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2016年2月 8日

アサイーの正体とは?

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 アサイーという植物の名を、聞いたことがおありでしょうか? 日本では、一部のコーヒーチェーン店でメニューに入れられたことから、知られるようになりました。最近では、健康食品としても、人気があるようですね。
 アサイーとは、正確には、果実の呼び名です。植物の日本語の種名は、ワカバキャベツヤシです。ヤシ科キャベツヤシ属に属する一種です。日本には、自生しない植物です。ブラジル、ベネズエラ、ガイアナ、スリナムなど、南米の熱帯地方に分布します。
 アサイーというのは、ポルトガル語の名前です。主産地であるブラジルの公用語が、ポルトガル語なので、その名が定着しました。じつは、これが、ちょっと困った事態を引き起こしています。日本語名が混乱しているのです。
 キャベツヤシ属の中で、日本に自生する種は、一種もありません。このために、この属の種には、日本語名がないものが多いです。日本語名があるのは、ワカバキャベツヤシと、キャベツヤシくらいでしょう。しかし、これらの名は、まだ、普及していません。
 多くの場合、キャベツヤシ属の種を一まとめにして、アサイーと呼びます。アサイヤシと呼ばれることもあります。属の名前自体が、アサイヤシ属とされることもあります。属名からして、日本語名が定まっていない状態です。
 混乱を避けるために、属の名前は、エウテルペ属とされることもあります。エウテルペEuterpeとは、キャベツヤシ属のラテン語の学名です。ラテン語の学名は、国際的に共通ですからね。ワカバキャベツヤシを指すラテン語の学名は、Euterpe oleraceaです。
 キャベツヤシ属には、他に、キャベツヤシ(ラテン語の学名Euterpe edulis)、Euterpe catingaなどの種が属します。前述のとおり、ほとんどの種には、日本語名がありません。どの種も、中米や南米にしか、自生しないからです。
 ワカバキャベツヤシのように、多くの種は、果実が食用にされます。他に、ワカバキャベツヤシやキャベツヤシなどは、花のつぼみの芯も食べます。その部分をキャベツにたとえて、キャベツヤシという日本語名が付いたようです。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布するヤシ科の植物掲載されています。
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 過去の記事でも、ヤシ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
お酒を出す木がある?(2015/3/13)
タラヨウとタラジュとは、違う? 同じ?(2013/7/26)
混同されてばかり? シュロ(2012/6/8)
ヤシ(椰子)の葉の秘密とは?(2011/1/17)
ビロウとビンロウとは、違う? 同じ?(2010/1/29)
などです。



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