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2015年7月31日

アカマンボウは、マンボウの仲間か?

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 魚に詳しくない方でも、マンボウは、御存知でしょう。近年は、一部の水族館で飼われて、人気者になっていますね。あの独特の姿は、一度見たら、忘れられません。
 あんな姿の魚は、他にいるとは、思えませんね。ところが、マンボウと似た姿の魚が、他にもいます。その魚には、アカマンボウという種名が付いています。
 アカマンボウも、マンボウと同じように、前後に短い、寸詰まりの体型をしています。左右の厚みがなく、薄い体なのも、マンボウと同じです。ただし、尾鰭【おびれ】は、マンボウとは違います。普通の魚と同じ、二股に分かれた形をしています。
 この尾鰭のおかげで、アカマンボウは、マンボウよりは、普通の魚に近い形です。大きさは、マンボウよりも少し小さくて、全長2mくらいです。尾鰭、胸鰭【むなびれ】、背鰭【せびれ】などの鰭は、赤く色づいています。このために、種名が、アカマンボウです。
 アカマンボウは、外洋の表層や中層を、漂うように泳ぐと考えられてきました。しかし、それは、憶測にすぎませんでした。外洋域にいるために、観察が難しい魚だからです。
 最近の研究により、アカマンボウは、予想以上に、活発な魚であることがわかりました。なんと、恒温性を持つ魚だというのです。つまり、哺乳類や鳥類と同じように、周囲の温度にかかわらず、自分の体温を一定に保てるということです。
 魚の中では、マグロの仲間や、ホホジロザメが、ある程度の恒温性を持つことがわかっています。マグロも、ホホジロザメも、活発な捕食者ですね。いつでも全速力で、獲物を追えるように、恒温性を獲得しました。ということは、アカマンボウも?
 報道された限りでは、マグロやホホジロザメよりも、アカマンボウのほうが、高い恒温性を持つようです。それは、アカマンボウが、水深200m以下の、深海にも棲むからだと考えられます。冷たい深海で恒温性を保つのは、並みならぬことでしょう。
 恒温性が共通していても、アカマンボウは、マグロの仲間でも、ホホジロザメの仲間でもありません。マンボウの仲間とも、違います。アカマンボウは、アカマンボウ目【もく】アカマンボウ科アカマンボウ属に属します。
図鑑↓↓↓↓↓には、アカマンボウは載っていませんが、マンボウなどが掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事で、マンボウを取り上げています。また、マグロや、ホホジロザメも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「翻車魚」と書くのは、どんな魚?(2009/7/13)
マグロ(鮪)は温血魚?(2006/10/18)
ホオジロザメ(ホホジロザメ)は本当にヒトを食うか?(2005/11/25)
などです。


2015年7月30日

ムラサキツメクサ

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ムラサキツメクサ  画像
和名:ムラサキツメクサ
学名:Trifolium pratense L.
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東京 町田【2015.07.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキツメクサ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月29日

セイヨウフチョウソウ

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セイヨウフチョウソウ  画像
和名:セイヨウフチョウソウ
学名:Cleome spinosa
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東京 町田【2015.07.19】


2015年7月28日

クワガタソウ

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クワガタソウ  画像
和名:クワガタソウ
学名:Veronica miqueliana
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東京 川越【2015.07.19】



2015年7月27日

誤解から付いた? ホルトノキ

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 生き物の名前の由来は、さまざまです。姿や生態をずばりと表わしたものもあれば、そうでないものもあります。中には、誤解から名づけられた種名もあります。
 今回は、そのような一種を紹介しましょう。ホルトノキです。樹木の一種です。
 ホルトノキの「ホルト」とは、どんな意味でしょうか?
 ホルトノキの種名の由来には、二つの説があります。一つは、「ポルトガルの木」の意味だという説です。もう一つは、「ホルト油の木」の意味だという説です。
 「ポルトガルの木」説は、この木が、ポルトガル原産だと誤解されたからだというのですね。実際には、ホルトノキは、日本原産の樹木です。ポルトガルには、自生しません。
 「ホルト油の木」説のほうは、江戸時代に薬用に使われた、ホルトの油に由来します。ホルトの油とは、オリーブ油のことです。ホルトの油のホルトも、ポルトガルの意味です。
 日本に、オリーブは自生しません。ですから、かつてのオリーブ油は、すべて、輸入物でした(現代では、国産のオリーブ油もあります)。安土桃山時代、南蛮貿易が行なわれていた頃に、ヨーロッパの国々から、オリーブ油が入ってきたと考えられています。
 南蛮貿易の時代、日本は、ポルトガルとの交易が盛んでした。おそらく、ポルトガルから、オリーブ油が輸入されていたのでしょう。このために、オリーブ油が、「ホルトの油」になりました。ホルトの油が、どんな植物から採れるのか、日本では、謎でした。
 ホルトノキの果実は、オリーブの果実に、形や色が似ています。ヨーロッパからの書物にあるオリーブを見て、ホルトノキを、オリーブと誤解したといわれます。インターネットなどなくて、情報が限られていた時代には、そういうことが、多かったでしょう。
 むろん、ホルトノキからは、オリーブ油は採れません。ホルトノキは、何かを採取するためではなく、街路樹や公園樹として、植えられます。自生するのは、西日本です。
 ホルトノキは、ホルトノキ科ホルトノキ属に属します。この属は、日本には、四種しかありません。ところが、外国の種を含めると、三百種以上にもなります。ホルトノキ属は、圧倒的に、熱帯に多いグループなのですね。日本では、少数派です。
図鑑↓↓↓↓↓には、ホルトノキ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、誤解から名づけられた植物や、誤解されやすい名の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アゼトウナは、田の畔に生えない?(2015/1/16)
花が咲くと縁起が良い? キチジョウソウ(2015/1/2)
マリーゴールドの正体は?(2014/10/3)
種名の地名は、嘘をつく?(2014/1/31)
故郷はどこですか? モクゲンジ(2013/12/27)
などです。


2015年7月26日

アメリカフヨウ

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アメリカフヨウ  画像
和名:アメリカフヨウ
学名:Hibiscus moscheutos
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東京 町田【2015.07.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、フヨウ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月25日

ツバメ

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ツバメ  画像
和名:ツバメ
学名:Hirundo rustica
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東京 港区【2015.07.11】
図鑑↓↓↓↓↓には、ツバメ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月24日

新種発見、ネバタゴガエル

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 生物の新種は、普通の人が思うより、頻繁に発見されています。でも、ニュースになるのは、そのうちの、ほんの一部だけです。例えば、細菌など、肉眼で見えない新種が発見された、といったところで、普通の人には、関心がないからでしょう。
 これが、哺乳類や鳥類だと、大騒ぎになります。爬虫類や両生類、魚類くらいまでは、ニュースになることが多いです。今回は、両生類の新種を紹介しましょう。
 それは、ネバタゴガエルです。両生類の無尾目【むびもく】(=カエルの仲間)の一種です。日本の長野県で、発見されました。長野県でも、ごく一部でしか、分布が確認されていません。長野県の南西の端、根羽村【ねばむら】の周辺です。
 ネバタゴガエルという日本語の種名は、タゴガエルに近縁で、根羽村に分布することから、付けられました。ラテン語の学名も、Rana nebaとなっています。日本国内で、四足動物(両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の新種が発見されるのは、珍しいことです。
 ネバタゴガエルは、普通に肉眼で見える大きさのカエルです。鳴き声も上げます。そんな種が、二〇一四年まで、正式に記載されませんでした。なぜでしょうか?
 それは、ネバタゴガエルが、近縁なタゴガエルに似ているからです。ずっと、普通のタゴガエルだと思われていました。新種だとわかるきっかけになったのは、鳴き声です。
 ネバタゴガエルは、非常に特徴的な鳴き声を出します。チワワのような、小型犬の鳴き声にそっくりです。姿を見ずに声だけ聞いたなら、とうてい、カエルとは思えません。
 この鳴き声は、タゴガエルとは、明らかに違います。じつは、新種として記載されるずっと以前、二〇〇三年ごろに、この鳴き声が、話題になりました。「ワンと鳴くカエルがいる」というわけです。騒がれたことをきっかけに、調査が始まりました。
 「新種らしい生物がいる」とわかっても、実際に新種として記載されるのには、時間がかかります。本当に新種かどうか、証拠を集めるのが、大変だからです。
 ネバタゴガエルの場合は、約十一年かかりました。よく似たタゴガエルとは、違う種であることを証明するのに、それだけかかったのです。結果、極めて分布の限られた、珍しい種が発見されました。彼らの生息地を、このまま守りたいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ネバタゴガエルと近縁なタゴガエルが掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 YouTubeで、ネバタゴガエルの鳴き声を聞くことができます。以下の動画を御覧下さい。
日本のワンと鳴くカエル(※いきなり動画につながります。音も出ます)


 過去の記事でも、最近、発見された新種を取り上げています。また、カエルの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
新種発見、その時、歴史が動いた?(2014/2/3)
プレートと一致? 日本のトカゲの分布(2013/12/30)
フナムシは、川にもいる?(2013/12/23)
新種だけど、旧種? ハコネサンショウウオ(2013/12/16)
大陸とのつながりを示す? ナミエガエル(2011/6/27)
などです。



2015年7月23日

メドウセージ

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メドウセージ  画像
和名:メドウセージ
学名:Salvia guaranitica
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東京 港区【2015.07.11】



2015年7月22日

スカイツリーの大昆虫展

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 いよいよ夏休みですね。今回は、夏休みに、天気が悪くても楽しめる催しを紹介しましょう。東京スカイツリーの足もと、ソラマチで開かれている「大昆虫展」です。
 「大昆虫展」の素晴らしいところは、何と言っても、圧倒的な昆虫標本の数です。全部で、一万五千匹以上(!)の標本があるそうです。日本の昆虫の標本も、外国の昆虫の標本もあります。これだけ、数がそろった昆虫標本を見る機会は、なかなかありません。
 入口を入ってすぐ、日本の湘南地域で採集された昆虫標本が、展示されています。小さい種も、地味な種も、丹念に集められています。今では、もう、湘南地域では、見られない種の標本もあります。環境が変わって、絶滅してしまったのですね。
 小さくても、地味でも、どの種の昆虫も、自然環境の中で、大切な役割を果たしています。ある地域の自然環境を知るには、このように、あらゆる種の標本を集めることが、重要です。渡辺康生さんという方が、長年かけて、こつこつと集めたコレクションです。
 外国の昆虫標本のコーナーでは、珍しい昆虫を、たくさん見られます。熱帯に棲む昆虫には、びっくりするほど大きい種や、きらびやかな色彩の種が、多いです。
 例えば、熱帯に分布するナナフシの仲間には、全長が20cm以上になるものがいます。会場の標本の中に、そのようなナナフシを見つけました。私の手を広げて比べてみたところ、私の手首から中指の先端までの長さより、ナナフシのほうが、長かったです。
 昆虫標本は、生きている時に比べれば、どうしても、色が褪せてしまいます。そんな中でも、光沢のある甲虫類は、生前と変わらない光沢を保つものが、多いです。コガネムシの仲間、タマムシの仲間、カタゾウムシの仲間などが、ぴかぴか光っています。
 変わったところでは、ドクゼミの標本がありました。名のとおり、毒を持つセミの仲間です。日本には、分布しないグループです。タイ、ベトナム、インドネシア、中国南部などに分布します。日本のセミと違って、美しい体色を持ちます。
 昆虫関係の催しでも、ドクゼミの標本が見られることは、少ないです。日本にはいない美しいセミ、ぜひ、この機会に、御覧下さい。

 スカイツリーの大昆虫展の情報は、以下のページにあります。
大昆虫展 in 東京スカイツリータウン 公式サイト

 過去の記事でも、夏休みの楽しいイベントを紹介しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウルトラ植物博覧会(2015/07/21)
などです。



2015年7月21日

ウルトラ植物博覧会

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 東京の銀座で、面白い催しが開かれています。その名も「ウルトラ植物博覧会」です。世界中の珍しい植物が、展示されています。中には、日本初公開の植物もあります。
 この「ウルトラ植物博覧会」には、園芸用に作られた品種は、ほとんどありません。野生植物の展覧会です。野生であるがゆえに、珍妙な形や、驚くべき生態を持つ植物たちが、はるばる世界中から、集まってくれました。
 例えば、巨大なウツボカズラがあります。ラテン語の学名を、Nepenthes truncataという種です。日本語名は、ありません。フィリピンからやってきた種です。
 最近は、日本の園芸店でも、ウツボカズラが売られるようになりました。食虫植物は、面白いからでしょう。中でも、Nepenthes truncataは、捕虫葉(虫を捕える、つぼ状の葉)が、異様に大きいです。昆虫どころか、リスくらい入ってしまいそうです。
 実際、このウツボカズラは、小型哺乳類をも捕って食べるそうです。
 ライオンゴロシという、物騒な種名の植物も、あります。これは、果実だけが展示されています。物騒な種名は、この果実の形から、付けられました。先端が鉤【かぎ】状になった棘が、いくつも付いています。見るからに、恐ろしげです。
 ライオンゴロシは、南アフリカが原産地です。アフリカのライオンが、この果実を、誤って踏むと、足に果実が刺さります。ライオンは、口でもって、果実を取ろうとします。すると、今度は、口に果実が刺さります。鉤状になった棘は、もう抜けません。
 果実が刺さった口は、腫れ上がります、ライオンは、餌を食べられなくなってしまいます。そうして、ライオンが餓死するために、ライオンゴロシの名が付きました。
 というのが、一般に言われる説です。けれども、本当に、ライオンゴロシに殺されたライオンがいるのかどうかは、おそらく、誰も確かめていません。
 他にも、会場では、盆栽仕立てにされたバオバブや、幹が螺旋状になったサボテンや、世界一、臭い花が咲く(?)植物などが見られます。臭い花の植物は、花の咲いていない状態での展示ですので、御安心下さい。

 「ウルトラ植物博覧会」は、以下の、ポーラミュージアムアネックスで開催されています。
ウルトラ植物博覧会(ポーラミュージアムアネックスの公式サイト内ページ)

 過去の記事でも、日本に自生しない、変わった植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サボテンと多肉植物とは、違う? 同じ?(2014/7/25)
サボテンは、いつから日本にあった?(2013/12/6)
イトランは、ランの仲間か?(2010/12/27)
聖書に登場? アロエ(2010/12/24)
などです。



2015年7月20日

マーガレットは、一種じゃない?

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 マーガレットという植物の名を、聞いたことのない方は、いないでしょう。愛らしい名が、印象に残りやすいですね。しかし、その実態は、意外に知られていません。
 じつは、マーガレットと呼ばれる花には、二種が含まれています。むろん、違う種同士に、正式に、同じ種名を付けることは、できません。マーガレットというのは、通称なのですね。似た種同士に、同じ通称が付けられてしまいました。
 一般的に、マーガレットと言う場合は、正式な日本語名(標準和名)を、モクシュンギク(木春菊)という種を指します。キク科モクシュンギク属に属する種です。もともと、日本にあった種ではありません。原産地は、大西洋に浮かぶカナリア諸島です。
 モクシュンギクは、花を観賞するために、世界各地で栽培されます。日本には、明治時代に渡来しました。春から夏に、花を咲かせます。黄色い真ん中の部分を、白い花弁が取り巻いている花です。キク科の花に、よくある形です。
 もう一種の「マーガレット」は、標準和名を、フランスギクという種です。キク科フランスギク属に属します。この種も、日本原産ではありません。ヨーロッパが原産地です。
 フランスギクも、もとは、花を観賞するために、日本に入れられました。現在では、日本各地に、野生化しています。市街地でも、道端などに、見られることがあります。
 フランスギクの花は、モクシュンギクの花に、そっくりです。真ん中が黄色くて、白い花弁が、周囲を取り巻いている形です。両種とも、キク科の典型的な花なのですね。
 これほど似ていては、混同されるのも、無理はありません。花だけを見ていては、区別がおぼつきません。葉を見ると、区別がわかりやすいです。
 モクシュンギクの葉は、極端に切れ込みが大きいです。どこまでが一枚の葉か、わかりにくいほどです。それに対して、フランスギクの葉は、ふちがぎざぎざしているものの、切れ込みは大きくありません。普通の葉らしい形をしています。
 姿が似ることから、以前は、モクシュンギクとフランスギクとは、同じ属にされていました。現在は、同じキク科でも、違う属に分類されています。
図鑑↓↓↓↓↓には、マーガレット掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、キク科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
キクイモは、菊の花咲くイモ?(2015/2/13)
アゼトウナは、田の畔に生えない?(2015/1/16)
伝説の薬草? ヤブタバコ(2014/11/21)
マリーゴールドの正体は?(2014/10/3)
同名異種? ネコノシタとクマノギク(2014/9/19)
などです。



2015年7月19日

ムラサキカタバミ

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ムラサキカタバミ  画像
和名:ムラサキカタバミ
学名:Oxalis corymbosa DC.
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東京 町田【2015.07.11】
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2015年7月18日

ヒマワリ

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ヒマワリ  画像
和名:ヒマワリ
学名:Eristalis tenax
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東京 町田【2015.07.11】
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2015年7月17日

トンボの産卵方法は?

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 夏空に飛ぶトンボの姿は、いいものですね。トンボは、日本の風景に根付いている昆虫です。雄のトンボのなわばり行動や、交尾の様子も、ほほえましく観察されます。
 中には、トンボの産卵を見たことのある方も、いるかも知れませんね。その時、雌のトンボは、どんなふうに産卵していましたか? 雌と一緒に、雄もいましたか?
 トンボの産卵方法は、種によって違います。産卵の時、雄が雌に付いているかどうかも、違います。同じ種でも、時には、普段と違う産卵方法を取ることもあります。
 大きく分けると、産卵方法は、二種類に分かれます。産卵管による方法と、生殖弁による方法とです。トンボの種によって、卵を産むための器官が、違うのですね。
 といっても、トンボに詳しくない方には、産卵管と生殖弁と、どう違うのか、わかりにくいでしょう。構造的な問題などは置いておいて、外見的なわかりやすさを挙げれば、「植物に止まって産卵するか」・「空中で飛びながら産卵するか」の違いです。
 産卵管で産卵するトンボは、植物に止まって、産卵管で、植物に卵を産みつけます。生殖弁で産卵するトンボは、空中を飛びながら、生殖弁で、水中に卵をばらまきます。
 例えば、ギンヤンマなどのヤンマ科の種や、アジアイトトンボなどのイトトンボ科の種は、「産卵管型」―植物に止まって産卵―です。アキアカネやシオカラトンボなどのトンボ科の種は、「生殖弁型」―飛びながら産卵―です。
 どちらの産卵方法にも、利点と欠点とがあります。産卵管型の場合は、産卵中に止まっているために、親が敵に襲われる確率が高いです。そのかわり、卵が、植物の中に産み付けられるために、敵から守られやすいです。干からびるおそれも、少ないです。
 生殖弁型の場合は、飛びながら産卵するために、親は、敵に襲われても、すぐ逃げることができます。そのかわり、卵は、何の防備もなくばらまかれるため、敵に食べられやすいです。卵が死んでも、親が無事で、たくさん産めばいいという考えですね。
 トンボたちは、それぞれの方法を選んで、子孫を残してきました。これからも、彼らが生きてゆける環境を、残したいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本のトンボが、三十種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、トンボの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
エミール・ガレの愛したトンボとは?(2011/09/12)
田んぼに飛ぶのは、早苗【さなえ】とんぼ?(2009/05/25)
「かげろう」の正体は、イトトンボ?(2008/10/03)

越年【おつねん】トンボは、本当に冬を越す?(2007/12/28)
トンボの眼鏡は水色めがね? シオカラトンボ(2007/05/04)
などです。

2015年7月16日

モモアカノスリ

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モモアカノスリ  画像
和名:モモアカノスリ
学名:Parabuteo unicinctus
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東京 品川【2015.06.28】


2015年7月15日

ケチョウセンアサガオ

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ケチョウセンアサガオ(画像、栽培品種)  画像
和名:ケチョウセンアサガオ
学名:Datura innoxia Mill.
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東京 町田【2015.07.12】
図鑑↓↓↓↓↓には、ケチョウセンアサガオ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月14日

コスモス

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コスモス  画像
和名:コスモス
学名:Cosmos bipinnatus Cav.
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東京 町田【2015.07.12】
図鑑↓↓↓↓↓には、コスモス掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月13日

マツバギクとマツバボタンとは、違う? 同じ?

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 今回は、名前も姿も似ていて、紛らわしい植物を、二種、取り上げましょう。マツバギク(松葉菊)と、マツバボタン(松葉牡丹)です。どちらも、観賞用に栽培されます。
 マツバギクは、ハマミズナ科マツバギク属に属する種です。ツルナ科に属するとされることもあります。学問的には、いろいろと議論がありますが、普通の人は、ハマミズナ科=ツルナ科だと覚えておけば、おおむね、間違いではありません。
 マツバギクという種名は、葉がマツの葉に似て、花がキクに似ることから、付けられました。松葉に似るといっても、マツバギクの葉は、松葉よりもずっと、多肉質です。一見、サボテンのようにも見えます。とはいえ、マツバギクとサボテンとは、遠縁です。
 マツバボタンのほうは、スベリヒユ科スベリヒユ属に属する種です。やはり、葉の形がマツの葉に似ることと、花がボタンに似ることから、この種名が付きました。葉が多肉質である点も、マツバギクと似ています。でも、マツバギクとは、遠縁です。
 マツバギクのほうは、南アフリカが原産地です。日本には、明治の初期に来たといわれます。マツバボタンのほうは、南米のブラジルなどが原産地です。日本に来たのは、マツバギクより古く、江戸時代の後期だといわれます。
 マツバギクとマツバボタンとは、どちらも背が低い草です。地面の上を這うようにして、枝が増えてゆきます。そこに、愛らしい花を咲かせます。どちらの種も、この花を観賞するために、外国から入れられました。現在は、両種とも、日本各地で野生化しています。
 遠縁でも、これほど似ているのでは、混同されやすいのは、無理もありませんね。見分けるには、どうしたらいいのでしょうか? 花を見るのが、見分けやすいです。
 マツバギクのほうが、花弁が細いです。種名のとおり、キクに似た感じです。マツバボタンのほうが、花弁に幅があります。花は、全体的に、丸い感じです。八重咲きのマツバボタンなどは、種名のとおり、ミニチュアのボタンのようです。
 遠縁の種が、これほど似たのは、似た環境に適応したからだと考えられます。どちらの種も、高温や乾燥に強いです。日本の都会の夏でも、たくましく生きています。

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「山ごぼう」に御注意を(2014/10/31)
学名の正しい読み方は?(2009/8/19)
学名で分類がわかるって、本当?(2009/8/17)
生物分類の、目【もく】や科とは、なに?(2009/8/12)
学名と標準和名とは、違う? 同じ?(2009/8/7)
などです。



 過去の記事でも、スベリヒユ科の植物や、ハマミズナ科の植物を取り上げています。また、互いに紛らわしい種同士の植物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「山ごぼう」に御注意を(2014/10/31)
サボテンと多肉植物とは、違う? 同じ?(2014/7/25)
ヒユとスベリヒユとは、違う? 同じ?(2014/7/11)
コデマリとオオデマリとは、どう違う?(2014/5/2)
タチツボスミレとツボスミレとは、違う? 同じ?(2013/4/12)
などです。

2015年7月12日

オミナエシ

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オミナエシ  画像
和名:オミナエシ
学名:Patrinia scabiosifolia Fisch. ex Trevir.
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東京 町田【2015.07.12】
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2015年7月11日

ノアザミ

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和名:ノアザミ
学名:Cirsium japonicum Fisch. ex DC.
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東京 町田【2015.07.12】
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2015年7月10日

再来なるか? ニシノシマホウキガニ

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 小笠原諸島の西之島【にしのしま】の噴火のニュースは、皆さん、御存知でしょう。二〇一三年に、西之島のすぐ隣の海域で、噴火が始まりました。あんなにすごい噴火状況では、西之島の動物も、植物も、とうてい生きていられるとは思えませんね。
 西之島付近では、一九七三年にも、大きな噴火が起こっています。その時は、どうだったのでしょうか? じつは、一九七五年に、大きな発見がありました。
 噴火直後で、生き物はほとんどいないと思われた海域に、カニが見つかりました。それは、新種のカニでした。研究の結果、イワガニ科の新属新種とわかりました。
 新種のカニは、ラテン語の学名を、Xenograpsus novaeinsularisと付けられました。日本語の種名は、NHKの番組で、公募されました。その結果、ニシノシマホウキガニに決まりました。はさみに毛が生えて、ほうきのようなことから、この名になりました。
 噴火直後の荒れ果てた海で、ニシノシマホウキガニは、どうやって暮らしているのでしょうか? これについては、よくわかっていません。西之島のニシノシマホウキガニたちは、発見された直後に、見つからなくなってしまったからです。
 一九七三年に始まった、西之島の火山活動も、活発でした。ニシノシマホウキガニの生息域は、火山からの噴出物などで、埋もれてしまったのですね。
 ところが、一九九三年になって、別の海域で、ニシノシマホウキガニが発見されました。トカラ列島の悪石島と、硫黄列島の北硫黄島です。さらに、二〇一三年には、伊豆大島沖でも、発見されました。なぜ、こんなに飛び離れた分布なのでしょうか?
 ニシノシマホウキガニの発見された海域には、共通点があります。みな、海底火山がある点です。カニたちは、火山のために、海底に温泉が湧いている岩場にいます。
 どうやら、ニシノシマホウキガニは、温泉が湧いた海底にしか、棲めないようです。どうやって、海底温泉を見つけて、分布を広げているのかは、わかっていません。
 西之島のニシノシマホウキガニは、一九八〇年代以降、見つかっていません。今回の噴火で、再び、ニシノシマホウキガニが戻ってくるかどうか、注目されています。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ニシノシマホウキガニは載っていません。かわりに、日本近海に分布するカニが、10種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、カニの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
寄生虫に寄生する生き物がいる?(2013/7/8)
平家の怨霊が、ヘイケガニになった?(2012/6/4)
宿主をあやつる、フクロムシの驚異(2011/10/17)
イソガニとイワガニ、どっちがどっち?(2009/8/21)
シオマネキは、潮を招く?(2009/6/1)
などです。



2015年7月 9日

ブーゲンビリア

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ブーゲンビリア  画像
和名:ブーゲンビリア
学名:Bougainvillea buttiana
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東京 港区【2015.06.30】

2015年7月 8日

コムラサキ

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コムラサキ  画像
和名:コムラサキ
学名:Callicarpa dichotoma (Lour.) K.Koch
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東京 港区【2015.06.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、コムラサキ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月 7日

ナミアゲハ

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ナミアゲハ  画像
和名:ナミアゲハ
学名:Papilio xuthus
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東京 港区【2015.06.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、ナミアゲハ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月 6日

ヘビを食べるヘビがいる?

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 ヘビ(蛇)には、古来、不思議な言い伝えが、いくつもありますね。手足がないのに、自在に動く姿が、不思議がられたのでしょう。純粋に生物学的に見ても、興味深い要素が、いくつもあります。その一つが、「ヘビには、偏食が多い」ことです。
 ヘビは、種によって、食べる物が、厳格に決まっていることが多いです(むろん、例外はあります)。例えば、以前、このブログで取り上げた、イワサキセダカヘビなどは、カタツムリしか食べません(超偏食のヘビ(蛇)? イワサキセダカヘビ(2006/9/24))。
 中には、ヘビを食べるヘビもいます。日本に分布する中では、イワサキワモンベニヘビが、ヘビを食べるヘビだと考えられています。「考えられています」というのは、イワサキワモンベニヘビの生態が、ほとんどわかっていないからです。
 イワサキワモンベニヘビは、ワモンベニヘビという種の中の一亜種です。ワモンベニヘビ全体としては、南アジアに広く分布します。ところが、その中のイワサキワモンベニヘビとなると、日本の石垣島と、西表島にしか、分布しません。とても珍しいヘビです。
 イワサキワモンベニヘビは、極端に個体数が少ないと考えられています。目撃されることが、非常に少ないからです。日本のヘビの中では、キクザトサワヘビや、ダンジョヒバカリに次いで、目撃が難しい(亜)種ではないでしょうか。
 このために、イワサキワモンベニヘビの生態の調査は、進んでいません。わずかな観察例の中に、他種のヘビを食べた報告があります。また、大陸に分布するワモンベニヘビが、トカゲや他種のヘビを食べると、知られています。
 イワサキワモンベニヘビには、イワサキセダカヘビと同じ「イワサキ」が付きますね。これは、同じ人物の名字から、(亜)種名が取られたためです。岩崎卓爾【いわさき たくじ】という人です。彼は、石垣島や西表島を含む八重山諸島の研究に、一生を捧げました。
 大陸のワモンベニヘビと、日本のイワサキワモンベニヘビとでは、興味深い差異が、いくつか見つかっています。台湾に分布する亜種、タイワンワモンベニヘビとも、違いがあります。研究が進めば、もっと面白いことが、わかるかも知れません。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、イワサキワモンベニヘビは、載っていません。かわりに、日本に分布するヘビが、十五種ほど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、日本の珍しいヘビを取り上げています。また、偏食のヘビも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウミヘビがいるなら、カワヘビもいる?(2013/8/12)
日本にも、コブラがいる?(2012/3/12)
美しい偏食ヘビ、リュウキュウアオヘビ(2009/12/14)
毒がないのに毒蛇? ヒバカリ(2007/7/15)
超偏食のヘビ(蛇)? イワサキセダカヘビ(2006/9/24)
などです。



2015年7月 5日

ドクダミ

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ドクダミ  画像
和名:ドクダミ
学名:Houttuynia cordata Thunb.
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東京 品川区【2015.06.29】
図鑑↓↓↓↓↓には、ドクダミ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月 4日

ヤブカンゾウ

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ノカンゾウの変種ヤブカンゾウ  画像
和名:ノカンゾウ
学名:Hemerocallis fulva L.
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東京 品川区【2015.06.29】
図鑑↓↓↓↓↓には、ノカンゾウ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2015年7月 3日

かわいい寄生植物? ママコナ

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 ママコナという種名の植物を、御存知でしょうか? 日本の北海道西南部から、九州にかけて分布する草です。国外では、朝鮮半島の南部にも分布します。
 愛らしい響きの名前は、どこから付いたのでしょうか? 漢字で書けば、飯子菜【ままこな】です。御飯粒の草、という意味ですね。この名の由来には、二つの説があります。一つは、花の様子から付いた説です。もう一つは、若い種子の様子から付いた説です。
 個人的には、花の様子から付いた説に、一票を投じたいですね。この花の下側の花弁には、白く、少し盛り上がった斑点があります。これを、飯子【ままこ】と表現するのは、ぴったりだと感じます。ただし、個体によっては、斑点がはっきりしません。
 ママコナの花は、夏に咲きます。ピンクの花弁が、野山に彩りを添えます。残念ながら、現在では、数が減っている地方が多いです。野外で見つけられたら、運がいいですね。
 可憐な姿に似合わず、ママコナは、寄生植物でもあります。正確には、半寄生植物です。完全に、他の植物に栄養を依存するのではなくて、自分でも光合成をして、栄養を作ります。このために、外見が、寄生植物らしくありません。普通の植物に見えます。
 ママコナは、根を他の植物に伸ばして、養分を奪い取ります。イネ科やカヤツリグサ科の植物が、ママコナに寄生されます。地中で寄生するために、一見、わかりません。
 最近になって、ママコナの分類が変わりました。以前は、ゴマノハグサ科ママコナ属に属するとされていましたが、現在は、ハマウツボ科ママコナ属とされています。
 かつて、ゴマノハグサ科に属していた種のうち、半寄生植物の一群が、ごっそりとハマウツボ科に移されました。ママコナ属も、そこに含まれます。
 日本には、ママコナの亜種が、二つ、分布します。ママコナと、ツシマママコナです。
 ツシマママコナは、名のとおり、対馬に分布します。けれども、対馬だけではなく、本州の中部以西や、九州北部や、朝鮮半島にも分布します。素人には、ママコナと、ツシマママコナとの区別は、難しいですね。同じ地域に分布しますから。
 どちらのママコナも、これ以上、数が減らないことを、祈っています。
図鑑↓↓↓↓↓には、ママコナ掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、寄生植物を取り上げています。また、「飯」にちなんだ種名の植物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
悪役は一日にして成らず? ネナシカズラ(2014/8/15)
寄生植物は、分類が難しい?(2013/7/12
ラフレシアは、世界最大の花か?(2012/1/20)
万葉美人の象徴? オミナエシ(女郎花)(2010/9/24)
ススキの下で、何を思う? ナンバンギセル(2010/9/10)
などです。


2015年7月 2日

アガパンサス

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アガパンサス 画像
和名:アガパンサス
学名:Agapanthus africanus
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東京 品川区【2015.06.29】


2015年7月 1日

ママカリの正式名称は?

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 岡山県の名物の一つ、ママカリを御存知ですか? ママカリという名の、小さな魚を酢じめにしたものです。「隣に飯【まま】を借りに行くほど、美味しい」ことから、ママカリ(飯借り)という名が付いたといわれます。
 ところが、魚類図鑑で、「ママカリ」を調べても、出てこないことが多いです。その理由は、ママカリという名が、正式な日本語名(標準和名)ではないからです。
 ママカリの標準和名は、サッパといいます。でも、この名は、ほとんど、学術的な場でしか、使われません。一般的には、ママカリの名のほうが、ずっと有名です。
 これと似た例を、以前、このブログで取り上げましたね。コノシロです(コハダの正式名称は?(2015/2/2))。寿司になるコハダは、標準和名を、コノシロという魚です。
 日本人は、昔から、魚介類をよく食べてきました。このために、魚介類には、通俗的に使われる名と、標準和名とが、まるで別ものという種が、多いです。通俗名は、地方ごとに違いますが、学術的には、それでは困るからです。
 くしくも、サッパ(ママカリ)とコノシロ(コハダ)とは、近縁な種同士です。どちらも、ニシン目【もく】ニシン科に属します。サッパは、ニシン科のサッパ属です。コノシロは、ニシン科のコノシロ属です。科が同じなのは、近縁と言えます。
 近縁な種同士でも、外見がまったく違うことが、よくあるものです。けれども、サッパとコノシロとの場合は、外見も似ています。どちらも、全長は20cmほどで、鱗【うろこ】がきらきらしています。棲む場所も似ています。海の沿岸域や、河口付近に棲みます。
 実際、サッパとコノシロとは、同じ所に棲んで、同じように漁獲されることがあります。このため、昔の人は、この二種を、混同していたふしがあります。その証拠に、この二種には、同じような方言名が残っています。
 コノシロは、関西では、ツナシと呼ばれます。サッパも、関西方面で、チナシ、ツナシなどと呼ばれます。ラテン語の学名では、サッパのほうに、Sardinella zunasiと付いています。もちろん、関西の方言名から、学名が付けられました。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、サッパ(ママカリ)は載っていません。かわりに、日本近海の魚が、四十種ほど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、生物の方言名などについて取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
コハダの正式名称は?(2015/2/2)
同名異種? ネコノシタとクマノギク(2014/9/19)
一つの種に、二つの種名がある?(2013/5/13)
ハラキリグモとは、どんなクモ?(2012/7/23)
一種ではない? アオリイカ(2012/1/6)
などです。