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2016年1月 9日

縄文時代の生き物とは?

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 神奈川県立歴史博物館で、ちょっと面白い展覧会が開かれています。「縄文の海 縄文の森」です。主に、縄文時代の動植物について、取り上げられています。
 縄文時代の遺跡、貝塚からは、動植物の遺骸が、大量に出土します。当時の人々が、食べた後に捨てたものです。特に、貝殻が多いために、貝塚と呼ばれます。
 貝塚の貝には、どんな種があるのでしょうか? 二枚貝では、アサリ、ハマグリ、ヤマトシジミ、サルボウ、マガキなどが多いです。現代でも、食用にされる貝たちですね。
 巻貝では、アカニシ、ダンベイキサゴ、スガイ、コシダカガンガラ、ツメタガイなどの種が、貝塚から見つかります。こちらも、現代でも食用にされる貝ばかりです。
 貝塚からは、魚の骨も、よく出土します。スズキ、ボラ、クロダイなどが多いです。これらの種も、現代の食用魚たちですね。沿岸の海に棲む魚たちです。
 中には、不思議な遺物もあります。例えば、マグロの骨です。マグロは、外洋に棲む魚です。しかも、大型魚で、猛スピードで泳ぎます。縄文人は、どうやってマグロを捕ったのでしょうか? 縄文時代には、エンジンもソナーもGPSもありませんのに。
 マグロの骨は、それなりの量が見つかります。縄文人が、恒常的にマグロを捕る技術を持っていたのは、確実です。その技術がどんなものだったのかは、まだ謎です。
 貝塚からは、陸上の鳥や獣の骨も出土します。獣(哺乳類)の骨では、ニホンジカとイノシシとの骨が、圧倒的に多いです。縄文人が、この二種の哺乳類を、よく食べていたことがわかります。釣り針などに加工された、シカの角も出てきます。
 縄文時代の遺跡からは、現代には見られない動物の骨も、見つかります。ニホンアシカ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、オオヤマネコなどの骨です。どの種も、日本では絶滅してしまいました。オオヤマネコだけは、歴史時代に入る前に、絶滅したようです。
 植物では、クルミ、トチノキ、ミズキなどの果実が出土しています。やはり、食用になる植物ばかりです。面白いことに、クルミの果実を模した土器も、見つかっています。縄文人は、食用になる動植物を、大切に思い、扱っていたのでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する動植物が、千八百種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 「縄文の海 縄文の森」に関する情報は、以下のページにあります。
縄文の森 縄文の海(神奈川県埋蔵文化財センターの公式サイト内ページ)
神奈川県立歴史博物館の公式サイト
 過去の記事でも、動植物を扱った展覧会を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本のスゲ、勢ぞろい(2015/12/19)
ブドウから生まれる奇跡、ワイン展(2015/11/7)

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