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2016年1月31日

エミール・ガレの愛した植物たち

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 芸術品の中には、自然の動物や植物をモチーフにするものがありますね。優れた芸術家ならば、動植物の命の輝きを、作品に写し取るすべを知っています。
 エミール・ガレは、そのような、優れた芸術家の一人でした。フランスのガラス工芸家として、著名な人ですね。彼の作品を紹介する展覧会が、現在、日本で開かれています。会場は、東京都庭園美術館です。「ガレの庭」という展覧会です。
 会場では、主に、ガレの植物モチーフの作品が、展示されています。春の空気のような、白っぽいガラス地に、淡紅色のモクレンが浮かぶ水差し。細長い鶴首に、さらりと藤色のフジがしなだれかかる花瓶。イヌサフランのふっくりと開きかけたつぼみを、そのまま形にした高脚杯。一見、アラジンのランプかと見まごう、スミレの形をした脚付杯。
 ガレが注目したのは、花ばかりではありません。果実や野菜も、作品にされています。ナスの果実の形を写し取った長頸瓶。色も形も、タマネギにそっくりな花瓶。ルバーブの葉脈の力強さを再現した脚付杯。ストローブマツの細長い松ぼっくりが、立体的に貼りついた花瓶。こういったものも作品にできるのは、植物をよく観察したからでしょう。
 実際、ガレは、およそ2ヘクタールもある庭に、三千種近い植物を育てていたといいます。庭というより、まるで植物園ですね。のちに構えたガラス工場の庭にも、多種の植物を植えて、職人たちが、常に身近にモチーフを観察できるようにしたそうです。
 ガレの観察力は、作品によく生かされています。例えば、セリ科のオンベルと呼ばれる草をモチーフにした作品群が、それを表わします。
 《オンベル文筒型花瓶》は、オンベルのすっくと伸びた緑色の茎を、ガラスの花瓶にしたものです。花でも果実でもなく、何ということもない茎をモチーフにするとは、着眼点が、素晴らしいですね。しかも、しっかりと、オンベルの特徴をとらえています。
 フランス語でオンベルと呼ばれる植物には、何種も含まれます。ガレが作品のモチーフにしたのは、ラテン語の学名を、Heracleum mantegazzianum(日本語名なし)という種らしいです。コーカサス原産のこの種を、わざわざ庭に植えていたようです。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する植物が、八百種ほど掲載されています。
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 展覧会「ガレの庭」については、以下のページに情報が載っています。
ガレの庭(東京都庭園美術館の公式サイト内ページ)


 過去の記事でも、動物や植物を紹介した展覧会を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
憧れのイングリッシュ・ガーデン(2016/1/17)
縄文時代の生き物とは?(2016/1/9)
日本のスゲ、勢ぞろい(2015/12/19)
ブドウから生まれる奇跡、ワイン展(2015/11/7)
などです。

2016年1月30日

ヒヨドリ

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ヒヨドリ 画像
和名:ヒヨドリ 
学名:Hypsipetes amaurotis
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東京 港区【2016.01.25】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒヨドリは掲載されています。
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2016年1月29日

サルボウとは、猿の頬の意味か?

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 皆さんは、赤貝【あかがい】を食べたことがありますか? 缶詰で食べたことがある方も、いるでしょう。二枚貝で、名のとおり、赤い身を持つものです。
 ところが、缶詰の赤貝は、正式な日本語名(標準和名)が「アカガイ」ではないものが多いです。アカガイでないなら、何という種なのでしょうか? 多くは、サルボウという種です。アカガイに近縁な二枚貝です。
 サルボウの外見は、アカガイに似ています。白っぽい二枚の殻があり、その殻には、はっきりした溝【みぞ】が刻まれています。殻には、藻が付いているため、市場では、モガイと呼ばれることが多いです。中身は、アカガイと同じく、赤いです。
 サルボウは、フネガイ目【もく】フネガイ科アカガイ属に属します。アカガイとは、属まで同じです。外見が似ていて、食用になることも同じなのは、納得できますね。
 とはいえ、種が違うのですから、違いもあります。食用の面では、アカガイは、寿司や刺身など、生で食べられることが多いです。それに対して、サルボウは、ほとんどが、煮付けにして食べられます。生で食べると、泥臭いのだそうです。
 アカガイは、高級寿司だねとして、知られますね。それに比べると、「赤貝の缶詰」は、ずいぶん安いです。それも道理で、缶詰の赤貝の正体は、サルボウだからです。
 現代日本では、サルボウとアカガイとで、価値に大きく差が付いています。けれども、歴史的には、アカガイよりも、サルボウのほうが、重要な食用貝だった時代が長いようです。縄文時代の貝塚から、サルボウの殻が、たくさん見つかっています。縄文人は、サルボウの殻を使って、貝輪と呼ばれるアクセサリーを作ったりもしました。
 サルボウという種名は、どこから来たのでしょうか? 有力な説では、「猿頬」だといいます。サルボウが生きている時には、藻が生えた貝殻から、赤い身が覗いています。この様子を、毛の生えたニホンザルの赤い頬にたとえた、というのです。
 この説は、確定したものではありません。サルボウの語源には、別の説もあります。縄文人も愛したサルボウの語源は、何なのか、気になりますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、サルボウと近縁なアカガイが掲載されています。
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 過去の記事でも、二枚貝を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
食用貝の代替品たち(2015/1/19)
ホッキガイという種は、存在しない?(2015/1/12)
世界最長の二枚貝とは?(2014/12/1)
シンカイヒバリガイの進化の謎(2014/3/17)
フナクイムシ(船食虫)は、船を食べる?(2013/9/23)
などです。


2016年1月28日

メジロ

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メジロ 画像
和名:メジロ 
学名:Zosterops japonicus
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東京 港区【2016.01.25】
図鑑↓↓↓↓↓には、メジロは掲載されています。
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2016年1月27日

ヒヨドリ

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ヒヨドリ 画像
和名:ヒヨドリ 
学名:Hypsipetes amaurotis
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東京 港区【2016.01.25】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒヨドリは掲載されています。
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2016年1月26日

チューリップ

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チューリップ 画像
和名:チューリップ 
学名:Tulipa gesneriana L.
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東京 港区【2016.01.15】
図鑑↓↓↓↓↓には、チューリップは掲載されています。
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2016年1月25日

モンキー・オーキッドの正体は?

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 ラン科の植物の中に、英語名を、monkey orchidと呼ばれる種があります。「サル(猿)のラン」という意味ですね。こんなユニークな名が付いたのは、どんなランなのでしょうか? それは、一種だけではなく、四種を含みます。順番に紹介しましょう。
 最初の一種は、サルメンエビネです。この種については、以前、このブログで取り上げましたね(猿の顔に見える? サルメンエビネ(2016/1/4))。「猿面」という日本語名のニュアンスが、そのまま英語に訳されて、monkey orchidとなったようです。
 残りの三種には、日本語名がありません。三種とも、日本に自生しない種だからです。けれども、花を観賞するために、栽培されることはあります。日本の園芸家の間では、これらの種は、ラテン語の学名で呼ばれています。
 三種のうち、二種は、ラン科ドラキュラ属に属します。ラテン語の学名を、Dracula gigasという種と、Dracula simiaという種です。ドラキュラ属のランは、中米から南米にかけて分布します。三枚の蕚片【がくへん】が目立つ、特異な形の花を咲かせます。
 ドラキュラ属という属名からは、吸血鬼のドラキュラ伯爵が思い浮かべられますね。この属のいくつかの種は、その特異な形の蕚片が、鮮血のように色づきます。このことから、ドラキュラ伯爵にちなんで、名づけられました。
 ドラキュラ属の花は、単純に美しいというより、個性が際立ちます。中でも、Dracula gigasとDracula simiaとは、その花をよく見ると、サルの顔のように見える模様があります。このために、monkey orchidと呼ばれます。
 最後の一種は、ラテン語の学名を、Orchis simiaといいます。ラン科オルキス属に属します。ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア、中央アジアに分布します。
 Orchis simiaには、淡紅色の、愛らしい花が咲きます。この花の、どこがサルに見えるのでしょうか? 唇弁【しんべん】という花弁の一種です。
 この種の唇弁は、細長く伸びて、四つに分かれています。その形が、サルの体に見えるのだそうです。よほどよく観察しなければ、monkey orchidなんて、思いつきませんね。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布するラン科の植物が掲載されています。
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 過去の記事でも、ラン科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
猿の顔に見える? サルメンエビネ(2016/1/4)
ラン(蘭)のラベル読みに挑戦!(2015/3/6)
品種名? 個体名? ラン(蘭)の名前(2015/2/27)
へそ曲がりが役に立つ? サイハイラン(2015/1/9)
モッコクとセッコクとの関係は?(2014/11/28)
などです。


2016年1月24日

白梅

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白梅 ウメ 画像
和名:ウメ 
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京 港区【2016.01.15】
図鑑↓↓↓↓↓には、ウメは掲載されています。
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2016年1月23日

白梅

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白梅 ウメ 画像
和名:ウメ 
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京 港区【2016.01.15】
図鑑↓↓↓↓↓には、ウメは掲載されています。
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2016年1月22日

猿猴【えんこう】異聞

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 日本で、サルを漢字で書くならば、「猿」ですね。日本では、サルの別称として、猿猴【えんこう】というのもあります。日本に分布するサルは、ニホンザルだけですから、単に猿【さる】や猿猴【えんこう】と言えば、ニホンザルを指すのが普通です。
 ところが、本来、「猿」という漢字は、ニホンザルを指すものではありませんでした。漢字の故郷である中国には、ニホンザルがいないからです。当然、猿猴も、ニホンザルを指したのではありません。とはいえ、まったく違うかと言えば、そうとも言えません。
 猿猴とは、もともとは、サル類全般を指す言葉でした。中国には、日本と違って、多くのサルの種が分布します。それらをまとめて呼ぶ名が、必要だったのでしょう。
 中国語で猿という字と、猴という字とでは、同じ「サル」でも、違う種を指します。古い時代には、こういった区分が、特に厳密でした。サルの種ごとに、違う漢字でもって表わしたようです。このために、「サル」を示す漢字が、たくさんありました。
 数多い「サル」の漢字のうち、「猿」は、テナガザルを指します。テナガザルは、類人猿の仲間ですね。霊長目【れいちょうもく】テナガザル科に属するものたちです。尾がなく、腕が長いサルです。その長い腕を利用して、木の枝から枝へ、渡ってゆきます。
 現代の中国では、テナガザル類は、最南部に、ごくわずかにいるだけです。しかし、古代には、黄河の北側にまで、広く分布していました。王侯が、テナガザルをペットにすることもありました。テナガザルを指す漢字が、作られる余地があったわけです。
 いっぽう、「猴」は、霊長目オナガザル科マカク属のサルを指しました。マカク属には、アカゲザル、ベニガオザルなどが含まれます。アカゲザルもベニガオザルも、中国に分布するサルです。日本だけに分布するニホンザルも、マカク属に含まれます。
 つまり、ニホンザルは、「猿」ではなくて、「猴」なのですね。それが、漢字が日本に導入された時に、ニホンザルを指す漢字として、「猿」が当てられてしまいました。
 サルを表わす漢字が、複数入ってきても、ニホンザル一種しかいない所では、区別する必要がありません。猿も猴も、ニホンザルを指すものとされてしまったわけです。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンザルが掲載されています。
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 過去の記事でも、サルの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 
レムリア大陸は、サルの大陸?(2016/01/15)
女装するトカゲと、男装するサル(2009/3/12)
ヒヨケザルの新発見、メガネザルの再発見(2008/11/20)
チンパンジーの贈り物はパパイア?(2007/9/13)
ニホンザルは世界北限のサル(2005/11/14)
などです。



2016年1月21日

紅梅

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紅梅 ウメ 画像
和名:ウメ 
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京 港区【2016.01.15】
図鑑↓↓↓↓↓には、ウメは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月20日

ヒボケ

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ヒボケ 画像
和名:ボケ 
学名:Chaenomeles speciosa (Sweet) Nakai
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東京 港区【2016.01.15】
図鑑↓↓↓↓↓には、ボケは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月19日

ヤブツバキ

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ヤブツバキ 画像
和名:ヤブツバキ 
学名:Camellia japonica L.
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東京 港区【2016.01.15】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヤブツバキは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月18日

サル(猿)のパズル? チリマツ

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 申年【さるどし】にちなんで、今回も、サルの名が付く植物を紹介しましょう。チリマツです。この種は、英語名を、monkey puzzle(サルのパズル)といいます。
 チリマツとは、正式な日本語名(標準和名)です。この木が、南米のチリに多く分布することから、付けられました。日本には、自生しません。
 では、monkey puzzleという愉快な英語名は、何に由来するのでしょう? 枝が密生するために、サルが悩んで登れないだろうということから、付きました。ところが、チリマツの林には、サルは棲んでいません。ヨーロッパ人の誤解から付いた名前です。
 チリマツは、ナンヨウスギ科ナンヨウスギ属に属します。この仲間は、アフリカを除く南半球に、広く分布します。ずっと昔、恐竜がいた時代には、北半球にも広く分布していました。化石から、それがわかっています。起源が古い植物なのですね。
 日本でも、白亜紀の地層から、ナンヨウスギ属の化石が出ています。日本を含む北半球では、ナンヨウスギ属は、絶滅してしまいました。その原因は、わかっていません。
 南半球では、ナンヨウスギ属は、有力な樹木のグループです。しかし、ヒトが活躍する時代になって、いくつもの種が、絶滅の危機に陥りました。チリマツも、絶滅が心配されたことがあります。良い材木になるためです。たくさん伐られてしまいました。
 現在では、チリマツは、保護されています。どんな生物でも、生態系を無視した、乱獲や乱伐はいけませんね。適度な利用なら、生物の生存もヒトの生活も、持続可能です。
 チリには、ヨーロッパ人がアメリカ大陸に来る前から住んでいた先住民がいます。その中のペウェンチェ族という人々は、古くから、チリマツを利用していました。
 ペウェンチェ族は、チリマツの種子を主食にします。チリマツの種子は、栄養があり、美味しいそうです。大切な主食のなる木ですから、ペウェンチェ族は、生きているチリマツを伐ることは、決してしません。枯れ木を薪に利用することは、します。
 持続可能なやり方をしてきたからこそ、先住民は、長い年月を、生きてこられたはずです。このようなやり方を、私たちは、もっと学ぶべきだと思います。
図鑑↓↓↓↓↓には、チリマツと近縁なナンヨウスギが掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、サルにちなんだ名前の植物を取り上げています。また、ナンヨウスギ科の植物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
猿の壺は、楽園の果実?(2016/1/11)
猿の顔に見える? サルメンエビネ(2016/1/4)
縄文杉に「姉妹」ができる? カウリコーパルノキ(2009/4/21)
などです。


2016年1月17日

憧れのイングリッシュ・ガーデン

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 寒々しい日が続きますね。今回は、こんな冬の日々でも、花が咲き誇る場所を紹介しましょう。パナソニック汐留ミュージアムです。現在、この美術館で、植物画の展覧会が開かれています。イングリッシュ・ガーデン―英国に集う花々―展です。
 日本では、最近、イングリッシュ・ガーデンの人気が上がっていますね。英国の庭が、世界の多くの人々に憧れられるようになったのは、偶然ではありません。
 英国は、何百年にもわたって、計画的に、世界の植物を集めてきました。それらを品種改良して、観賞用に優れたものとすることも、してきました。この展覧会を見れば、そのことが、よくわかります。描かれた植物は、世界中に原産地が散らばっています。
 西アジアが原産で、オランダで品種改良が進んだチューリップ。南アフリカが原産地のゴクラクチョウカ。メキシコ原産のダリア。東アジアが原産地で、日本人にはお馴染みのツバキ。ヒマラヤの高嶺に咲くシャクナゲなど、みんな、会場で見ることができます。
 単に美しいのではなく、ユニークな形の植物もあります。果実の粒々が美味しそうなザクロ、団扇【うちわ】のような葉を広げたヤシの一種、いくつもの口があるように見えるバンクシアの果実、種名の的確さにうなずいてしまうセンコウハナビなどです。
 会場の作品を見ていると、「科学的な正確さと、芸術性とは、相反するものではない」ことに、納得できます。科学性と芸術性とを、見事に両立させた作品ばかりなのです。
 そのような植物画は、十七世紀ごろから発達してきました。その頃から、科学が芽生えてきたからです。植物画と植物学とは、まさに二人三脚で、レベルを上げてきました。
 二十一世紀の現代でも、植物画は、植物学に欠かせません。これだけ写真やネットが発達した時代だというのに、なぜでしょうか? 植物画は、写真には写りにくい細かい部分や、花期や果期のちょうどいい瞬間を、描くことができるからです。
 会場で、特に印象に残ったのが、『マメ科の種子を用いた作画』という作品でした。大きな画面に、びっしりと、多種のマメ科植物の種子が描かれています。植物の多様性を、一枚の画面で見られます。こんな作品に会えるのも、植物画展の楽しみです。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する植物が、八百種ほど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 イングリッシュ・ガーデン展の情報は、以下のページにあります。
イングリッシュ・ガーデン展(汐留ミュージアムの公式サイト内ページ)
 過去の記事でも、現在、開催中の生き物に関する展覧会を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
縄文時代の生き物とは?(2016/1/9)
日本のスゲ、勢ぞろい(2015/12/19)
ブドウから生まれる奇跡、ワイン展(2015/11/7)
などです。



2016年1月16日

ヒヨドリ

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和名:ヒヨドリ 
学名:Hypsipetes amaurotis
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東京 港区【2016.01.14】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒヨドリは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月15日

レムリア大陸は、サルの大陸?

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 アフリカ大陸の東側に、マダガスカルという島国があります。この国には、他では見られない、珍しい生物が多いです。その一つが、サルの仲間、キツネザルです。
 キツネザルの顔は、ニホンザルなどと違って、平板ではありません。口が尖って、イヌか、キツネのようです。このことから、キツネザルという名が付きました。
 キツネザルの仲間は、原猿類【げんえんるい】と呼ばれます。原始的なサルの仲間だからです。他の哺乳類から分かれて、サルの仲間―霊長目【れいちょうもく】―が進化してきた、最初の頃の姿を、今に残していると考えられています。
 現代のキツネザルは、マダガスカルにしか分布しません。しかし、キツネザルの化石は、インドから見つかっています。マダガスカルから、インド洋を遠く隔てた地域に、なぜ、キツネザルの化石が出るのでしょうか? 不思議ですね。
 十九世紀のヨーロッパで、ある学者が、この問題を解決する仮説を立てました。「レムリア大陸」仮説です。「大昔、インド洋に、マダガスカルと、インドとを結ぶ形の大陸があった」というのです。これなら、その大陸を通じて、マダガスカルとインドとを含む広い地域に、原猿類が分布を広げていたと考えることができます。
 レムリアLemuria大陸という名は、キツネザルのラテン語の学名レムールLemurから取られました。現在では、ワオキツネザルのラテン語の学名に、Lemurと付いています。
 レムリア大陸仮説は、今では、科学的に、完全に否定されています。そんな大陸を持ち出さなくても、問題を解決できるとわかったからです。
 現在は、大陸移動説というものが、実証されていますね。地球上の大陸は、長い時間の間には、くっついたり離れたりして、形を変えます。マダガスカルとインドとが、つながっていた時期もありました。その時期に、キツネザルが現われたのでしょう。
 レムリア大陸とは、大陸移動説がない時代に、かつてくっついていたマダガスカルとインドとを、誤認した呼び名と言えます。インドでは、キツネザルは滅びてしまいました。マダガスカルは、地球上に残された、キツネザルたちの最後の棲みかです。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンザルが掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、サルの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
女装するトカゲと、男装するサル(2009/3/12)
ヒヨケザルの新発見、メガネザルの再発見(2008/11/20)
霊長類【れいちょうるい】が絶滅の危機に?(2007/11/1)
チンパンジーの贈り物はパパイア?(2007/9/13)
ニホンザルは世界北限のサル(2005/11/14)
などです。


2016年1月14日

ミツマタ

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ミツマタ 蕾 画像
和名:ミツマタ 
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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東京 港区【2016.01.14】
図鑑↓↓↓↓↓には、ミツマタは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月13日

ミツバツツジ

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ミツバツツジ 画像
和名:ミツバツツジ 
学名:Rhododendron dilatatum Miq.
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東京 港区【2016.01.13】
図鑑↓↓↓↓↓には、ミツバツツジは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月12日

ニホンズイセン

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ニホンズイセン 画像
和名:スイセン 
学名:Narcissus tazetta L.
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東京 港区【2016.01.13】
図鑑↓↓↓↓↓には、スイセンは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月11日

猿の壺は、楽園の果実?

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 今回も、申年【さるどし】にちなんで、サルの名が付いた植物を紹介しましょう。英語で、monkey potと呼ばれる植物があります。この英語名を直訳して、サルノツボという日本語名で呼ばれることもあります。日本には自生しない植物です。
 この植物は、正式な日本語名(標準和名)が、定まっていません。現時点では、パラダイスナットノキという名が、標準和名とされることが多いです。他にも、サプカヤナット、サブカヨノキなどの日本語名があります。名前が多過ぎて、ややこしいですね。
 パラダイスナットノキという名は、英語名のparadise nut treeを直訳したものです。サプカヤナットの元になった、sapucaia nut treeという英語名も、あります。英語名も、monkey potばかりではなく、いくつもあるのですね。
 なぜ、パラダイスナットノキや、サルノツボといった、面白い名前が付いたのでしょうか? それは、この植物の、果実と種子とに理由があります。
 この植物の果実は、丸い形をしていて、蓋のようになった部分があります。完全に熟すと、この「蓋」が取れて、中から種子が落ちます。この種子は、ナッツとして、食べられます。パラダイスナッツと呼ばれます。栄養があって、美味しいそうです。
 どうやら、「南の楽園で取れる、美味しいナッツ」というイメージから、paradise nutという名が付いたようです。南米のブラジルなどの熱帯域で、取れるナッツです。
 種子が落ちた後の果実は、空洞で、ちょうど壺のように見えます。この果実の中の種子を食べようとして、サルが手を突っ込んだところ、手が抜けなくなって大騒ぎしたことから、monkey potと名付けられた、といわれます。
 この説は、とても面白いですね。でも、真実、そうだったかどうかは、怪しいです。もっと素朴に、壺型の果実が、木に付いているのを見て、「サルが使いそうな壺だ」と思ったことに由来するのではないでしょうか。
 パラダイスナットノキは、サガリバナ科パラダイスナットノキ属に属します。この属の複数の種が、パラダイスナットノキと呼ばれることがあります。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、パラダイスナットノキは、載っていません。かわりに、日本植物が、八百種ほど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、サルにちなんだ植物を取り上げています。また、ナッツとして食用になる植物や、熱帯の果実も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
猿の顔に見える? サルメンエビネ(2016/01/04)
トケイソウの果実が、パッションフルーツ?(2013/8/16)
仏典【ぶってん】にも登場、マンゴー(2013/8/9)
バナナは、最古の栽培植物?(2013/1/18)
ギリシア神話にも登場、クルミ(胡桃)(2012/11/9)
などです。



2016年1月10日

クサイチゴ

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クサイチゴ 画像
和名:クサイチゴ 
学名:Rubus hirsutus Thunb.
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東京 港区【2016.01.03】
図鑑↓↓↓↓↓には、クサイチゴは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月 9日

縄文時代の生き物とは?

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 神奈川県立歴史博物館で、ちょっと面白い展覧会が開かれています。「縄文の海 縄文の森」です。主に、縄文時代の動植物について、取り上げられています。
 縄文時代の遺跡、貝塚からは、動植物の遺骸が、大量に出土します。当時の人々が、食べた後に捨てたものです。特に、貝殻が多いために、貝塚と呼ばれます。
 貝塚の貝には、どんな種があるのでしょうか? 二枚貝では、アサリ、ハマグリ、ヤマトシジミ、サルボウ、マガキなどが多いです。現代でも、食用にされる貝たちですね。
 巻貝では、アカニシ、ダンベイキサゴ、スガイ、コシダカガンガラ、ツメタガイなどの種が、貝塚から見つかります。こちらも、現代でも食用にされる貝ばかりです。
 貝塚からは、魚の骨も、よく出土します。スズキ、ボラ、クロダイなどが多いです。これらの種も、現代の食用魚たちですね。沿岸の海に棲む魚たちです。
 中には、不思議な遺物もあります。例えば、マグロの骨です。マグロは、外洋に棲む魚です。しかも、大型魚で、猛スピードで泳ぎます。縄文人は、どうやってマグロを捕ったのでしょうか? 縄文時代には、エンジンもソナーもGPSもありませんのに。
 マグロの骨は、それなりの量が見つかります。縄文人が、恒常的にマグロを捕る技術を持っていたのは、確実です。その技術がどんなものだったのかは、まだ謎です。
 貝塚からは、陸上の鳥や獣の骨も出土します。獣(哺乳類)の骨では、ニホンジカとイノシシとの骨が、圧倒的に多いです。縄文人が、この二種の哺乳類を、よく食べていたことがわかります。釣り針などに加工された、シカの角も出てきます。
 縄文時代の遺跡からは、現代には見られない動物の骨も、見つかります。ニホンアシカ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、オオヤマネコなどの骨です。どの種も、日本では絶滅してしまいました。オオヤマネコだけは、歴史時代に入る前に、絶滅したようです。
 植物では、クルミ、トチノキ、ミズキなどの果実が出土しています。やはり、食用になる植物ばかりです。面白いことに、クルミの果実を模した土器も、見つかっています。縄文人は、食用になる動植物を、大切に思い、扱っていたのでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する動植物が、千八百種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 「縄文の海 縄文の森」に関する情報は、以下のページにあります。
縄文の森 縄文の海(神奈川県埋蔵文化財センターの公式サイト内ページ)
神奈川県立歴史博物館の公式サイト
 過去の記事でも、動植物を扱った展覧会を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本のスゲ、勢ぞろい(2015/12/19)
ブドウから生まれる奇跡、ワイン展(2015/11/7)

2016年1月 8日

鳥の日本固有種が、増える?

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 先週のこのブログで、日本の鳥類には、十二の固有種がいるという話をしましたね。その際、固有種の数が、もっと増えるかも知れないという話もしました。今回は、それについて、説明しましょう。あと十種ほど、日本固有種の鳥が、増えそうです。
 日本の野鳥は、バードウォッチングなどで、普通の人にも、親しまれていますね。おかげで、他の生物に比べれば、研究が進んでいます。日本国内で、未知の種は、ほとんどいないと考えられてきました。それが、なぜ、いきなり十種も増えるのでしょうか?
 それは、近年、遺伝子の解析が進んだためです。鳥類の遺伝子を、直接、調べてみると、一見、同種に見える鳥たちの中に、違う種が潜むことが、わかってきました。
 実例を挙げてみましょう。例えば、カケスです。カラス科の一種ですね。
 カケスは、日本の森林で、普通に見られる鳥です。これまで、カケスは、日本の北海道から九州まで、同じ種が分布すると考えられてきました。日本のカケスと同じ種が、ユーラシア大陸にも、広く分布するとされてきました。
 ところが、各地の「カケス」の遺伝子を分析したところ、同種とは言えないほどの差が見つかりました。日本の本州以南の「カケス」と、北海道の「カケス」とは、違う種といえます。北海道の「カケス」と同じ種が、ユーラシア大陸の東部に分布します。ユーラシア大陸の中部以西には、また違う種の「カケス」が分布します。
 これまで、北海道の「カケス」は、カケスの中のミヤマカケスという亜種だとされてきました。今後は、この「ミヤマカケス」が、新種名になるのではないでしょうか。そして、本州以南の「カケス」が、日本固有種となります。
 他にも、キビタキ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ヤマガラ、フクロウ、リュウキュウコノハズクなどの種で、隠れた別種が、見つかっています。このように、既知の種の中に隠れた未知の種を、隠蔽種【いんぺいしゅ】といいます。先述の「カケス」のように、これらの鳥の隠蔽種の中に、新たに日本固有種となるものたちがいます。
 鳥類以外でも、詳しく調べれば、たくさんの隠蔽種が見つかりそうですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、「カケス」などの日本の鳥が、二百種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、日本固有種の生物について取り上げています。また、隠蔽種についても、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本固有の十二種の鳥たち(2016/01/01)
ミナミヤモリの隠蔽種【いんぺいしゅ】たち(2015/10/23)
二〇一四年は、サンショウウオの当たり年? その2(2015/9/11)
日本固有種がいっぱい? ヤモリの仲間たち(2015/5/25)
山のヒバリ? イワヒバリの仲間たち(2014/10/6)
宮古島の生き物の謎(2013/7/1)
固有生物の宝庫、対馬【つしま】(2012/4/23)
などです。


2016年1月 7日

セグロセキレイ

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セグロセキレイ 画像
和名:セグロセキレイ 
学名:Motacilla grandis
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東京 港区【2016.01.03】
図鑑↓↓↓↓↓には、セグロセキレイは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月 6日

ニホンズイセン

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ニホンズイセン 画像
和名:スイセン 
学名:Narcissus tazetta L.
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東京 港区【2016.01.03】
図鑑↓↓↓↓↓には、スイセンは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月 5日

オナガガモ メス

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オナガガモ メス 画像
和名:オナガガモ 
学名:Anas acuta
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東京 港区【2016.01.03】
図鑑↓↓↓↓↓には、オナガガモは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月 4日

猿の顔に見える? サルメンエビネ

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 二〇一六年は、申年【さるどし】ですね。それにちなんで、サルの名が付く植物を紹介しましょう。サルメンエビネ(猿面海老根)です。ラン科エビネ属に属する一種です。
 サルメンエビネという種名は、花弁の一部が、サルの顔のように見えることから、付けられました。赤みを帯びて、しわの寄った花弁があるのですね。これをサルの顔に見立てるとは、名づけた人は、茶目っ気があったのでしょう(笑)
 サルメンエビネに限らず、ラン科植物の花には、ヒトの顔に似て見えるものがあります。花の形が、多くの花のような放射状ではなく、左右対称形のために、そう見えやすいのですね。眼や鼻のように見える斑点が、花弁に付く場合もあります。
 ラン科の植物は、花の色や形に、変異が多いです。同じ種でも、かなり違って見えることが、よくあります。この変異が面白がられて、観賞用に栽培される種が多いです。
 サルメンエビネも、観賞用に栽培しようとする方がいるようです。とりたてて美しい花ではなくとも、「猿面」を面白いと感じるからでしょう。
 けれども、それは、お勧めしません。栽培が難しい種だからです。特に、夏の暑さに弱いです。夏を越せずに、枯らしてしまうと聞きます。それは、もったいないですね。
 サルメンエビネの属するエビネ属には、もっと一般的に、栽培されている種があります。例えば、エビネがそうです。他に、キエビネ、オオキリシマエビネなどの種が、よく栽培されます。オオキリシマエビネは、園芸の世界では、ニオイエビネと呼ばれます。
 園芸の世界で、普通に栽培されている「エビネ」の種を、正確に決めようとすると、困難にぶつかります。その理由は、二つあります。一つは、前述のとおり、同じ種内でも、変異が多いためです。もう一つは、違う種の間で、簡単に交配してしまうためです。
 エビネ、キエビネ、オオキリシマエビネの三種の間では、自然の状態でも、交配してできた個体が、見つかっています。それに加えて、人工的に、種間交配されて生まれた個体も、多いです。中には、サルメンエビネを親として生まれた栽培品もあります。
 園芸の世界の「エビネ」は、種がはっきりしないと考えておいたほうが、よさそうです。

図鑑↓↓↓↓↓には、サルメンエビネと同じエビネ属のエビネが掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、動物の名前の付いた植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
スイレンは、生きている化石か?(2014/6/27)※スイレン科の一種、ヒツジグサを紹介しています
犬がいるなら、猫もいる? 植物の名前(2013/8/30)
妖精の差す傘? ヤブレガサ(2014/6/6)※ヤブレガサの別名に、動物名が付く名前があります
ヘビイチゴとオヘビイチゴとは、違う? 同じ?(2013/4/26)
植物の世界は、「虎の尾」だらけ?(2009/11/16)
などです。



2016年1月 3日

オナガガモ オス

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オナガガモ オス 画像
和名:オナガガモ 
学名:Anas acuta
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東京 港区【2016.01.03】
図鑑↓↓↓↓↓には、オナガガモは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月 2日

トキワサンザシ

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トキワサンザシ 画像
和名:トキワサンザシ
学名:Pyracantha coccinea M.Roem.
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東京 港区【2016.01.03】
図鑑↓↓↓↓↓には、トキワサンザシは掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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2016年1月 1日

日本固有の十二種の鳥たち


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 日本には、何種の鳥がいると思いますか? 一時的に滞在する旅鳥なども含めれば、五百種は下りません。この種の多さに、驚く方もいらっしゃるでしょうね。
 これらの日本の鳥たちのうち、日本でしか見られない鳥(日本固有種の鳥)は、何種いるでしょうか? 現時点では、十二種いるといわれています。「もっと多いのでは?」という説もありますが、とりあえず、ここでは、十二種を紹介しますね。
 それら十二種とは、アオゲラ、アカコッコ、アカヒゲ、アマミヤマシギ、カヤクグリ、キジ、セグロセキレイ、ノグチゲラ、メグロ、ヤマドリ、ヤンバルクイナ、ルリカケスです。この中で、一番有名なのは、キジでしょうね。日本の国鳥ですからね。
 これらの種名を見て、鳥の知識がある方なら、すぐ、気づくことがあるでしょう。島【しま】に棲む鳥が多いです。十二種のうち、七種が、島にだけ分布します。
 島に棲む固有種の鳥たちと、その分布域とを紹介しましょう。アカコッコ(伊豆諸島とトカラ列島)、アカヒゲ(奄美大島、種子島、徳之島など)、アマミヤマシギ(奄美諸島と沖縄諸島)、ノグチゲラ(沖縄本島のみ)、メグロ(母島など、小笠原諸島の一部)、ヤンバルクイナ(沖縄本島のみ)、ルリカケス(奄美大島、加計呂麻島、請島)です。
 なぜ、日本固有種には、島に棲むものが多いのでしょうか? 島は、隔離された環境だからです。鳥類に限らず、生き物は、隔離されて長い時間が経つと、新種に進化することが多いです。島の環境に、最も適応した種になるのですね。
 また、かつては広い範囲に分布していた種が、ほとんど絶滅してしまって、わずかに、島にだけ残る場合もあります。島には、強い敵や、食べ物などを奪い合う競争相手が、いないことが多いからです。そういう意味では、島は、恵まれた環境です。
 ところが、それが裏目に出ることもあります。何かの理由で、敵や競争相手になる生き物が、島に渡ってくると、島の在来種たちは、対抗する術を知りません。
 上記の島の固有種たち、七種の鳥たちは、すべて、絶滅が心配されています。人間が、島の環境を変えてしまったからです。人間の良識が、問われています。
図鑑↓↓↓↓↓には、メグロ、ノグチゲラ、アカコッコ、ルリカケスなどたくさん掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、日本固有種を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
決戦! モグラ界の勢力争い その2(2015/11/20)
日本固有種がいっぱい? ヤモリの仲間たち(2015/5/25)
山のヒバリ? イワヒバリの仲間たち(2014/10/6)
宮古島の生き物の謎(2013/7/1)
固有生物の宝庫、対馬【つしま】(2012/4/23)
などです。