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2014年11月30日

【2014年 都内の紅葉】その7 ケヤキ

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ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
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東京 港区【2014.11.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
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2014年11月29日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2014.11.17】



2014年11月28日

モッコクとセッコクとの関係は?

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 生き物の中には、似た名前でも、近縁ではないものが、多くあります。今回は、植物の中で、そのような例を取り上げましょう。モッコクと、セッコクです。
 モッコク(木斛)は、常緑樹の一種です。日本の関東以南に自生します。海岸沿いに多いです。国外でも、東アジアや東南アジアの暖地に、広く分布します。
 日本では、自生するものより、公園や庭に植えられたモッコクを見ることのほうが、多いでしょう。公園樹や庭木として、昔から、好まれるからです。
 好まれる理由は、いくつかあります。「こんもり茂った、まとまりの良い樹形になること」、「つややかな葉が、一年中、美しいこと」、「赤い果実が、冬に賑やかに付くこと」などです。また、材木が、良い建築材や家具材になることも、喜ばれます。
 モッコクの分類は、最近、変わりました。長らく、ツバキ科モッコク属とされてきましたが、現在は、モッコク科モッコク属、あるいは、サカキ科モッコク属とされます。
 モッコクとは、変わった響きの種名ですね。この種名は、セッコク(石斛)という、別の植物名に由来します。ただし、セッコクは、モッコクとは、まったく遠縁です。
 セッコクは、ラン科セッコク属に属します。木ではなく、草です。日本の中部地方以南に分布します。分類上も、外見も、モッコクとは、まるで違います。ならば、なぜ、セッコクから、モッコクの名が付いたのでしょうか?
 じつは、セッコクとモッコクとが似ているのは、姿かたちではなく、香りだといいます。セッコクの花の香りと、モッコクの花のそれとが、似ているそうです。
 セッコクという種名は、中国に産する近縁種から、付けられました。同じラン科セッコク属の複数の種が、中国に分布します。それらの中国語名が、「石斛」なのですね。この漢字名を、日本風に音読みして、「セッコク」となりました。
 モッコクは、セッコクに似た香りがあって、樹木になることから、「木斛」です。この名は、日本で付けられたので、中国で「木斛」と書いても、通じません。モッコクの中国語名は、「厚皮香」だそうです。
図鑑↓↓↓↓↓には、モッコクが掲載されています。
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 過去の記事でも、似た種名で、近縁ではない植物同士を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヒユとスベリヒユとは、違う? 同じ?(2014/7/11)
コデマリとオオデマリとは、どう違う?(2014/5/2)
芝に咲いた桜花? シバザクラ(2014/4/18)
アオイ科でないアオイ(葵)がある?(2013/6/21)
などです。


2014年11月27日

多古の福猫親子

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多古の福猫親子 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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千葉 多古【2014.11.02】


2014年11月26日

サザンカ

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サザンカ園芸種八重 サザンカ 画像
和名:サザンカ
学名:Camellia sasanqua Thunb. ex Murray
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東京 町田【2014.11.16】
図鑑↓↓↓↓↓には、サザンカが掲載されています。
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2014年11月25日

ツワブキ

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ツワブキ園芸種 ツワブキ 画像
和名:ツワブキ
学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.
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東京 港区【2014.11.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、ツワブキが掲載されています。
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2014年11月24日

かわいくても、害獣? クリハラリス

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 リスは、かわいい生き物ですね。その姿のために、どこでも、人気があります。地域によっては、餌付けされていることもあります。かわいい姿を見たいからでしょう。
 ところが、かわいいからといって、害がないとは言えません。日本の一部の地域では、リスの害が、問題になっています。そのリスは、もとから日本にいた種ではありません。外来種のクリハラリスが、問題の種です。
 クリハラリスという種名を、聞いたことがある方は、少ないでしょう。でも、「タイワンリス」という名なら、聞いたことがあるのではないでしょうか?
 「タイワンリス」とは、クリハラリスという種の中の、一亜種です。クリハラリスは、台湾をはじめ、中国大陸やマレー半島などに、広く分布します。そのうちの、台湾に分布する亜種が、タイワンリスです。この亜種が、観光用に、日本に入れられました。
 二〇一四年現在では、日本の各地に、クリハラリス(タイワンリス)が定着してしまっています。伊豆大島、神奈川県の鎌倉市、静岡県の一部などにいるものが、有名です。
 クリハラリス(タイワンリス)の害としては、「樹皮をかじって、木を弱らせる」、「電線や電話線をかじって、断線させる」などがあります。このような害が問題になるのは、リスの側が、人馴れしているからです。人の身近に棲むからですね。
 そもそも、観光用に入れられたために、人馴れしているわけです。「かわいいから」と輸入しておいて、害があると、とたんに害獣扱いするのでは、ヒトの身勝手ですね。
 しかし、クリハラリス(タイワンリス)の一番の被害者は、ヒトではないでしょう。元から日本にいた、ニホンリスが、被害にあっています。
 ニホンリスとクリハラリスとは、姿も、生態も似ています。ということは、すみかや、食べ物が、競合するわけです。本来、ニホンリスのものだったすみかや食べ物が、クリハラリスに奪われています。このために、ニホンリスが減っている地域もあるようです。
 これ以上、日本でクリハラリスを増やすのは、ニホンリスのためにも、避けなければなりません。一部の地域では、すでに、クリハラリスの駆除が始まっています。
図鑑↓↓↓↓↓には、クリハラリスに追われているニホンリスが掲載されています。
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 過去の記事でも、リスの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
リスも冬眠する?(2009/12/18)
などです。


2014年11月23日

【2014年 都内の紅葉】その5 ケヤキ

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ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
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東京 港区【2014.11.11】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
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2014年11月22日

タイワンホトトギス

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タイワンホトトギス  画像
和名:タイワンホトトギス
学名:Tricyrtis formosana
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東京 港区【2014.11.07】



2014年11月21日

伝説の薬草? ヤブタバコ

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 植物の中には、薬になるものが多いですね。薬草と呼ばれるものです。古来、人間は、いろいろな薬草の力を、利用してきました。今回は、その一種を紹介しましょう。
 ヤブタバコは、薬草の一種です。キク科ヤブタバコ属に属します。タバコと付いても、タバコに近縁ではありません。葉の様子がタバコに似るために、この名が付きました。
 この草は、部位によって、薬草としての使い方が、違います。一つは、果実だけを使うやり方です。もう一つは、草全体をまとめて使うやり方です。
 ヤブタバコの果実は、漢方で、鶴虱【かくしつ】と呼ばれます。鶴虱は、腸内寄生虫の駆除薬として、使われてきました。ただし、現代の医学で、その効果について、確認されてはいません。素人が手を出せるものでは、ありませんね。
 草全体をまとめて使う場合には、漢方で、天名精【てんめいせい】と呼ばれます。こちらは、止血や解毒などに用いられました。けれども、現代の医学で、その効果が確認されていないことは、果実と同じです。何らかの薬効はあるようです。
 昔の人は、なぜ、ヤブタバコに薬効があると思ったのでしょうか? それは、臭気によると考えられます。ヤブタバコには、全体に、独特の臭気があります。特に、果実は、その臭気が強いです。この臭気が、「薬っぽい」と感じられたのではないでしょうか。
 ヤブタバコは、日本ばかりでなく、中国や朝鮮半島など、東アジアに広く分布します。薬草としては、中国で長く使われてきました。天名精という名は、もともと、中国で、この草を指す種名として、用いられるものです。
 天名精については、中国に、奇妙な伝説があります。猟師が殺したシカに、この草を詰めると、シカが生き返ったというのです。このことから、天名精には、鹿活草【ろくかつそう】という別名があります。この草の薬効を、大げさに表現した伝説でしょう。
 むろん、実際には、どんな薬草にも、死んだものを生き返らせるほどの薬効は、ありません。「そんな薬草があったらいいな」という、人の願望が投影されたのですね。数ある薬草の中で、ヤブタバコが、伝説の主役に選ばれた理由は、わかっていません。
図鑑↓↓↓↓↓には、ヤブタバコが掲載されています。
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 過去の記事でも、薬草として用いられる植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
西洋と東洋の薬? ウツボグサ(2014/6/20)
エンジュは、縁起の良い木?(2013/11/29)
ゲンノショウコは、ゼラニウムの仲間か?(2013/5/3)
クマツヅラは、魔法の植物?(2011/7/15)
伝説の河童の薬草とは?(2011/6/3)
などです。



2014年11月20日

【2014年 都内の紅葉】その3 ケヤキ

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ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
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東京 港区【2014.11.08】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
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2014年11月19日

【2014年 都内の紅葉】その2 イチョウ

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外苑前絵画館イチョウ並木 イチョウ画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
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東京 港区【2014.11.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
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2014年11月18日

【2014年 都内の紅葉】その1 ケヤキ

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ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
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東京 港区【2014.11.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
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2014年11月17日

伊豆諸島の外来生物とは?

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 外来生物といえば、外国から来た生物のことだと思う方が多いでしょう。ところが、実際には、そうとばかりは限りません。同じ国内から来た生物でも、本来、棲んでいない地方に棲みついたのであれば、外来生物です。
 国内から移動してきたものでも、外国から来たものでも、外来生物が、在来生物に、大きな影響を与えることには、変わりありません。今回は、同じ日本国内の生物が、外来生物になった例を、紹介しましょう。伊豆諸島の外来生物たちです。
 伊豆諸島は、伊豆半島の南に点在する島々ですね。伊豆大島、新島、神津島、三宅島、八丈島などが含まれます。これらの島々には、もとは、両生類は、一種も分布しませんでした。両生類は、海に弱いため、島へ渡ってくることが、できなかったのですね。
 二〇一四年現在では、複数の両生類の種が、伊豆諸島に棲んでいます。伊豆大島と新島には、モリアオガエルがいます。三宅島には、ニホンヒキガエルがいます。八丈島には、ニホンイモリがいます。彼らは、いつ、どうやって、島へ来たのでしょうか?
 人間が、それに介在していることは、間違いありません。前記のとおり、両生類は、自然に海を渡ることが、非常に困難だからです。しかし、いつ、誰によって、どのようにして持ち込まれたのかは、わかっていません。持ち込みの理由も、不明です。
 モリアオガエルは、天然記念物になっていることで、有名ですね。確かに、貴重な生物です。だからといって、外来生物になった時、害がないとは言えません。
 モリアオガエルも、ニホンヒキガエルも、ニホンイモリも、昆虫を喜んで食べます。このことが、伊豆諸島の自然に、悪影響を与えています。伊豆諸島には、世界的に見ても、希少な昆虫が多いからです。有名なのは、ハチジョウノコギリクワガタ、ハチジョウヒラタクワガタ、ミクラミヤマクワガタなどのクワガタムシの仲間です。
 今、種名を挙げたクワガタムシたちは、三種とも、伊豆諸島の固有種です。世界中で、伊豆諸島にしかいません。狭い島の中で、外来生物に追われたら、どうやって逃げたらいいのでしょうか? 彼らが滅ぶ前に、何らかの方策が取られて欲しいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、モリアオガエル、ニホンヒキガエル、ニホンイモリ(アカハライモリ)が掲載されています。
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 過去の記事でも、日本の両生類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
新種だけど、旧種? ハコネサンショウウオ(2013/12/16)
切っても切っても、生えてくる? イモリの謎(2013/9/2)
人を殺せるカエルがいる?(2013/6/3)
日本は、なぜ、サンショウウオ王国か?(2013/2/25)
子育てをするカエル、アイフィンガーガエル(2012/6/11)
などです。


2014年11月16日

国立科学博物館の生物たち

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 この秋、国立科学博物館で、面白い催しが、いくつも開かれています。生物に関わる展示も、多いです。早速、行ってまいりました。
 まずは、特別展「ヒカリ展」です。この特別展は、光に関わることすべてを紹介しています。その中に、光る生物の紹介があります。光る生物には、自然に光るものと、人工的に光らせるようにしたものとがあります。両方が展示されています。
 自然に光る生物では、光るサンゴが、美しいです。生きたサンゴが、水槽に入っているのを、見ることができます。光る深海魚も、自然に光る生物ですね。会場には、光る深海魚として、ヒカリキンメダイと、マツカサウオとがいます。
 人工的に光らせた生物としては、「光る花」や、「光るカイコ」がいます。もともとは光らない植物やカイコに、光るための遺伝子を入れて、光らせるようにしました。この光を、不自然だと嫌うのか、美しいと好きになるかは、人によるでしょう。
 次に、企画展「ヨシモトコレクションの世界」です。この会場では、たくさんの哺乳類の剥製【はくせい】標本に、迎えられます。どの標本も、とてもよくできています。まるで生きているようです。これらは、もと、ヨシモトさんという日系人の持ち物でした。
 ヨシモトさんのコレクションが、なぜ、科学博物館にあるのでしょう? なぜ、こんなに多くの剥製標本を、ヨシモトさんは集めたのでしょう? これらの答えは、会場にあります。答えを知れば、ヨシモトさんの志に、心を打たれるでしょう。
 最後に、NEWS展示「昭和天皇のヒドロ虫類ご研究を通した国際交流」です。昭和天皇は、海洋生物の研究者でもありました。中でも、ヒドロ虫【ちゅう】というグループの専門家でした。ヒドロ虫の研究は、地味な分野で、やっている人が少ないです。
 このため、昭和天皇は、外国のヒドロ虫研究家とも、よく連絡を取り合い、研究に励まれました。その足跡が、ベルギーの博物館に残っていました。遠いベルギーで、昭和天皇が、自ら採集された生物の標本が、見つかったのです。会場では、それらの標本や、昭和天皇がご研究に使われた顕微鏡などを、見ることができます。
図鑑↓↓↓↓↓には、ホタル、ウミホタル、オワンクラゲなどの光る生物や、ヒドロ虫類のカツオノエボシ、ハナガサクラゲ、ハネウミヒドラなどが掲載されています。
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 国立科学博物館の催しについては、以下のページに案内があります。
ヒカリ展 公式サイト
ヨシモトコレクションの世界(国立科学博物館の公式サイト内ページ)
昭和天皇のヒドロ虫類ご研究を通した国際交流(※注:直接、pdfにつながります)
などです。


2014年11月15日

ヒイラギナンテン

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ヒイラギナンテン  画像
和名:ヒイラギナンテン
学名:Mahonia japonica (Thunb.) DC.
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東京 港区【2014.11.04】

図鑑↓↓↓↓↓には、ヒイラギナンテンが掲載されています。
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2014年11月14日

日本のナシと西洋ナシとは、違う? 同じ?

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 ナシは、日本の秋の味覚ですね。しゃりしゃりした食感が、好まれます。近年は、セイヨウナシも、一般的になってきました。こちらは、ねっとりした食感ですね。
 同じナシでも、日本のナシとセイヨウナシとでは、形も、食感も、ずいぶん違います。この二つは、同じ種なのでしょうか? いいえ、違います。
 日本語で、単にナシ(梨)といえば、それは、日本のナシを指します。正式な日本語名(標準和名)を、ナシという植物です。バラ科ナシ属に属します。原産地は、中国だと考えられています。現在のナシは、日本で、品種改良が進んだものです。
 いっぽう、セイヨウナシ(西洋梨)のほうは、正式な日本語名(標準和名)を、セイヨウナシという植物です。日本のナシと同じく、バラ科ナシ属に属します。原産地は、ヨーロッパです。品種改良も、主にヨーロッパで進みました。
 セイヨウナシが、日本で普通に栽培され、食べられるようになったのは、ごく最近です。対して、日本のナシは、とても古くから栽培され、食べられてきました。弥生時代の遺跡から、ナシの種子が見つかっています。その頃から、食べられていたのですね。
 けれども、日本のナシの起源は、よくわかっていません。もともと、日本にあった植物ではないようです。弥生時代になって、突然、ナシの痕跡が現われるからです。
 植物に詳しい方ならば、日本の野山に、ヤマナシ(山梨)という種があることを、御存知かも知れませんね。ヤマナシは、植物学的には、栽培されている日本のナシと、同じ種です。ヤマナシの栽培品種が、ナシという扱いです。
 ヤマナシは、野生植物なのに、人里に近い場所にしかありません。これは、元来、よそから持ち込まれた栽培植物だったものが、野生化したからだと考えられています。
 栽培されているナシと比べると、ヤマナシの果実は、小さく、硬く、酸っぱいです。現代人の感性では、美味しいとは言えません。古代人には、美味しかったのでしょうが。
 このヤマナシが、長い時間をかけて、品種改良されました。今、私たちが、美味しいナシを食べられるのは、品種改良に励んだ、昔の日本人のおかげです。
図鑑↓↓↓↓↓には、ヤマナシが掲載されています。
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 過去の記事でも、美味しい果物がみのる植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
黄金のリンゴの正体は?(2014/2/21)
ナツメ(棗)は、夏芽【なつめ】?(2013/8/23)
トケイソウの果実が、パッションフルーツ?(2013/8/16)
仏典【ぶってん】にも登場、マンゴー(2013/8/9)
バナナは、最古の栽培植物?(2013/1/18)
などです。



2014年11月13日

コムラサキ

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コムラサキ  画像
和名:コムラサキ
学名:Callicarpa dichotoma (Lour.) K.Koch
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東京 港区【2014.11.04】

図鑑↓↓↓↓↓には、コムラサキが掲載されています。
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2014年11月12日

シロバナタンポポ

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シロバナタンポポ  画像
和名:シロバナタンポポ
学名:Taraxacum albidum
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東京 港区【2014.11.03】



2014年11月11日

ハイビスカス

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ハイビスカス  画像
和名:ハイビスカス
学名:Hibiscus rosa-sinensis L.
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東京 港区【2014.10.25】
図鑑↓↓↓↓↓には、ハイビスカスが掲載されています。
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2014年11月10日

水辺の侵略者、アメリカザリガニ

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 アメリカザリガニは、日本の淡水域で、すっかり、お馴染みの生物になってしまいましたね。子供の頃、ザリガニ釣りをして遊んだ方も、多いでしょう。
 けれども、アメリカザリガニは、本来、日本にいた生物ではありません。種名に「アメリカ」が付くとおり、北米から移入されました。人間によって、連れてこられたのです。
 ところが、今では、人間に、邪魔者扱いされています。その理由は、外来種として、アメリカザリガニの害が、明らかになってきたからです。
 アメリカザリガニは、雑食性で、何でも食べます。このために、日本在来種の水草や、水生昆虫、魚などを、食い荒らしてしまいます。もともと、日本にいなかったので、在来種の生物たちは、アメリカザリガニに対抗するすべを知りません。
 現在の日本には、北海道から沖縄まで、アメリカザリガニが分布するようになってしまいました。ただ、全国に、まんべんなくいるわけではありません。山間部、半島部、島などに、アメリカザリガニが侵入していない地域が、残っています。
 とはいえ、このまま放置していたら、全国どこにでも、アメリカザリガニが侵入するのは、時間の問題です。彼らは、移動力が高いからです。
 アメリカザリガニは、水中でも陸上でも、行動することができます。垂直に近い崖のような所でも、登ってしまいます。環境が悪くなると、土に穴を掘り、その中で、じっと、環境が良くなるのを待ちます。これらの性質のため、駆除がしにくいです。
 それでも、駆除に成功した地域もあります。例えば、神奈川県北部の愛川町の例です。
 ここでは、アメリカザリガニが、完全にいなくなったわけではありません。駆除前の二十分の一程度にまで、数が減りました。地元のNPOが、がんばってくれたおかげです。
 効果は、劇的でした。駆除前のその地域では、在来種の水生昆虫は、七種ほどが、確認されるだけでした。それが、駆除後には、二十種ほども確認されました。
 この例は、アメリカザリガニの圧迫の強さを表わします。彼らを除いてやれば、在来種は、自然に増えるのですね。愛川町のような成功例が、もっと増えて欲しいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本の水辺に棲む生物が、何十種もも掲載されています。
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 過去の記事でも、日本の外来生物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
害獣か? 富の象徴か? マングース(2014/5/5)
害虫は、食べて退治? ヤシオオオサゾウムシ(2013/7/29)
ミミズは、どこまで大きくなる?(2012/4/16)
キノボリトカゲは、駆除すべき?(2010/12/31)
イソガニとイワガニ、どっちがどっち?(2009/8/21)
などです。


2014年11月 9日

ケヤキ

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ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
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東京 港区【2014.10.25】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
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2014年11月 8日

ビヨウヤナギ

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ビヨウヤナギ  画像
和名:ビヨウヤナギ
学名:Hypericum chinense L.
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東京 港区【2014.10.23】
図鑑↓↓↓↓↓には、ビヨウヤナギが掲載されています。
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2014年11月 7日

翼で広がります、ニワウルシ

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 秋は、実りの季節ですね。多くの植物が、果実をみのらせます。植物たちは、自分の子孫である種子を、広く、遠くへ、分散させようとします。そのために、果実や種子の形は、工夫されたものが多いです。そのような一種を紹介しましょう。ニワウルシです。
 ニワウルシ(庭漆)は、中国の北部・中部が原産地です。庭木や公園樹にするために、日本に導入されました。現在の日本では、野生化したものも、見られます。
 ウルシと名がついても、ニワウルシは、ウルシ科ではありません。ニガキ科ニワウルシ属に属します。シンジュ(神樹)という別名でも、知られます。
 ニワウルシの果実は、翼果といわれるものです。薄く平たい紡錘【ぼうすい】形をしていて、その真ん中に、種子があります。翼果の名のとおり、薄く平たい部分が、翼の役割をします。木から離れると、くるくると回りながら、風に流されてゆきます。
 ニワウルシの果実には、他にも、工夫があります。最初は緑色をしていて、熟すにつれ、赤くなることです。まるで、葉の一部が、紅葉しているように見えます。
 これは、果実の中の種子を守るためだと考えられています。赤い色素が、有害な紫外線などを遮断するからです。完全に熟した果実は、赤から、褐色に変わります。
 ニワウルシは、根付いた種子の成長も速いです。気づいた時には、天まで届くかと思われるほどの高木になっています。公園樹によく使われる理由の一つが、それです。すぐに、見栄えの良い大木になるからですね。
 この成長の速さが、ニワウルシの英語名や、ドイツ語名の由来になっています。英語名の「Tree of Heaven」は、文字どおり、「天まで届く木」の意味です。ドイツ語名の「G?tterbaum」も、同じ意味です。
 じつは、これらの外国語名が、日本語の別名シンジュ(神樹)の由来になっています。「天まで届く木」の意味を、「天国の木」=「神の木」の意味と、取り違えたのですね。
 皮肉なことに、米国では、この木を「Tree from Hell」(地獄から来た木)と呼ぶことがあるそうです。外来植物として、米国の在来植物をおびやかしているからです。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニワウルシが掲載されています。
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 過去の記事でも、外来植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
マリーゴールドの正体は?(2014/10/3)
故郷はどこですか? モクゲンジ(2013/12/27)
マツヨイグサとツキミソウとは、違う? 同じ?(2013/5/31)
などです。


2014年11月 6日

セイタカアワダチソウ

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セイタカアワダチソウ  画像
和名:セイタカアワダチソウ
学名:Solidago altissima L.
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東京 品川【2014.10.14】
図鑑↓↓↓↓↓には、セイタカアワダチソウが掲載されています。
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2014年11月 5日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.10.08】


2014年11月 4日

ヤブラン

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ヤブラン  画像
和名:ヤブラン
学名:Liriope platyphylla F.T.Wang & Ts.Tang
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東京 品川【2014.10.27】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヤブランが掲載されています。
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2014年11月 3日

シジュウカラガンとカナダガンとは、違う? 同じ?

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 冬鳥が、日本にやってくる季節ですね。日本の冬鳥では、古来、ガン(雁)の仲間が、有名です。カモ目【もく】カモ科に属する種のうち、体の大きいものを、ガンと呼びます。日本に渡ってくるのは、マガン、ヒシクイ、コクガンなどの数種です。
 昔は、もっと多くの種が、日本で越冬したと考えられています。例えば、シジュウカラガンが、そうです。マガンなどと違って、首から上が黒く、頬【ほお】の白いのが目立つ種です。昭和初期までは、日本で、まとまった数の個体が、越冬していました。
 現在、日本で越冬するシジュウカラガンは、ごく少数です。マガンなど、他のガンに混じって見られるだけです。日本では、珍しい種になってしまいました。
 シジュウカラガンは、カナダガンと呼ばれることがあります。その名のとおり、彼らの現在の主な繁殖地は、カナダです。ところが、カナダガン=シジュウカラガンかといえば、そうは言い切れない事情があります。
 シジュウカラガンは、正式な日本語名(標準和名)が、カナダガンなのか、シジュウカラガンなのか、定まっていません。カナダガンを標準和名として、シジュウカラガンは、その一亜種(名)とされることが多いです。
 シジュウカラガンを亜種名とする場合には、カナダガンのうち、日本などの東アジアに渡ってくる亜種を、そう呼びます。残念ながら、この亜種は、絶滅寸前です。
 近年になって、困った事態が起こりました。本来、日本にはいないはずの、「カナダガン」(カナダにいる亜種)が、日本に棲みついてしまったのです。人為的に持ち込まれたことは、間違いありません。その起源について、詳しいことは、不明です。
 現在のところ、外来亜種の「カナダガン」は、静岡県・山梨県・神奈川県で確認されています。そこは、少なくともここ数十年は、ガンの仲間が飛来する地域ではありません。亜種といえども、外来生物が来るのは、やはり問題です。農業被害も、出ています。
 少ないながら、日本に来ているシジュウカラガンと、「カナダガン」とが、交雑してしまうかも知れません。それは、本来の自然を乱す、危険なことです。
図鑑↓↓↓↓↓には、ガンの仲間のマガン、ヒシクイ、コクガンが掲載されています。
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 過去の記事でも、ガンの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
夏鳥と冬鳥と、どちらが多い?(2013/9/30)
鳥の足の水かきは、どんなふう?(2013/3/4)
ガチョウ(鵞鳥)は、一種ではない?(2013/2/18)
白いガンや黒いガンがいる?(2012/1/30)
雁(ガン)の恩返し(2006/1/16)
などです。


2014年11月 2日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.10.08】


2014年11月 1日

ツルボ

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ツルボ  画像
和名:ツルボ
学名:Scilla scilloides (Lindl.) Druce
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東京 港区【2014.09.25】
図鑑↓↓↓↓↓には、ツルボが掲載されています。
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