図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2014年12月31日

カイツブリ

ico_weather_hare.gif

カイツブリ  画像
和名:カイツブリ
学名:Tachybaptus ruficollis
301214_01.jpg
東京 新宿区【2014.12.27】
図鑑↓↓↓↓↓には、カイツブリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月30日

南半球のふしぎな植物たちへ、大航海

ico_weather_hare.gif

 毎日、寒いですね。こう寒いと、屋外へ出かける気力がなくなります。今回は、屋内の生物関係のイベントを紹介しましょう。東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている「キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展」です。
 この展覧会では、南半球の植物画が、たくさん見られます。キャプテン・クックを船長とする探検隊が、南半球で発見した植物の絵です。フランス領ポリネシア(ソシエテ諸島)、ニュージーランド、オーストラリア、ジャワ島に産する植物たちです。
 クックの探検隊が航海をしたのは、十八世紀のことです。当時、南半球の植物は、ヨーロッパ人に、ほとんど知られていませんでした。探検隊は、多くの素晴らしい植物画を描いて、世界の人々に、南半球の植物を知らせることになりました。
 もちろん、植物の標本も、たくさん、ヨーロッパに持ち帰られました。それらの標本に基づいて、正式な種名(ラテン語の学名)が付けられました。
 例えば、バンクシア属の植物は、この航海で発見されました。現在では、バンクシア属は、オーストラリアを代表する植物となっています。
 展覧会の会場では、バンクシア・セルラータ、バンクシア・インテグリフォリアなど、複数のバンクシアの絵を見ることができます。もさもさした花と、不思議な形をした果実とが、一緒に描かれています。この果実の形に、意味があります。
 絵には、ぱっくりと口を開いたような形の果実が、いくつも付いています。この口から、種子が放出されます。ところが、ある条件が揃わないと、果実は口を開きません。したがって、種子も放出されません。その条件とは、山火事に遭うことです(!)
 じつは、オーストラリアには、山火事がとても多いのですね。乾燥した気候のためです。山火事に耐える力がない植物は、焼け死ぬしかありません。バンクシア属の植物は、その条件を逆手にとって、山火事のあとに、種子が芽吹くようにしました。
 不思議で、見事な環境への適応ですね。会場では、バンクシア属以外にも、ちょっと不思議な形の植物画を見ることができます。ぜひ、足をお運び下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する植物が、八百種以上が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展に関する情報は、以下のページにあります。
キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展(Bunkamuraの公式サイト内ページ)
 過去の記事でも、南半球の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
最も背の高い樹木とは?(2014/2/28)
地球の歴史の謎を解く? ドクウツギ(2013/11/8)
バナナは、最古の栽培植物?(2013/1/18)
マタタビは、ヒトも食べられる?(2012/3/9)
縄文杉に「姉妹」ができる? カウリコーパルノキ(2009/4/21)
などです。



2014年12月29日

ヒツジにも、いろいろいます

ico_weather_ame.gif / ico_weather_kumori.gif

 来年、二〇一五年は、未年【ひつじどし】ですね。今回は、それにちなんで、ヒツジ(羊)の話をしましょう。ヒツジは、日本人には、馴染みの薄い動物ですね。
 ヒツジには、何百という品種があります。品種によって、かなり、外見の印象が違います。体毛の色、角の有無や形などが、品種によって、異なるのです。
 世界的に、最も有名な品種は、メリノでしょう。スペインで作られた品種です。現在は、スペインより、オーストラリアで飼われている数のほうが、ずっと多いです。オーストラリアのヒツジの主力品種です。良い羊毛が取れることで、知られます。
 メリノは、体毛が白く、もこもこした感じのヒツジです。雄にだけ、角があります。雄の角は、カタツムリの殻のように、ぐるりと円く巻いています。ヒツジと言われて、日本人が思い浮かべるイメージは、多く、メリノのような姿でしょう。
 ところが、現在、日本で最も多く飼われているヒツジは、メリノではありません。サフォークという品種です。イギリスのサフォーク州が原産地です。毛の色は白いですが、顔と四肢が黒いです。メリノより、スマートに見えます。雌雄ともに、角はありません。
 サフォークは、主に、肉を取るために飼われます。とはいえ、羊毛が利用できないわけではありません。充分に利用できる毛が取れます。残念なことに、日本では、サフォークの羊毛が、うまく利用されているとは言いがたいです。
 メリノやサフォークは、世界的に、数が多い品種です。彼らと違う少数品種の中には、変わった姿のものもいます。例えば、角の数が、四本や六本もあるヒツジがいます。
 英国のヒツジの例を、挙げてみましょう。英国には、四本以上の角を持つことがある品種が、三つあるといわれます。数が多い順に挙げれば、ジェイコブ、ヘブリディーン、マンクス・ロフタンの三品種です。どの品種も、日本で見るのは、難しいです。
 これらの三品種は、角の数が決まっていません。最も多いのは、普通の二本角の個体です。けれども、時に、四本角や、六本角の個体が出ます。このような顕著な特徴は、いつ、どこで生まれたのでしょうか? それについては、定まった説がありません。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ヒツジは載っていません。かわりに、日本に棲む哺乳類が、八十種以上が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、干支【えと】の動物について、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サラブレッドと道産子は、同じ種か?(2014/1/13)
シロヘビ(白蛇)に会うと、福を授かる?(2013/1/14)
これでも魚類です、タツノオトシゴ(2011/12/5)
アマミノクロウサギは、生きている化石か?(2011/2/28)
トラフシジミは、草食性のトラ(虎)?(2009/11/20)
などです。



2014年12月28日

ヒマラヤザクラ

ico_weather_hare.gif

ヒマラヤザクラ  画像
和名:ヒマラヤザクラ
学名:Cerasus cerasoides (D.Don) Sokolovr
281214_01.jpg
281214_02.jpg
281214_03.jpg
281214_04.jpg
東京 品川区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-



2014年12月27日

キジバト

ico_weather_hare.gif

キジバト  画像
和名:キジバト
学名:Streptopelia orientalis
271214_01.jpg
271214_02.jpg
東京 品川区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、キジバトが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月26日

運命の分かれ道、ヒルムシロ属の植物たち

ico_weather_hare.gif

 生物の分類では、近縁なもの同士が、似ているとは限りません。外見がまったく違うのに、近縁なことも多いです。外見だけでなく、生態や、分布の仕方なども、異なることが、珍しくありません。今回は、そのような例を取り上げましょう。
 ヒルムシロという植物があります。水草です。日本全国の池沼などに、普通に見られます。細長いササのような葉を、水面に浮かべます。花も、水面より上に咲きます。
 ヒルムシロは、目立つところがない種です。花は棒状に咲き、色鮮やかではありません。少し昔までの日本では、水場で、もっとも平凡な草でした。昔より減ったとはいえ、現在も、絶滅の心配はないとされています。それだけ、数が多いのですね。
 ところが、ヒルムシロと近縁な種でも、まるで状況が違うものがあります。例えば、ガシャモクという水草です。ヒルムシロと同じ、ヒルムシロ科ヒルムシロ属に属します。ヒルムシロと違って、葉は、水面上に出ません。全体的に、水中にあります。
 ガシャモクの分布地は、日本と中国、ということになっています。しかし、中国での分布状況は、確認されていません。日本でも、わずか数か所にしかないといわれます。現在、野生の個体が確認されているのは、福岡県北九州市のみです。
 ガシャモクは、絶滅に瀕した種です。水質汚濁に弱いためと考えられます。
 いっぽうで、害草として、駆除される種もあります。例えば、エビモです。やはり、ヒルムシロ科ヒルムシロ属に属します。ガシャモクと同じように、全体が水中に沈んでいる水草です。とても分布が広く、南米以外の世界中に分布します。
 エビモは、もとから、こんなに分布が広かったわけではありません。人間の活動にともなって、分布を広げたと考えられます。広がり過ぎたために、本来の原産地がどこなのかは、よくわかっていません。少なくとも、北米には、もとはありませんでした。
 北米では、エビモは、侵略的外来種として、憎まれています。繁殖力が強く、水質汚濁にも強いために、憎まれるほど増えてしまいました。ガシャモクとは、ずいぶん違いますね。生物の多様性の証しでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒルムシロが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、水場に生える植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヒシ(菱)は、女神さまの好物?(2010/8/6)
雑草か食草か? コナギとミズアオイ(2010/6/4)
ヨシとアシは同じもの?(2006/9/8)
スイレンとハスはどう違う?(2006/7/13)
たくましく生きる食虫植物タヌキモ(2005/11/4)
などです。


2014年12月25日

【2014年 都内の紅葉】その22 イロハモミジ

ico_weather_hare.gif

イロハモミジ  画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
251214_01.jpg
251214_02.jpg
東京 品川区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、イロハモミジが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月24日

ナツミカン

ico_weather_hare.gif

ナツミカン  画像
和名:ナツミカン
学名:Citrus natsudaidai Hayata
241214_01.jpg
東京 港区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、ナツミカンが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月23日

【2014年 都内の紅葉】その21 イロハモミジ

ico_weather_hare.gif

イロハモミジ  画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
231214_01.jpg
231214_02.jpg
東京 港区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、イロハモミジが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月22日

貝? いえ、カイメンです

ico_weather_hare.gif

 以前、このブログで、カイロウドウケツというカイメン(海綿)の仲間を紹介しましたね。体内に、ドウケツエビというエビが棲みつくカイメンです。生活の厳しい深海にあって、ドウケツエビは、カイロウドウケツの中で、ぬくぬくと安全に暮らします。
 ドウケツエビは、どのようにして、このような安楽な生活を手に入れたのでしょうか? それを読み解く鍵になりそうな生物がいます。ホッスガイ(払子貝)です。
 貝と付いても、ホッスガイは、貝類ではありません。カイメンの仲間です。カイロウドウケツに近縁です。カイロウドウケツと同じ、六放海綿綱【ろっぽうかいめんこう】に属します。このグループは、体内に、ガラス質の骨組みを持ちます。
 ホッスガイの「貝」とは、この硬い骨組のために、名付けられました。昔の日本人にとって、海に棲む「体の硬い生き物」は、みな「貝」だったのですね。
 払子【ほっす】のほうは、仏教で使う仏具に由来します。ばさばさした、大きな筆のような物です。この払子に形が似ることから、名が付きました。
 けれども、実際に生きている姿を見ると、払子より、コップに形が似ています。柄の付いたコップが、海底に立つように見えます。ホッスガイの生きた姿は、最近まで、知られませんでした。カイロウドウケツと同じく、深海に棲むからです。 
 ホッスガイの「コップ」の部分は、物を食べる部分です。水流に乗ってきた有機物を、ここに集めて、食べ物とします。この「コップ」に、エビの仲間が取り付いているのが、観察されています。集まってきた有機物を、横取りして食べるためです。
 もし、ホッスガイの「コップ」が、筒状になったら、どうでしょう? その筒の中に、食べ物を求めて、エビが入り込んだら......カイロウドウケツと、同じ姿になりますね。こんなふうに、進化したのかも知れません。
 先に書いたように、深海は、暮らすには厳しい所です。少しでも、食べ物のあるところを求めて、エビは、カイメンに行き着いたのでしょう。横取りはずるく見えますが、これも、生きる知恵の一つです。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ホッスガイは、載っていません。かわりに、日本近海に棲むカイメンやエビ類が、十種以上が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、カイメンの仲間や、エビの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
深海に立つシャンデリア? いえ、生き物です(2013/10/14)
得意技で守ります、ハゼとテッポウエビ(2013/3/25)
どんな形にもなれる? カイメン(海綿)(2012/12/24)
カイメン(海綿)は、多細胞動物の祖先?(2009/11/13)
などです。


2014年12月21日

12/21【2014年 都内の紅葉】その20 イチョウ

ico_weather_hare.gif

イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
211214_01.jpg
211214_02.jpg
211214_03.jpg
東京 港区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月20日

【2014年 都内の紅葉】その19 イロハモミジ

ico_weather_ame.gif

イロハモミジ  画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
201214_01.jpg
201214_02.jpg
201214_03.jpg
東京 港区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、イロハモミジが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月19日

仏教と植物、意外な関係

ico_weather_hare.gif

 生物の種名の中には、ちょっと聞いただけでは、意味がわからないものがありますね。例えば、ホウチャクソウ、ニョイスミレ、シャクジョウソウといった種名を聞いて、どれだけの方が、意味がわかるでしょうか?
 今、挙げたのは、みな、植物の種名です。これらの種名には、ある共通点があります。どれも、仏教に関係しています。より正確には、仏教の道具に関係した名です。
 ホウチャクソウは、漢字では、宝鐸草と書きます。イヌサフラン科チゴユリ属に属する草の一種です。長らく、ユリ科とされてきました。最近では、イヌサフラン科とされています。初夏に、白い、かわいい花を咲かせます。
 この花の形が、仏教で使う宝鐸【ほうちゃく】に似ることから、こんな種名が付きました。宝鐸とは、お寺の軒先の四隅に、吊り下げられている物です。もともとは、風鈴と同じで、音を出す物でした。現在は、音を出さない宝鐸も多いようです。
 ニョイスミレは、スミレ科スミレ属の一種です。漢字で書けば、如意菫です。
 如意【にょい】とは、本来は、手の届かない所を掻くのに使う物でした。「孫の手」ですね。それが、仏教に取り入れられて、僧侶が手に持つ道具になりました。
 ニョイスミレは、葉の形が如意に似ることから、この種名になりました。
 シャクジョウソウは、ツツジ科シャクジョウソウ属に属する一種です。この種は、長く、分類が議論されてきました。以前は、イチヤクソウ科や、シャクジョウソウ科などに入れられることが、多かったです。現在は、ツツジ科に落ち着いたようです。
 シャクジョウソウを、漢字で書けば、錫杖草です。錫杖【しゃくじょう】とは、僧侶が外を歩く時に、持ち歩く杖【つえ】です。上部が輪になっていて、そこにさらに小さな輪が、いくつも付いています。これらが触れ合って、音が出ます。
 シャクジョウソウは、全体の形が、錫杖に似ることから、種名が付けられました。
 こうして見ると、昔の日本人は、仏教の道具に馴染んでいたのかも知れません。植物の形を、何とか正確に伝えようと、苦心した種名かも知れませんね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ホウチャクソウ、ニョイスミレ(ツボスミレ)が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、ニョイスミレ(別名ツボスミレ)を取り上げています。また、仏教道具の華鬘【けまん】や、数珠【じゅず】にちなんだ植物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ムラサキケマンの「ケマン」とは?(2014/4/25)
タチツボスミレとツボスミレとは、違う? 同じ?(2013/4/12)
ジュズダマは、子供の遊び相手?(2012/11/30)
可憐なスミレ(菫)の仲間たち(2011/4/1)
などです。


2014年12月18日

【2014年 都内の紅葉】その18 イチョウ

ico_weather_hare.gif

イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
171214_01.jpg
171214_02.jpg
東京 渋谷区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月17日

青山の福猫

ico_weather_hare.gif

青山の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
181214_01.jpg
181214_02.jpg
東京 渋谷区【2014.12.06】】


2014年12月16日

【2014年 都内の紅葉】その17 イチョウ

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_ame.gif

イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
161214_01.jpg
東京 港区【2014.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-



2014年12月15日

鳥の夫婦は、みんな仲良し?

ico_weather_hare.gif

 先週のこのブログで、11月22日は、「いい夫婦の日」だという話をしましたね。今回も、これにちなんで、夫婦仲の良い生物を、紹介しましょう。鳥の仲間です。
 鳥類には、さまざまな夫婦(つがい)の形があります。一夫多妻の種も、一妻多夫の種も、一夫一妻の種もいます。一夫一妻の種の中には、つがいの絆が、とても強いものがいます。例えば、ガン(雁)の仲間が、そうです。
 ガンの仲間は、渡りをすることで、有名ですね。日本には、マガンやヒシクイといった種が、秋にやってきます。冬じゅう日本に滞在して、春、北の国へ帰ります。
 ガンのつがいの片方が、怪我をして飛べなくなったとします。渡りの季節になったら、つがいの相手はどうするでしょうか? パートナーを見捨てて、飛んで行ってしまうでしょうか? そういう例も、おそらく、あるでしょう。
 しかし、相手に付き合って、そのまま渡りをしない例が、観察されています。中には、一度、飛び立ったのに、戻ってきた例もあります。
 このように、つがいの絆が強い例は、ガンやハクチョウのように、大型の鳥に多いです。日本では、ハクチョウが、怪我をした相手に付き合って、春に渡りをしなかった例が、観察されています。暑さに弱いハクチョウは、日本の夏に苦しみながらも、とうとう、パートナーを見捨てませんでした。
 日本の鳥の中では、他に、アホウドリや、ツルの仲間が、夫婦仲が良いことが知られます。アホウドリやツルは、一度決めたパートナーと、十年以上も連れ添います。
 日本産でない鳥の中では、ペンギンのつがいの絆が強いですね。動物園などで、飼われているマゼランペンギンの例が、観察されています。
 マゼランペンギンは、高齢になって、繁殖をしなくなっても、つがいの仲が良いそうです。プールサイドで待ち合わせをして、一緒に寝に帰るということです。老後も、一緒に過ごすのですね。老後を楽しめるのは、飼われているものならではです。
 ハクチョウや、マゼランペンギンの例は、ヒトも見習いたいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ガンの仲間、ハクチョウの仲間、アホウドリ、ツルの仲間が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、鳥類のつがい関係について、取り上げています。また、夫婦で力を合わせて、子育てをする生物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
種の壁を越える愛、ナベヅルとクロヅル(2009/2/9)
育児には父親も参加、オオゴキブリ(2007/6/15)
キジのお父さんも楽じゃない?(2007/4/16)
アホウドリの熱愛度は鳥類一?(2007/2/12)
鴛鴦(オシドリ)は本当におしどり夫婦か?(2006/3/6)
などです。


2014年12月14日

【2014年 都内の紅葉】その16 ヒマラヤザクラ

ico_weather_hare.gif

ヒマラヤザクラ  画像
和名:ヒマラヤザクラ
学名:Cerasus cerasoides (D.Don) Sokolovr
141214_01.jpg
141214_02.jpg
東京 品川区【2014.11.30】


2014年12月13日

【2014年 都内の紅葉】その15 ケヤキ

ico_weather_hare.gif

ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
131214_01.jpg
東京 港区【2014.11.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月12日

ニシキギの品種が、マユミ?

ico_weather_kumori.gif

 紅葉や黄葉が、美しい季節ですね。花ではなく、紅葉や黄葉を観賞するために、庭や公園に植えられる植物もあります。有名な種としては、ニシキギがあります。
 ニシキギ(錦木)という種名は、紅葉が、錦のように見事なところから、付きました。ニシキギ科ニシキギ属に属する一種です。あまり高い木にはなりません。根もとから、細い幹が多数、枝分かれして、小藪【こやぶ】のようになります。
 ニシキギ属には、同じように、紅葉が美しい種が多いです。このため、公園や庭に、よく植えられます。例えば、マユミという種が、そうです。ニシキギよりは、大きな木になります。狭い庭より、広い公園に似合う木です。
 マユミという種名は、昔、この木から、弓を作ったことに由来します。「真弓」という意味ですね。漢字一文字で、「檀」とも書かれます。現在でも、木工品の材料として、材木が用いられます。マユミは、山菜にもなります。新芽が、食用になります。
 ややこしいことに、ニシキギの中の一品種で、コマユミと呼ばれるものがあります。コ「マユミ」という品種名でも、マユミの一品種ではありません。また、オオコマユミという変種もあります。やはり、マユミではなく、ニシキギの一変種です。
 ニシキギとマユミとは、確かに、近縁種同士です。それにしても、なぜ、ニシキギの品種や変種に、「マユミ」の名を付けてしまったのでしょうか? 理由は、わかりません。
 コマユミの特徴は、若い枝に、翼【よく】が付かないことです。翼とは、枝の周囲に、薄い板状に張り出したものです。普通、栽培されるニシキギには、この翼があります。翼があるニシキギは、翼を矢筈にたとえて、ヤハズニシキギと呼ばれることがあります。
 オオコマユミは、コマユミが、さらに変種になったものです。コマユミと同じく、翼【よく】がありません。コマユミに比べて、葉が大きいです。
 ニシキギ属の種では、ニシキギ以外にも、サワダツという種が、アオジクマユミという別名を持ちます。昔は、ニシキギ属の種をまとめて、「マユミ」と呼んだのかも知れません。
 種名はどうあれ、紅葉が美しいことは同じです。美しい秋を、お楽しみ下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニシキギ、マユミが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、ニシキギやマユミを取り上げています。また、紅葉が美しい植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヒユとスベリヒユとは、違う? 同じ?(2014/7/11)
満天の星、ドウダンツツジ(2014/5/9)
鳥をだます? マユミやニシキギ(2010/12/6)
一度滅びて、復活? ナンキンハゼ(2009/11/2)
日本のろうそくを灯すのは、ハゼノキ?(2009/10/7)
などです。



2014年12月11日

【2014年 都内の紅葉】その14 ソメイヨシノ

ico_weather_ame.gif / ico_weather_kumori.gif

ソメイヨシノ  画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Prunus cerasoides
111214_01.jpg
111214_02.jpg
東京 港区【2014.11.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月10日

【2014年 都内の紅葉】その13 イチョウ

ico_weather_hare.gif

イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
101214_01.jpg
101214_02.jpg
101214_03.jpg
101214_04.jpg
東京 港区【2014.11.29】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月 9日

【2014年 都内の紅葉】その12 イチョウ

ico_weather_hare.gif

イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
091214_001.jpg
091214_002.jpg
091214_003.jpg
091214_004.jpg
東京 港区【2014.11.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月 8日

ドウケツエビは、いい夫婦?

ico_weather_hare.gif

 11月22日は、語呂合わせで、「いい夫婦の日」だそうですね。今回は、これにちなんで、いい夫婦(かも知れない)生物を紹介しましょう。深海に棲む生物です。
 一定以上の年齢の方なら、結婚式の披露宴などで、偕老同穴【かいろうどうけつ】という言葉を、聞いたことがあるかも知れませんね。「偕【とも】に老いて、同じ穴に葬られる」という意味です。夫婦が、末永く、仲良く一緒にいることを指す言葉です。
 この言葉を、そのまま種名にした生物がいます。カイロウドウケツです。海綿【かいめん】動物の一種です。カイメンの仲間には、形が不定形な種が多いですが、カイロウドウケツには、一定の形があります。細長い筒型をして、海底から立ち上がっています。
 カイロウドウケツの筒型は、籠【かご】状で、小さな穴がたくさん空いています。そのため、中が、透けて見えます。中を見ると、何か、動くものが入っています。
 それは、ドウケツエビです。種名のとおり、エビの仲間です。ほとんどの場合、雌雄一対が、カイロウドウケツの中に棲みます。
 ここで、ぴんと来た方がいるでしょう。じつは、「偕老同穴」なのは、カイロウドウケツではなくて、ドウケツエビのほうです。一度、「夫婦」として、カイロウドウケツの中で暮らし始めると、一生、そのつがいを維持すると考えられています。
 カイロウドウケツと、ドウケツエビとは、深さ1000mほどの深海に棲むといわれます。もう少し浅い海にもいますが、それでも、深さ100mを越えるほどの海です。
 このため、カイロウドウケツも、ドウケツエビも、観察が難しいです。生態については、よくわかっていません。ドウケツエビは、体の小さい幼生の頃に、カイロウドウケツの籠目【かごめ】から、中に入ると推測されています。
 中に入った頃、ドウケツエビは、まだ雄でも雌でもない状態です。二匹が入ると、片方が雄、もう片方が雌に分化します。この分化の仕組みは、まだ解明されていません。
 なぜ、大部分のドウケツエビが、一つのカイロウドウケツの中で、「夫婦水入らず」で暮らせるのかも、わかっていません。深海生物には、謎が多いですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、カイロウドウケツも、ドウケツエビも、載っていません。かわりに、日本近海に棲むカイメンやエビ類が、十種以上掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、カイロウドウケツと同じ海綿動物や、ドウケツエビと同じエビの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
深海に立つシャンデリア? いえ、生き物です(2013/10/14)
得意技で守ります、ハゼとテッポウエビ(2013/3/25)
どんな形にもなれる? カイメン(海綿)(2012/12/24)
アマエビ? いえ、ホッコクアカエビです(2012/2/27)
カイメン(海綿)は、多細胞動物の祖先?(2009/11/13)
などです。


2014年12月 7日

【2014年 都内の紅葉】その11 ケヤキ

ico_weather_hare.gif

ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
071214_001.jpg
071214_002.jpg
071214_003.jpg
東京 港区【2014.11.22】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月 6日

【2014年 都内の紅葉】その10 ソメイヨシノ

ico_weather_hare.gif

ソメイヨシノ  画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Prunus cerasoides
061214_01.jpg
061214_02.jpg
東京 港区【2014.11.22】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月 5日

雑草だけど薬草、ミゾカクシ

ico_weather_hare.gif

 同じ種の植物でも、生える場所によって、ただの雑草にされることもあれば、有益なものとされることもあります。今回は、そのような植物を取り上げましょう。
 ミゾカクシは、日本全国に、広く分布する草です。湿った場所に多く、水田の雑草として、よく見られます。ミゾカクシ(溝隠し)という種名は、田の溝【みぞ】を覆い隠すようにたくさん生えることから、つきました。
 水田に生えるぶんには、ミゾカクシは、ただの雑草です。けれども、この草は、薬草でもあります。茎や葉が、漢方薬に用いられます。漢方薬としては、半辺蓮という名で呼ばれます。この名は、花の形が、半分しかないように見えることに由来します。
 この、ちょっと不思議な花の形からは、ミゾカクシが、何の仲間なのか、見当をつけにくいですね。じつは、ミゾカクシは、キキョウ科ミゾカクシ属に属する一種です。
 キキョウは、秋の七草の一種として知られますね。釣鐘型の花が咲きます。ミゾカクシとは、まるで似ていません。ミゾカクシがキキョウ科なのは、意外に感じます。
 キキョウ科のうち、ミゾカクシ属の種には、みな、ミゾカクシに似た感じの花が咲きます。キキョウのような放射状ではなく、左右対称な形の花です。このことから、ミゾカクシ属は、キキョウ科とは別の科に分類されることもあります。
 ミゾカクシ属の中でも、サワギキョウなどは、少し、キキョウに似た花が咲きます。青い花の色が、キキョウを思わせます。野草ですが、美しい花です。
 サワギキョウのように、美しい花が咲くミゾカクシ属の種は、他にもあります。それらのうち、ルリミゾカクシという種からは、多くの園芸品種が作られました。
 ルリミゾカクシの原産地は、アフリカの南部です。日本には、自生しません。しかし、現在では、花壇などで、たくさん栽培されています。花を観賞するためです。
 園芸の世界では、ルリミゾカクシという名は、あまり使われません。ロベリアと呼ばれるのが、普通です。ロベリアLobeliaとは、ミゾカクシ属を指すラテン語の学名です。ルリミゾカクシ以外の種も、ロベリアと呼ばれることがあるので、注意が必要です。
図鑑↓↓↓↓↓には、ミゾカクシが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、キキョウ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
盆花【ぼんばな】とは、どんな花?(2011/8/19)
ニンジン(人参)がいっぱい?(2009/9/4)
芝に咲いた桜花? シバザクラ(2014/4/18)
などです。


2014年12月 4日

オナガ

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_ame.gif

オナガ  画像
和名:オナガ
学名:Cyanopica cyana
091214_01.jpg
091214_02.jpg
東京 港区【2014.11.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、オナガが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-



2014年12月 3日

【2014年 都内の紅葉】その9 イチョウ

ico_weather_hare.gif

イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
041214_01.jpg
041214_02.jpg
041214_03.jpg
041214_04.jpg
041214_05.jpg
東京 港区【2014.11.22】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


2014年12月 2日

【2014年 都内の紅葉】その8 ケヤキ

ico_weather_hare.gif

ケヤキ  画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
031214_01.jpg
東京 港区【2014.11.20】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-



2014年12月 1日

世界最長の二枚貝とは?

ico_weather_ame.gif

 今回は、「世界最長」といわれる二枚貝を取り上げましょう。世界最大ではなく、世界最長です。二枚貝なのに、なぜ、世界最長という呼び名になるのでしょうか?
 世界最大の二枚貝は、オオシャコガイという種です。この種は、大きさが大きいだけで、普通の二枚貝と同じ形をしています。アサリなどと同じ、二枚の貝殻で、軟体部を包んだ形ですね。しかし、世界最長の二枚貝は、そういう形ではありません。
 世界最長の二枚貝は、エントツガイという種です。その殻が、煙突のように、細長い形をしています。その長さは、150cm以上になることがあるそうです。
 エントツガイが、こんな形になるのは、なぜでしょうか? エントツガイが、二枚貝の中の、フナクイムシの仲間だからです。フナクイムシは、軟体部が、ミミズのように、細長い形をしています。とても、二枚貝の仲間には、見えません。
 フナクイムシは、海中の木材に食い入ることで、知られますね。木材に穴をあけて、その中に棲みます。周囲の木材で守られるため、貝殻で、体を包む必要がありません。フナクイムシの貝殻は、ごく小さくて、体の前部に付いているだけです。
 エントツガイの場合は、幼生の頃だけ、木材に棲みます。成体になると、海岸のマングローブの泥の中に棲みます。泥から出ることは、ありません。このため、貝殻で体を守らなくても済みます。エントツガイの貝殻も、フナクイムシのように、ごく小さいです。
 ここで、変だと思った方がいるでしょう。貝殻が退化しているなら、世界最長になるという、エントツガイの「殻」は、何なのでしょうか?
 それは、エントツガイの棲管【せいかん】です。貝殻とは別に、泥の中に作られたものです。なぜ、貝殻と別に、わざわざこのような棲管を作るのかは、わかっていません。
 エントツガイの軟体部は、フナクイムシと同じように、細長いです。フナクイムシを巨大化した感じです。軟体部だけ見ても、やはり、二枚貝には、見えません。
 こんなエントツガイは、日本には、分布しません。フィリピンにいます。その棲管は、壊れやすいため、日本では、標本を見ることも、珍しいです。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、エントツガイは載っていません。かわりに、日本近海に分布する二枚貝が、十種以上掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、二枚貝の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
シンカイヒバリガイの進化の謎(2014/3/17)
フナクイムシ(船食虫)は、船を食べる?(2013/9/23)
命名の傑作、ツキヒガイ(月日貝)(2011/9/19)
海の中にも、ウグイスがいる?(2011/5/2)
ムール貝やパーナ貝とは、どんな貝?(2008/12/12)
などです。