 じつは、彼岸桜と呼ばれるサクラは、一種だけではありません。二種あります。エドヒガン(江戸彼岸)という種と、コヒガン(小彼岸)という種です。どちらも、バラ科サクラ属の種です。ヤマザクラや、ソメイヨシノと、同じグループです。
 エドヒガンのほうは、日本土着の種です。東北から九州に、自然分布します。最初に「彼岸桜」と呼ばれたのは、エドヒガンだと推定されます。この種からは、とても多くの園芸品種が生まれました。ソメイヨシノも、その一品種です。
 ソメイヨシノは、エドヒガンと、オオシマザクラ(大島桜)とを交配して作られたといわれます。オオシマザクラの系統のおかげで、ソメイヨシノは、エドヒガンより、大ぶりの花を付けるようになったと考えられます。
 もう一つの彼岸桜、コヒガンも、エドヒガンから作られた園芸品種だろうといわれます。コヒガンの確実な自生地は、見つかっていません。このために、人為的に作られたと考えられています。コヒガンの親は、エドヒガンと、マメザクラ(豆桜)とされます。
 コヒガンという名は、木が、あまり大きくならないことから、名づけられました。これは、片方の親であるマメザクラの系統を受け継いだものと考えられています。
 彼岸桜に二種あるのは、ややこしいですね。さらに、紛らわしいことがあります。緋寒桜【ひかんざくら】と呼ばれるサクラがあるのです。名前の響きが、そっくりですね。そのうえ、早咲きの桜であることまで、似ています。
 彼岸桜と緋寒桜とは、まったく別のものです。紛らわしいので、緋寒桜は、寒緋桜【かんひざくら】と呼ばれることが多くなりました。カンヒザクラは、彼岸桜よりも、もっと早く咲きます。花の色も違います。普通の桜色より、赤みの濃い色です。

図鑑↓↓↓↓↓には、エドヒガン、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、マメザクラ、ヤマザクラなどのサクラ属の種が掲載されています。
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 過去の記事でも、サクラ属の植物や、サクラ属に近縁な植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「海棠【かいどう】の睡り、未だ足らず」とは?(2013/3/29)
これでもサクラです、ウワミズザクラ(2012/4/13)
ジュウガツザクラ(2011/12/21)

ヒマラヤザクラ(2011/12/18)
12月に咲く『ジュウガツザクラ』(2006/12/31)
などです。



2014年3月20日

セイタカシギ

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セイタカシギ   画像
和名:セイタカシギ
学名:Himantopus himantopus
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沖縄 豊見城【2014.03.11】


図鑑↓↓↓↓↓には、セイタカシギが掲載されています。
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2014年3月19日

クロサギ

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クロサギ   画像
和名:クロサギ
学名:Egretta sacra
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沖縄 糸満【2014.03.11】




2014年3月18日

コガモ

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コガモ   画像
和名:コガモ
学名:Anas crecca
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沖縄 豊見城【2014.03.11】


図鑑↓↓↓↓↓には、コガモが掲載されています。
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2014年3月17日

シンカイヒバリガイの進化の謎

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 深海には、多くの奇妙な生物が棲むことが、知られるようになってきましたね。今回は、そんな深海生物の仲間を取り上げましょう。シンカイヒバリガイです。
 シンカイヒバリガイは、深海の二枚貝の一種です。深海の中でも、特殊な環境に棲みます。地球の活動により、海底から、熱水が噴き出している所です。そのような所で、海底の岩などに、びっしりと集団で貼りついています。
 深海の熱水環境には、その環境に適応した生物群ができます。シンカイヒバリガイ以外に、シロウリガイ、ハオリムシ、ゴエモンコシオリエビなどがいる生物群です。ハオリムシは、以前、このブログで取り上げましたね(ハオリムシ(羽織虫)の分類は?(2012/12/10))。
 以前の記事に書きましたように、ハオリムシは、「食べる」ことをしません。彼らの体内には、細菌の仲間が共生していて、その細菌が作る栄養を受け取っています。
 同じことを、シンカイヒバリガイも行なっています。けれども、シンカイヒバリガイの場合は、食べる機能も残しています。海水中から、有機物を濾【こ】し取って「食べる」こともできます。浅い海に棲む、多くの二枚貝が行なう食事方法です。
 シンカイヒバリガイは、普通の浅い海の種から進化したと考えられています。どんな種から進化したのでしょうか? イガイ(貽貝)の仲間だと考えられます。イガイとは、食用になるムール貝の仲間です。シンカイヒバリガイは、イガイ科に属します。
 浅海に棲むイガイは、シンカイヒバリガイと違って、体内に共生する細菌がいません。細菌から、栄養をもらってはいないのですね。すべて自力で、餌を濾し取っています。
 イガイのように「すべて自力」の状態から、体内の細菌と共生するまでの道のりは、長そうですね。どうやったら、そんな飛躍的な進化ができるのでしょうか?
 じつは、シンカイヒバリガイと、普通のイガイとを結ぶ種が、見つかっています。ヒラノマクラという種です。やはり、イガイ科に属します。深海に棲む二枚貝です。
 ヒラノマクラは、体外の鰓【えら】の部分に、共生細菌がいます。このことから、共生細菌なし→体外共生→体内共生、という道筋が推定されています。

図鑑↓↓↓↓↓には、シンカイヒバリガイと近縁なイガイが掲載されています。
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 過去の記事でも、イガイなどの二枚貝や、深海生物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
深海には、巨大な甲殻類がいる?(2013/7/22)
ハオリムシ(羽織虫)の分類は?(2012/12/10)
海の中にも、ウグイスがいる?(2011/5/2)

日本初の大発見、セイスイガイ(勢水貝)(2010/6/21)
ムール貝やパーナ貝とは、どんな貝?(2008/12/12)
などです。


2014年3月16日

イソヒヨドリ

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イソヒヨドリ   画像
和名:イソヒヨドリ
学名:Monticola solitarius
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沖縄 糸満【2014.03.11】


図鑑↓↓↓↓↓には、イソヒヨドリが掲載されています。
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2014年3月15日

イソシギ

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イソシギ   画像
和名:イソシギ
学名:Actitis hypoleucos
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沖縄 糸満【2014.03.11】


図鑑↓↓↓↓↓には、イソシギが掲載されています。
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2014年3月14日

春を迎える花、オウバイ(黄梅)

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 まだ寒いですが、季節は、確実に進んでいます。早春の花が、咲き始めています。
 迎春花と呼ばれる花は、いくつかあります。そのうちの一つが、オウバイです。早春に、黄色い花を咲かせます。枝が、つる状になります。中国が原産の植物です。
 オウバイ(黄梅)という日本語名に反して、ウメ(梅)の仲間ではありません。モクセイ科ソケイ属に属します。簡単に言えば、ジャスミンの仲間です。
 ジャスミンといえば、良い香りのする花が咲くことで、有名ですね。けれども、オウバイの花には、香りはありません。それでも、早春の花として、愛されています。
 迎春花というのは、オウバイの中国語名です。もう一つ、「金腰帯」という中国語名もあります。この別名は、以下のような伝説に由来すると考えられます。
 伝説では、中国の最初の王は、禹【う】という人でした。この人は、暴れ河だった黄河の治水に成功したために、王になりました。治水の旅の最中に、禹は、一人の女性と愛し合うようになり、その女性を妻にしました。
 しかし、禹は、妻を置いて、すぐにまた出かけなければなりませんでした。治水の事業が途中だったからです。自分の身代わりとして、彼は、腰に巻いていた木のつるを、妻に渡しました。妻は、そのつるを持って、禹の帰りを待ち続けました。
 あまりにも長い間、待たされたために、妻の体は、石に変わってしまいました。木のつるは、根を生やして、妻だった石にからみつきました。
 帰ってきた禹は、石になった妻を抱きしめて泣きました。すると、木のつるに、金色の花が咲きました。これが、金腰帯、オウバイの花だといいます。
 日本には、オウバイに関わる伝説は、ありません。日本では、比較的、新しい植物だからでしょう。江戸時代に、観賞用として、日本に入ったといわれます。
 オウバイによく似た種で、ウンナンオウバイという植物もあります。オウバイと同じく、早春に、黄色い花が咲きます。中国が原産地なのも、同じです。オウバイより、少し遅れて日本に入りました。今では、オウバイと並んで、日本でも愛されています。

図鑑↓↓↓↓↓には、オウバイと近縁なウンナンオウバイが掲載されています。
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 過去の記事でも、オウバイなど、モクセイ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
レンギョウ? いえ、ウチワノキです(2013/3/15)
モチノキ? ツバキ? ネズミモチの正体は(2012/12/21)
ウメじゃない梅がある?(2011/2/18)

桂【けい】とは、どんな植物?(2010/11/22)
この木なんの木、ナンジャモンジャの木?(2009/5/29)
などです。


2014年3月13日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.02.20】



2014年3月12日

マンサク

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マンサク   画像
和名:マンサク
学名:Hamamelis japonica Siebold & Zucc.
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東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、マンサクが掲載されています。
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2014年3月11日

カンザクラ

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カンザクラ   画像
和名:カンザクラ
学名:Cerasus X kanzakura Makino 'kanzakura'
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東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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2014年3月10日

ウマ(馬)とロバ(驢馬)とは、どう違う?

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 ウマによく似た哺乳類として、ロバがいますね。ウマとロバとを交配すると、ラバ(騾馬)が生まれることも、知られています。交配して、子供ができるということは、ウマとロバとは、同じ種なのでしょうか? 違います。とはいえ、近縁なのは、確かです。
 普通、ウマと呼ばれるのは、家畜のウマですね。この種の正式な日本語名(標準和名)が、ウマです。奇蹄目【きていもく】ウマ科ウマ属ウマ亜属に属する種です。
 それに対して、普通の家畜のロバは、正式な日本語の種名(標準和名)が、ロバです。奇蹄目ウマ科ウマ属ロバ亜属に属します。ウマとは、属が同じなので、近縁といえます。
 違う種なのに、なぜ、交配できるのでしょうか? 異なる種同士でも、属が同じくらいの近縁な関係ですと、交配できることが多いのです。ただし、生まれた子供には、生殖能力がないのが普通です。ラバも、ほとんどの場合は、生殖能力がありません。
 ウマという言葉は、ウマ属ウマ亜属の種を指す総称として、使われることがあります。ロバという言葉も、ウマ属ロバ亜属の種を指す総称として、使われることがあります。
 家畜のウマが、モウコノウマやターパンから作られたことは、以前、このブログでお話ししましたね(サラブレッドと道産子は、同じ種か?(2014/1/13))。どちらも、ウマ属ウマ亜属に属するものたちです。では、家畜のロバは、どんな種から作られたのでしょうか?
 一般的には、アフリカノロバという種から作られたといわれます。ウマ属ロバ亜属の一種です。北アフリカに分布します。古代エジプトで、すでに家畜化されていました。最初に家畜化されたのが、古代エジプトだったのかどうかは、わかっていません。
 歴史的には、アフリカノロバ以外の種も、家畜にされました。古代メソポタミアのシュメール人が、アジアノロバを家畜化していたことが知られます。アジアノロバも、ウマ属ロバ亜属に属します。西アジアから、中央アジアにかけて分布します。
 家畜のロバは、現在でも、世界各地にたくさんいます。ところが、野生のロバは、アフリカノロバも、アジアノロバも、絶滅寸前です。長い間、人類に貢献してくれた家畜の元を、滅ぼしたくはありませんね。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ウマの仲間は載っていません。かわりに、日本の哺乳類が、八十種以上が掲載されています。
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 過去の記事でも、ウマの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サラブレッドと道産子は、同じ種か?(2014/1/13)
などです。



2014年3月 9日

ヒマラヤスギ

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ヒマラヤスギ  先日の雪の影響で、大木も重みで折れてしまいました。 画像
和名:ヒマラヤスギ
学名:Cedrus deodara (Roxb. ex D.Don) G.Don
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東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、ヒマラヤスギが掲載されています。
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2014年3月 8日

カラスの巣

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カラスの巣  先日の雪で落下した模様です。 画像
和名:ハシブトガラス
学名:Corvus macrorhynchos
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東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、ハシブトガラスが掲載されています。
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2014年3月 7日

スギとヒノキとは、近縁か?

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 日本全国のスギ花粉症の皆さん、つらい季節ですね。何を隠そう、私も、スギ花粉症です。私の場合、ヒノキの花粉症もあるので、苦しい季節が長いです。
 スギ花粉症の患者のうち、かなりの割合の人が、ヒノキの花粉にも反応してしまうといいます。ということは、スギとヒノキとは、とても近縁な種なのでしょうか?
 じつは、最近まで、スギとヒノキとは、別々の科に分類されていました。スギはスギ科、ヒノキはヒノキ科、という具合です。科が違うのは、さほど近縁とはいえません。
 しかし、スギとヒノキとは、外見が似ていますね。良質の木材になることも、同じです。花粉症患者の実感からしても、この二種が近縁でないのは、納得できません(笑)
 現在では、スギ科は、ヒノキ科に統合されることが多いです。研究が進んで、科を分けるほどの差はない、とわかったからです。スギも、ヒノキも、同じヒノキ科とされました。
 これなら、納得できます。花粉症患者の感覚は、正しかったのですね(笑)
 スギとヒノキとは、花粉症のために、すっかり悪者のようになってしまいました。とはいえ、木材の良質さが、変わるわけではありません。日本の木造建築には、今でも、欠かせないものです。材木だけでなく、樹皮も、重要な建材になります。
 日本の伝統建築で、檜皮葺【ひわだぶき】という屋根の作り方がありますね。檜皮【ひわだ】とは、「ヒノキの樹皮」の意味です。ヒノキの樹皮をはがしたものを、屋根に重ねて葺【ふ】いてゆくのが、檜皮葺です。神社の屋根などに、よく見られます。
 ヒノキばかりでなく、スギの樹皮も、建築に使われます。杉皮【すぎかわ】と呼ばれるものです。これで葺いた屋根は、杉皮葺【すぎかわぶき】と呼ばれます。
 スギの中には、屋久杉、吉野杉、秋田杉、飫肥【おび】杉、立山杉などと呼ばれるものがあります。これらは、独立した種ではありません。種としては、みな同じスギです。地方ごとに、スギの中にも変異があるのですね。その変異で呼び分けているだけです。
 地方ごとの変異とは別に、園芸品種として作られたスギもあります。けれども、現在では、園芸に使われることは、とても減ってしまいました。花粉症のためですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、スギとヒノキが掲載されています。
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 過去の記事でも、スギなどのヒノキ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アスナロが育つと、ヒノキになる?(2012/12/31)
古代の真木【まき】の正体は?(2012/2/17)
現代では嫌われ者? スギ(杉)(2012/2/10)

仏像の材料になったのは、何の木?(2011/11/4)
この木なんの木、ナンジャモンジャの木?(2009/5/29)
などです。


2014年3月 6日

ミツマタ

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ミツマタ 画像
和名:ミツマタ
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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オス
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メス
東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、ミツマタが掲載されています。
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2014年3月 5日

カンザクラ

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カンザクラ 画像
和名:カンザクラ
学名:Cerasus X kanzakura Makino 'kanzakura'
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オス
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メス
東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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2014年3月 4日

白梅【ハクバイ・ウメ】

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ウメ 画像
和名:ウメ
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、ウメが掲載されています。
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2014年3月 3日

弥生人も大好き? ソデボラの仲間たち

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 貝殻は、世界各地で、古代から、装飾品などに利用されてきました。例えば、こんにちの日本でも、魔除けを兼ねて、特定の種の貝殻を飾ることがあります。
 沖縄県へ行ったことがある方は、人家の玄関に、変わった形の貝殻を吊るしたりしているのを、見たことがありませんか? それは、スイジガイ(水字貝)という種の貝殻です。海の巻貝の一種です。巻いた殻の周囲に、六本の棘が突き出ています。
 スイジガイという種名は、この棘の形が、漢字の「水」に見えることから、付けられました。「水が、火を消す」連想から、火事除けに飾られるようになったといいます。
 この棘は、何のためにあるのでしょうか? これについては、わかっていません。邪魔そうですが、何らかの役には立つのでしょう。スイジガイに近縁な他の種にも、似た棘があるからです。複数の種にできるからには、何か、役割があるのでしょう。
 スイジガイは、腹足綱【ふくそくこう】盤足目【ばんそくもく】ソデボラ科に属します。同じソデボラ科の中に、スイジガイのような棘を持つ種がいます。クモガイ、サソリガイなどが、そうです。これらは、棘のある殻の様子を、クモやサソリにたとえた種名です。
 ソデボラ科には、棘がなくても、貝殻の口が、和服の袖のように広がった種が多いです。ゴホウラ、スイショウガイ、マイノソデなどが、そうです。マイノソデ(舞の袖)などは、貝殻の口が、舞を舞う着物の袖のように見えます。うまい名を付けたと思います。
 スイジガイやゴホウラは、暖かい海に分布します。日本近海で、安定して見られるのは、南西諸島以南です。ところが、日本本土の弥生時代の遺跡から、ゴホウラやスイジガイの貝殻が、かなり出土しています。それらは、多くが、腕輪などに加工されていました。
 なぜ、日本本土の弥生人は、南海でしか採れない貝を、たくさん持っていたのでしょうか? この理由は、まだ、わかっていません。宗教的に、強い意味があったのではないかといわれます。わざわざ、遠方から、交易で入手する価値があったのでしょう。
 弥生人のこだわりは、現代日本の沖縄の風習と、共通するものを感じますね。ひょっとしたら、沖縄の風習は、遠い弥生時代の記憶を、受け継いでいるのかも知れません。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、スイジガイやゴホウラは、乗っていません。かわりに、同じソデボラ科のマガキガイが掲載されています。
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 過去の記事でも、日本近海の巻貝を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ゾウクラゲは、クラゲじゃない?(2013/1/7)
イモガイの毒は、ヒトをも殺す?(2012/11/26)
ヒトデを泣かせる貝がいる?(2012/2/13)

所属はどこですか? カサガイたち(2010/4/19)
マガキと付いてもカキじゃない、マガキガイ(2008/10/20)
などです。


2014年3月 2日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ 画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、ハクセキレイが掲載されています。
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2014年3月 1日

クマザサ

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クマザサ 画像
和名:クマザサ
学名:Sasa veitchii (Carrière) Rehder
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東京 新宿区【2014.02.20】


図鑑↓↓↓↓↓には、クマザサが掲載されています。
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