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2015年4月30日

ケシ

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ケシ 画像
和名:ケシ
学名: Papaver somniferum
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東京 品川【2015.04.12】


2015年4月29日

ルドゥーテの『美花選』

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 外遊びが楽しい季節になってきましたね。植物の花や緑も、美しいです。今回は、外遊びに疲れた時や、天気が悪い時に、楽しめるイベントを紹介しましょう。
 それは、「ルドゥーテ『美花選』展」です。日比谷図書文化館(もとの日比谷図書館)で、開催中です。花の画家として有名な、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの展覧会です。
 ルドゥーテは、十八世紀から十九世紀のフランスで活躍しました。この時代のフランスと言えば、大革命の時代ですね。その中にあって、ルドゥーテは、ルイ十六世の王妃マリー・アントワネットの蒐集室付【しゅうしゅうしつつき】画家になったり、ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌの庇護を受けたりしました。
 大革命のさなかでも、党派を問わずに、彼を使ってくれる人がいたわけです。それだけ、彼の画家としての腕前が、優れていたのでしょう。
 それは、彼の作品を見れば、すぐにわかります。彼の絵は、花々の微妙な色合いや、葉のつや、バラの棘の痛そうな様子まで、見事に再現しています。科学的に正確であり、芸術的に美しい、植物画の理想です。とりわけ、彼は、バラの絵が得意だったようです。
 『美花選』は、ルドゥーテの集大成といえる画集です。バラをはじめ、アネモネ、ヒヤシンス、スイセン、チューリップ、アジサイ、ツバキ、ムクゲ、パンジーなど、たくさんの花々が描かれています。今回の展覧会で、この『美花選』の絵を見ることができます。
 中には、果実も描かれています。リンゴ、モモ、ブドウ、セイヨウハシバミなどです。ぷっくりしたモモの絵など、モモの果皮のざらついた感触まで、伝わるようです。
 個人的には、『美花選』の中で、ヨウラクユリの変種ルテアの絵が、気に入りました。黄色い花が、輝く王冠のように見えます。豪華なヨウラクユリとは対照的に、シンプルなサフランの絵も、好きですね。上品な花の立ち姿です。
 この展覧会は、5月18日(月)に、展示替えがあります。この日を挟んで、前期と後期とで、作品が入れ替わります。前期・後期の両方を見れば、『美花選』のすべての絵を見ることができるそうです。計画的に、御覧になってはいかがでしょうか。
図鑑↓↓↓↓↓には、、日本に分布する植物が八百種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 ルドゥーテの『美花選』展については、以下のページに情報があります。
ルドゥーテ「美花選」展(日比谷図書文化館の公式サイト内ページ)
 過去の記事でも、現在、楽しめる生物関係のイベントを紹介しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
わくわく! 大アマゾン展(2015/3/24)

2015年4月28日

アセビ

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アセビ 画像
和名:アセビ
学名: Pieris japonica (Thunb.) D.Don ex G.Don
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東京 品川【2015.04.12】
図鑑↓↓↓↓↓には、アセビ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月27日

聴覚テストになる? ヤブサメの鳴き声

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 日本に、夏鳥たちがやってくる季節になりました。春に日本に来て、夏に繁殖し、秋に飛び去る鳥たちですね。有名なのは、ツバメ、ホトトギス、オオルリなどです。
 今回は、あまり知られない夏鳥を紹介しましょう。ヤブサメです。
 ヤブサメは、ウグイス科に属します。ウグイスと近縁です。頭部を見ると、ウグイスとよく似ています。体色も、ウグイスと同じようです。くすんで、緑がかった褐色です。
 ウグイスと違うのは、体の大きさと、体型です。ヤブサメは、日本の鳥の中で、最小の座を争うほど、小さいです。ウグイスも小鳥ですが、それより、まだ小さいのですね。小ささでは、ミソサザイや、キクイタダキと並びます。
 ヤブサメの体型は、尾が短いです。ウグイスの、すんなりと伸びた尾とは、対照的です。尾が短いために、ヤブサメは、頭でっかちに見えます。二頭身くらいに見えることもあります。「寸詰まり体型のウグイス」を見たら、それが、ヤブサメです(笑)
 とはいえ、野外でヤブサメの姿を見ることは、やさしくありません。体が小さいうえに、藪の中にいることが多いからです。ヤブサメという種名は、それに由来するといわれます。ヤブサメの「サメ」のほうは、どういう意味なのか、諸説があります。
 ヤブサメは、鳴き声で、その存在を知られることが多いです。姿と違い、鳴き声のほうは、ウグイスとは、まったく似ていません。「シシシシ」と聞こえる、高い声です。初めて聞くと、鳥の声に聞こえません。虫の声かと思ってしまいます。
 声だけがして、姿が見えないのが、ヤブサメです。私も、野外で、ヤブサメの姿を見たことがありません。見えるのは、藪ばかりです。姿を見られたら、運がいいですね。
 バードウォッチャーの方に聞きますと、「ヤブサメは、年齢を感じさせる鳥」だそうです。なぜならば、高齢になると、ヤブサメの鳴き声が聞こえにくくなるからです。耳が老化すると、高い音が聞こえなくなるのですね。
 鳴き声が聞こえにくくなっても、ヤブサメを探して、バードウォッチングを続けるのは、健康に良さそうですね。高齢バードウォッチャーの目標になる鳥かも知れません。
図鑑↓↓↓↓↓には、ヤブサメ掲載されています。
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 過去の記事でも、ウグイス科の鳥を取り上げています。また、日本の夏鳥を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
仲間うちでは、変わり者? サンショウクイ(2014/5/26)
夏鳥と冬鳥と、どちらが多い?(2013/9/30)
ヨシキリは、ヨシキリ科か?(2012/8/20)
最小の座を争う、ミソサザイとキクイタダキ(2010/7/19)
絶滅種に、再発見の可能性はあるか?(2010/3/22)
などです。


2015年4月26日

品川の福猫 その2

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2015.04.12】


2015年4月25日

品川の福猫 その1

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2015.04.12】


2015年4月24日

薬用にも、観賞用にも、エンゴサク

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 生き物の名前には、耳にしただけでは、意味がわからないものが、よくあります。今回は、そのような植物を取り上げましょう。エンゴサク(延胡索)です。
 エンゴサクとは、不思議な響きの言葉ですね。漢字で「延胡索」と書かれても、やはり、意味は、わからないでしょう。この名前は、漢方薬に由来します。
 中国では、昔から、エンゴサクの仲間の草を、薬に使いました。エンゴサクの仲間は、ケシ科キケマン属に属します。薬にされるのは、日本語名を、チョウセンエンゴサクという種です。この種の地下茎を干したものが、「延胡索」と呼ばれて、薬になります。
 チョウセンエンゴサクは、日本には、分布しません。けれども、同じケシ科キケマン属で、姿もチョウセンエンゴサクに似た種が、いくつか分布します。それらの種にも、「○○エンゴサク」という種名が付いていることが、多いです。
 例えば、ジロボウエンゴサク、ヤマエンゴサク、エゾエンゴサクなどです。どの種も、小さなラッパのような、独特の形の花を付けます。日本の種は、薬には、使われません。
 「延胡索」という漢方薬の名前には、どういう意味があるのでしょうか? この名は、もとは、「延胡索」ではなく、「玄胡索」でした。「玄胡索」の「玄」は、「黒い」という意味です。「胡」は、中国西域の国を指します。「索」は、「細長いもの」です。
 「黒くて、細長い」のは、チョウセンエンゴサクの地下茎の姿です。この種を薬に使うことは、西域の国から伝わりました。このために、チョウセンエンゴサクの地下茎に、「玄胡索」の名が付きました。のちに、「玄」が、「延」に置き換わりました。
 チョウセンエンゴサクには、紫色の、可憐な花が付きます。日本のヤマエンゴサクや、エゾエンゴサクなどの花も、なかなか美しいです。ただ野に置くのは、もったいないと思われたのでしょう。エゾエンゴサクは、観賞用に栽培されることがあります。
 ケシ科キケマン属の、エンゴサクの仲間には、観賞用の品種が作られたものもあります。それらは、ヨーロッパで品種改良されたものが多いです。園芸店で、「コリダリス」と呼ばれているのが、エンゴサクの仲間です。
図鑑↓↓↓↓↓には、掲載されています。
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 過去の記事でも、ケシ科キケマン属の植物を取り上げています。また、漢方薬に使われる植物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
雑草だけど薬草、ミゾカクシ(2014/12/5)
ワレモコウの語源は?(2014/10/17)
縄文時代から栽培されていた? シソ(2014/7/4)
西洋と東洋の薬? ウツボグサ(2014/6/20)
ムラサキケマンの「ケマン」とは?(2014/4/25)
などです。



2015年4月23日

ムスカリ

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ムスカリ 画像
和名:ムスカリ
学名: Muscari neglectum
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東京 町田【2015.04.12】


ハナニラ

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ハナニラ 画像
和名:ハナニラ
学名:学名:Pheion uniflorum
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東京 町田【2015.04.12】


2015年4月21日

イチリンソウ

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イチリンソウ 画像
和名:イチリンソウ
学名:Anemone nikoensis Maxim.
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東京 町田【2015.04.12】
図鑑↓↓↓↓↓には、イチリンソウ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月20日

大陸からの使者? スベトカゲの仲間たち

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 これまで、このブログでは、不思議な分布の生き物を、いくつも取り上げてきました。非常に近縁な種同士が、飛び離れた場所に分布していたりすることが、あるものです。
 今回も、そのような種を取り上げましょう。スベトカゲの仲間です。
 スベトカゲとは、爬虫類のうち、トカゲ科スベトカゲ属に属するものを指します。日本には、二種のスベトカゲが分布します。サキシマスベトカゲと、ツシマスベトカゲです。
 サキシマスベトカゲは、南西諸島の南端の八重山諸島と、それに次いで南寄りの宮古諸島に分布します。ツシマスベトカゲのほうは、対馬に分布します。なぜ、こんなに飛び離れた分布なのでしょうか? それを解く鍵は、日本国外のスベトカゲ属にあります。
 日本国外のスベトカゲ属の分布を見てみましょう。東アジアの東端地域―日本を含みます―には、三種のスベトカゲ属が分布します。そのうちの二種は、先に挙げたサキシマスベトカゲと、ツシマスベトカゲです。残りの一種が、日本国外に分布します。
 それは、タイワンスベトカゲという種です。台湾に分布します。
 タイワンスベトカゲは、サキシマスベトカゲに、とても似ています。実際、この二種は、極めて近縁だという研究結果が出ています。台湾は、八重山諸島のすぐ近くですから、このことは、何の不思議もありませんね。
 いっぽう、朝鮮半島には、ツシマスベトカゲが分布します。日本の対馬にいるものと、まったく同じ種が、分布するわけです。こちらも、対馬と朝鮮半島との地理的な近さを考えれば、不思議ではありませんね。
 何万年か前、日本列島は、ユーラシア大陸と地続きでした。八重山諸島は、台湾とつながっていました。対馬は、朝鮮半島とつながっていました。この頃に、三種のスベトカゲ属の共通の祖先が、のちに日本列島や朝鮮半島や台湾になる地域にいたのでしょう。
 日本列島が、大陸から分離した後、対馬と、南西諸島の一部にだけ、スベトカゲ属が残りました。他の地域、例えば日本本土には、なぜいないのか、わかっていません。中国の大陸部などには、スベトカゲ属が分布するのに、不思議です。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、スベトカゲ属のトカゲは載っていません。かわりに、日本に分布するトカゲ科のトカゲが四種ほど掲載されています。
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 過去の記事でも、不思議な分布をする生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本の海トカゲ? ミヤコトカゲ(2014/10/13)
アオダイショウの祖先とは?(2014/6/23)
孤高の存在? アワブキ科の植物たち(2014/6/13)
ウミヘビがいるなら、カワヘビもいる?(2013/8/12)
宮古島の生き物の謎(2013/7/1)
などです。


2015年4月19日

チューリップ

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チューリップ 画像
和名:チューリップ
学名:Tulipa gesneriana L.
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東京 町田【2015.04.12】
図鑑↓↓↓↓↓には、チューリップ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月18日

シャガ

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シャガ 画像
和名:シャガ
学名:ris japonica Thunb.
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東京 町田【2015.04.12】
図鑑↓↓↓↓↓には、シャガ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月17日

ワスレナグサ? いえ、ルリソウです

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 ワスレナグサ(忘れな草)は、園芸用に、人気のある植物です。実物を知らなくても、この名を聞いたことのない方は、ほとんどいないでしょう。主にヨーロッパで、園芸用に改良されました。日本の花壇でも、よく栽培されます。
 ワスレナグサの野生種は、日本にも自生します。以前、このブログに書いたとおりです(ワスレナグサの分布事情(2014/4/4))。でも、日本の野山で、ワスレナグサに似た、小さく青い花を見つけても、ワスレナグサとは、限りません。
 日本の野山には、ワスレナグサに似た、別種の野草が、いくつか自生しています。例えば、ルリソウ(瑠璃草)や、ヤマルリソウ(山瑠璃草)が、そうです。
 ルリソウと、ヤマルリソウとは、どちらも、ワスレナグサと近縁です。両種とも、ムラサキ科ルリソウ属に属する一種です。ワスレナグサと呼ばれる園芸種は、ムラサキ科ワスレナグサ属に属します。科が同じなので、近縁といえます。
 ルリソウは、日本の北海道と、本州の中部地方以北に分布します。瑠璃の名のとおり、濃い青色の、美しい花を咲かせます。ワスレナグサより、花が大ぶりですが、ぱっと見た印象は、ワスレナグサに似ています。
 ヤマルリソウは、日本の本州、四国、九州に分布します。やはり、青色の、かわいい花を咲かせます。ルリソウより、花が小ぶりなので、より、ワスレナグサに似た印象です。
 ワスレナグサが、園芸用にされたなら、ルリソウや、ヤマルリソウは、園芸用にされなかったのでしょうか? じつは、されています。野趣のある山野草として、園芸店で売られることがあります。けれども、これには、問題があります。
 野生のルリソウや、ヤマルリソウは、数が減っています。多くの地域で、保護対象になっています。やたらに、野生のものを採取してはいけません。
 ルリソウ属の種には、ルリソウや、ヤマルリソウ以外にも、美しい花が咲くものが多いです。このため、園芸用に栽培されている種が、いくつもあります。日本では、ヨーロッパ原産のシロウメソウ、ハナルリソウなどが、栽培されています。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヤマルリソウ掲載されています。
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 過去の記事でも、ムラサキ科の植物を取り上げています。また、野趣のある草として、栽培される植物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
風流な名を壊すものは? マツカゼソウ(2014/10/10)
ワスレナグサの分布事情(2014/4/4)
田で平たくなるから、タビラコ(田平子)?(2009/1/16)
源氏物語のヒロインも嘆く? ムラサキの運命(2008/6/6)
などです。



2015年4月16日

キジバト

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キジバト 画像
和名:キジバト
学名:Streptopelia orientalis
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東京 町田【2015.04.12】
図鑑↓↓↓↓↓には、キジバト掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月15日

シロバナヘビイチゴ

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シロバナヘビイチゴ 画像
和名:シロバナヘビイチゴ
学名:Fragaria nipponica
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東京 町田【2015.04.05】



2015年4月14日

ヒメオドリコソウ

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ヒメオドリコソウ 画像
和名:ヒメオドリコソウ
学名:Lamium purpureum L.
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東京 港区【2015.03.27】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒメオドリコソウ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月13日

浜に流れ着く角【つの】? いえ、貝です

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 貝の仲間は、日本人には、馴染みがありますね。食用にされることが、多いからでしょう。アサリなどの二枚貝や、サザエなどの巻貝は、どなたでも、御存知ですね。
 ところが、日本人にも、馴染みのない貝の仲間があります。ツノガイの仲間です。
 ツノガイの仲間は、二枚貝でも、巻貝でもありません。専門的に言えば、軟体動物門【なんたいどうぶつもん】掘足綱【くっそくこう】というグループです。
 ちなみに、二枚貝は、軟体動物門の二枚貝綱【にまいがいこう】です。巻貝は、軟体動物門の腹足綱【ふくそくこう】です。貝の仲間は、すべて、軟体動物門に属します。
 掘足綱の貝は、二枚貝にも、巻貝にも、似ていません。貝殻の形は、ツノガイの名のとおり、ウシ(牛)の角に似ています。ただし、ウシの角よりは、ずっと小さいです。
 二枚貝や、巻貝の場合は、殻の形に、バリエーションが多いですよね。例えば、同じ巻貝でも、アワビとサザエとでは、まるで違います。けれども、掘足綱の貝は、形にバリエーションがありません。みな、同じような角の形です。
 掘足綱の貝殻をよく見ると、太い方と細い方と、両方に穴が開いています。太い方の穴は、殻口と呼ばれます。細い方の穴は、後口と呼ばれます。
 生きているツノガイは、殻口を下に、後口を上にした状態でいるのが、普通です。その状態で、海底の砂や泥に、潜っています。この時、後口が、砂や泥から覗いています。ここから、海水を取り入れて呼吸をしたり、排泄物を出したりします。
 食べるほうは、どうしているのでしょう? 掘足綱には、頭糸と呼ばれる器官があります。触手状の器官です。これを使って、餌を取って食べます。餌は、歯舌【しぜつ】という器官で、細かく、食べやすくされます。
 歯舌という名を聞いて、ぴんと来た方もいるでしょう。巻貝の仲間も、歯舌を持ちます。掘足綱は、巻貝の仲間(腹足綱)と、近縁なのでしょうか?
 最近の研究によれば、どうやら、そうらしいと、わかってきました。巻貝により近縁なのに、ツノガイの仲間の暮らしぶりは、二枚貝に似ています。面白いですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ツノガイの仲間は載っていません。かわりに、日本近海に分布する貝類が、五十種以上掲載されています。
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 過去の記事でも、貝の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
食用貝の代替品たち(2015/1/19)
世界最長の二枚貝とは?(2014/12/1)
他人の武器は、自分の武器? ウミウシ(2014/8/11)
シンカイヒバリガイの進化の謎(2014/3/17)
弥生人も大好き? ソデボラの仲間たち(2014/3/3)
などです。



2015年4月12日

トウダイグサ

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トウダイグサ 画像
和名:トウダイグサ
学名:Euphorbia helioscopia
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東京 町田【2015.04.05】


2015年4月11日

シモクレン

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シモクレン 画像
和名:シモクレン
学名:Magnolia quinquepeta (Buc'hoz) Dandy
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東京 港区【2015.03.27】
図鑑↓↓↓↓↓には、シモクレン掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月10日

ふわふわの花は、ネコヤナギ?

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 ネコヤナギは、早春の花として、愛されていますね。種名のとおり、猫の尻尾のような、ふわふわの花を付けます。「猫柳」とは、よく名づけたものだと思います。
 ネコヤナギの仲間は、英語でも、pussy willow(子猫ちゃんのヤナギ)と呼ばれることがあります。世界の広い地域で、共通の発想がされているのですね。
 ところが、英語名pussy willowが、植物学的に、日本のネコヤナギを指すかといえば、そうではありません。ネコヤナギに近縁な別種を指すのが、普通です。例えば、バッコヤナギという種が、英語でpussy willowと呼ばれます。
 バッコヤナギは、日本にも分布する種です。ヨーロッパから、ユーラシア大陸の北東にかけて、分布します。ネコヤナギにそっくりな、ふわふわの花を、早春に付けます。
 じつは、ネコヤナギの近縁種には、ネコヤナギと似た花を付ける種が、多いのですね。日本に分布する中では、バッコヤナギ以外に、エゾノキヌヤナギ、エゾヤナギなどが、そうです。日本にない種でも、セイヨウエゾヤナギなどは、ネコヤナギに似た花が付きます。セイヨウエゾヤナギは、ヨーロッパから、中央アジアにかけて分布する種です。
 ネコヤナギをはじめ、ここに名を挙げた種は、みな、ヤナギ科ヤナギ属に属します。要するに、このグループには、ネコヤナギ型の花を咲かせる種が多いのです。
 このために、花を見ただけでは、ヤナギ属の種を決めるのは、難しいです。葉の様子、花の咲く時期、生えている場所、樹形などを総合して、種を決めることになります。
 さらに、ややこしいのは、ヤナギ属の種が、互いに交配しやすいことです。自然の状態でも、種間雑種がよく見つかります。例えば、ネコヤナギとバッコヤナギとが交配してできた、種間雑種があります。フリソデヤナギという種名が付いています。
 フリソデヤナギは、観賞用に栽培されることもあります。ネコヤナギより、花がひとまわり大きいです。しかし、花の付いた枝だけでは、ネコヤナギと区別しがたいです。
 ヤナギ属の分類は、混乱しています。それでなくとも、似た種同士が多いのに、種間雑種までできるためです。しばらく、混乱は、収まりそうにありません。

図鑑↓↓↓↓↓には、ネコヤナギと、ヤマネコヤナギ(バッコヤナギの別名)が掲載されています。
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 過去の記事でも、ヤナギ科の植物を取り上げています。また、「ヤナギ」と付いても、ヤナギ科ではない植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ビヨウヤナギの画像(2014/6/17)
ユキヤナギの画像(2014/4/13)
ところ変われば、利用法も変わる? クマヤナギ(2013/7/19)
ケサランパサラン? いえ、植物の種子です(2012/10/8)
ヤナギランの画像(2008/8/16)
などです。


2015年4月 9日

今日のサクラ【2015年】その6

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ソメイヨシノ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Prunus cerasoides
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東京 品川区【2015.03.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月 8日

今日のサクラ【2015年】その5

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スズメ ソメイヨシノ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Prunus cerasoides
和名:スズメ
学名:Passer montanus
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東京 港区【2015.03.27】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ、スズメなど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月 7日

ハナニラ

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ハナニラ 画像
和名:ハナニラ
学名:Pheion uniflorum
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東京 港区【2015.03.18】

2015年4月 6日

毛のないヒツジがいる?

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 ヒツジと言えば、羊毛を取ることで、知られる家畜ですね。このために、ヒツジは、野生から家畜化される段階で、毛の性質が、いくつも変わりました。
 例えば、家畜のヒツジは、換毛【かんもう】(毛換わり)をしません。一度生えた毛は、ずっと生えたままで、伸び続けます。伸びた分を、ヒトが刈り取って、利用します。
 野生の哺乳類ならば、普通、年に二度、換毛をします。夏毛と冬毛とに、生え換わるわけですね。もし、これが生え換わらなかったら、大変です。伸びっぱなしの毛が邪魔になって、動くことも、ままならないでしょう。
 家畜のヒツジは、ヒトが毛を刈ることを前提に、生まれました。あの、もこもこした姿は、毛を刈られる前の、毛が伸びた状態のものです。毛を刈られた直後は、スマートになって、別の動物を見ているようになります。
 ところが、ヒツジの品種の中には、毛を刈られた直後でもないのに、もこもこしていないものもいます。イギリスのウィルトシャー・ホーンという品種が、そうです。
 ウィルトシャー・ホーンは、羊毛を取らないヒツジです。かといって、肉用でもありません。なんと、この品種は、糞を利用するのです。
 この品種は、名のとおり、イギリスのウィルトシャーで生まれました。そこには、土壌の乏しい荒野が、広がっています。ヒツジたちが糞を落とすことで、土壌が豊かになり、畑などに利用できる土地となります。いわば、耕地生産用ヒツジでした。
 もともとは、ウィルトシャー・ホーンも、羊毛を取るためのヒツジだったといいます。けれども、荒野―枝ばかりの低木が多い―では、豊かな羊毛は、邪魔になります。加えて、貧しい土壌の地域で、ヒツジの糞の効用が知られるようになりました。
 こうして、毛が伸びないヒツジが生まれました。かつてのウィルトシャーでは、「羊毛が取れる」利点を捨ててでも、糞を落とすヒツジを飼う価値があったのでしょう。
 現在では、農業技術が発達したため、ウィルトシャー・ホーンの数は、激減してしまいました。イギリスで、希少品種として、保護される家畜となっています。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ヒツジは、載っていません。かわりに、日本に棲む哺乳類が、八十種以上掲載されています。
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 過去の記事でも、ヒツジの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヒツジとヤギとの関係は?(2015/1/5)
ヒツジにも、いろいろいます(2014/12/29)
ヒツジの画像(2013/10/15)
などです。


2015年4月 5日

赤坂の福猫 

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赤坂の福猫--金ちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.03.18】


2015年4月 4日

今日のサクラ【2015年】その4

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夜桜 ソメイヨシノ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Prunus cerasoides
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東京 目黒区【2015.03.31】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月 3日

クリスマスローズ

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クリスマスローズ 画像
和名:クリスマスローズ
学名:Helleborus niger L.
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東京 港区【2015.03.18】
図鑑↓↓↓↓↓には、クリスマスローズ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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サクラでない桜がある? フサザクラ

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 日本人は、桜が好きですね。現代の日本で、お花見に使われるのは、サクラのうちのソメイヨシノという品種です。ソメイヨシノ以外にも、サクラには、たくさんの品種があります。花の色、形、咲く時期などがそれぞれ違って、おもむき深いです。
 中には、種名に「サクラ」と付くのに、サクラの仲間でない種もあります。今回は、そんな一種を取り上げましょう。フサザクラ(房桜)です。
 分類学的に見ると、フサザクラは、とても珍しい種です。フサザクラ科フサザクラ属に属します。フサザクラ科の属は、フサザクラ属しかありません。そして、フサザクラ属に属する種は、フサザクラと、あともう一種だけです。
 つまり、フサザクラ科という科全体で、たった二種しかありません。非常に小さな科ですね。フサザクラ科は、他の科との類縁が、はっきりしていません。孤立した科と言えます。普通のサクラが属する、バラ科サクラ属とは、遠縁です。
 フサザクラは、日本の本州から九州に自生します。フサザクラ属のもう一種は、中国、ミャンマー、インドのアッサム地方に自生します。もう一種のほうには、日本語名が付いていません。ラテン語の学名で、Euptelea pleiospermaと呼ばれます。
 フサザクラは、普通のサクラと同じように、春に花を咲かせます。けれども、その花の姿は、サクラとは似ても似つきません。そもそも、花弁がないのです。赤っぽい雄しべが、ふさふさと付いているのが、目立ちます。これはこれで、美しいです。
 フサザクラ属のもう一種、Euptelea pleiospermaにも、フサザクラとそっくりな花が咲きます。春、葉が伸びる前に花が付くのも、フサザクラと同じです。葉の形も、似ています。円形とハート形の中間のような形です。葉の先が尖って、少し伸びています。
 おそらく、日本列島が大陸から分離した後に、ユーラシア大陸のEuptelea pleiospermaから、日本のフサザクラが分離して、進化したのでしょう。
 まるでサクラらしくないのに、フサザクラという種名が付いたのは、なぜでしょうか? 樹皮がサクラに似ているからだそうです。

図鑑↓↓↓↓↓には、フサザクラ掲載されています。
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 過去の記事でも、類縁の少ない、孤立した植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
見た目どおりの孤立種? ハナイカダ(2014/9/5)
地球の歴史の謎を解く? ドクウツギ(2013/11/8)
ヤマグルマは、生きている化石?(2011/2/11)
悠仁【ひさひと】さまのお印はコウヤマキ(高野槇)(2006/9/14)
街路樹は生きている化石、イチョウ(2005/11/21)
などです。



2015年4月 2日

サンシュユ

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サンシュユ 画像
和名:サンシュユ
学名:Cornus officinalis Siebold & Zucc.
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東京 港区【2015.03.18】
図鑑↓↓↓↓↓には、サンシュユ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年4月 1日

ハクモクレン

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ハクモクレン 画像
和名:ハクモクレン
学名:Magnolia denudata
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東京 品川区【2015.03.13】
図鑑↓↓↓↓↓には、シモクレン掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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