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2016年3月31日

オナガガモ

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オナガガモ 画像
和名:オナガガモ 
学名:Anas acuta
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東京 品川区【2016.03.05】
図鑑↓↓↓↓↓には、オナガガモ掲載されています。
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2016年3月30日

メジロ

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メジロ 画像
和名:メジロ 
学名:Zosterops japonicus
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東京 港区【2016.03.04】
図鑑↓↓↓↓↓には、メジロ掲載されています。
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2016年3月29日

ジンチョウゲ

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ジンチョウゲ 画像
和名:ジンチョウゲ 
学名:Daphne odora Thunb. ex Murray
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東京 渋谷区【2016.03.03】
図鑑↓↓↓↓↓には、ジンチョウゲ掲載されています。
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2016年3月28日

山桜があるなら、里桜もある?

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 現在の日本で、「お花見」といえば、ソメイヨシノ(染井吉野)の花を見るのが、普通ですね。けれども、歴史的には、そうなったのは、ごく最近です。江戸時代以前の日本人が、「桜の花見をする」場合は、多く、ヤマザクラ(山桜)の花を見ていました。
 ソメイヨシノは、江戸時代の末期に、人工的に作られたサクラの品種です。それに対して、ヤマザクラは、もともと日本に自生する野生のサクラです。
 ですから、平安時代の紀友則【きのとものり】の和歌「ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」や、平安末期から鎌倉初期の人、西行法師の「願はくば花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ」で歌われた「花」は、ヤマザクラです。
 ヤマザクラの花の咲き方は、ソメイヨシノほど、一斉にそろっていません。同種内でも、個体差があります。また、多くの場合、花と同時に、葉も伸び始めます。
 ソメイヨシノと、ヤマザクラとでは、同じサクラでも、風情が違うわけですね。こういったことを踏まえないと、古人の和歌の読み方も、間違えるだろうと思います。
 ヤマザクラという種名でも、山にしか、ないわけではありません。古来、花の美しさが好まれて、栽培されることもありました。人里にあっても、種名は、ヤマザクラです。
 ヤマザクラに対して、サトザクラ(里桜)という種は、あるのでしょうか?
 この答えは、ややこしいです。サトザクラという種名の「種」は、ありません。ところが、サトザクラと呼ばれる「品種群」は、存在します。
 サトザクラという言葉には、いくつかの定義があります。最も広い定義では、「すべてのサクラの園芸品種」を指して、サトザクラと呼びます。山にある野生のサクラに対して、人里にあるサクラ、くらいの意味です。園芸品種だけあって、華やかなものが多いです。
 サトザクラと呼ばれるものには、二百以上の品種があるといわれます。それらの園芸品種は、さまざまな野生のサクラを交配させて、作られました。
 中には、ヤマザクラを親にして作られた品種もあります。ヤマザクラが親でも、園芸品種であれば、サトザクラと呼んで、おかしくありません。ややこしいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラなど掲載されています。
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 過去の記事でも、サクラの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
小さいことは、いいことだ? マメザクラ(2016/3/21)
サクラの分類は、どうなっている?(2016/03/14)
彼岸桜は、一種ではない?(2014/3/21)
これでもサクラです、ウワミズザクラ(2012/4/13)
などです。


2016年3月27日

未来をひらく、海からの贈り物

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 お子さんたちは、春休みですね。春休み向けのイベントが、各地で開かれています。そのようなイベントの一つに、行ってまいりました。東京の科学技術館のイベントです。
 科学技術館で、「海!!未来をひらく!海からの贈り物」という展覧会が開かれています。海の生物から学んだ、さまざまな科学技術が、紹介されています。
 会場の入り口には、直径約2mの「ミステリーサークル」の模型があります。これは、体長がわずか10cmほどの魚が、海底に作るものです。その魚は、アマミホシゾラフグという、フグの一種です。奄美大島付近の海に棲んでいます。
 アマミホシゾラフグが作る「ミステリーサークル」は、卵を産みつけるための場所です。この「ミステリーサークル」の形を調べると、中心に産みつけられた卵に、常に新鮮な海水が送られるようになっていることが、わかりました。
 この形を研究すれば、海の土木工事に、役立つかも知れません。魚から教わる科学技術ですね。会場では、アマミホシゾラフグがサークルを作る映像を、見ることができます。
 会場の奥へ行くと、生きたオワンクラゲがいます。下村脩さんのノーベル賞で有名になった、オワンクラゲです。このクラゲから発見されたGFPという物質が、生物学の研究に、非常に役立っています。生きたオワンクラゲは、水族館でも、見る機会が少ないです。
 会場では、海藻から作られたハンドクリームを、試すこともできます。アカモクという海藻から、作られたクリームです。アカモクは、ワカメやコンブと同じ褐藻【かっそう】というグループに属します。秋田県や新潟県では、昔から、食用にされていました。
 アカモクに限りませんが、海藻には、ぬめりがありますよね。このぬめりには、ヒトの体に良い作用をもたらす物質が含まれています。例えば、保湿作用などです。これを利用して、ハンドクリームが作られました。塗ってみたら、さらりとした感触でした。
 会場では、他にも、生きたヌタウナギ(深海魚の一種)や、サメの皮膚を研究して作られたテニスラケットなどが、見られます。規模は、小さな展覧会です。説明員の方から、いろいろとお話を聞くことができます。ぜひ、話しかけてみて下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本の海に分布する魚類や、無脊椎動物掲載されています。
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 過去の記事でも、現在、開催中の生物関係のイベントを紹介しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
江戸から昭和、平成へ、薬草の博物誌(2016/3/8)
エミール・ガレの愛した植物たち(2016/1/31)

2016年3月26日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ 画像
和名:ハクセキレイ 
学名:Motacilla alba 
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東京 港区【2016.03.01】
図鑑↓↓↓↓↓には、ハクセキレイ掲載されています。
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2016年3月25日

トカゲ科の分類も、変わった?

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 先週、このブログで、トカゲ科トカゲ属の分類が変わった話をしましたね(トカゲ属の分類が、変わった?(2016/3/18))。今回は、それと関連した話をしましょう。トカゲ属が含まれる、トカゲ科の分類についてです。トカゲ科の分類も、最近、大きく変わりました。
 かつて、トカゲ科には、千六百を越える種が含まれていました。ずいぶん大きな科ですね。以前から、「トカゲ科に含まれる種が多過ぎる。雑多な種が入れられ過ぎている」という意見がありました。正しい系統関係を反映した分類ではない、ということです。
 二〇一四年になって、トカゲ科を、九つの科に分ける案が出されました。九つの科の中に、小さくなった新トカゲ科も含まれます。新トカゲ科では、種の数が、二七〇あまりになりました。現在のところ、この案は、おおむね正しいと認められています。
 旧トカゲ科は、新トカゲ科以外に、ヘリグロヒメトカゲ科、イワトカゲ科、マブヤ科などに分割されました。まだ、日本語の科名が付いていない科もあります。
 例えば、日本の南西諸島や対馬に分布する、スベトカゲの仲間(スベトカゲ属)は、新分類では、トカゲ科ではなくなりました。スベトカゲ属が属する科には、まだ、日本語名が付いていません。ラテン語の学名で、Sphenomorphidaeという科に属します。
 また、日本の小笠原諸島に分布するオガサワラトカゲ属や、宮古島に分布するミヤコトカゲ属も、旧トカゲ科から、別の新しい科に移されました。
 オガサワラトカゲ属とミヤコトカゲ属とは、同じ科に属します。この科にも、日本語名がありません。ラテン語の学名で、Eugongylidaeという科です。
 いずれ、Sphenomorphidaeには、「スベトカゲ科」といった、日本語の科名が付くでしょう。Eugongylidaeにも、「オガサワラトカゲ科」か、「ミヤコトカゲ科」といった科名が付くと思います。日本に分布する種が属するのに、日本語名がないのは、不便ですからね。
 しかし、二〇一六年現在でも、スベトカゲ属や、オガサワラトカゲ属、ミヤコトカゲ属を、図鑑やウェブサイトで調べると、「トカゲ科」としている例が多いです。新分類の普及が、間に合っていません。「トカゲ科」の分類には、慎重な扱いが必要です。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホントカゲ、イシガキトカゲなどが掲載されています。
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 過去の記事でも、トカゲの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
トカゲ属の分類が、変わった?(2016/3/18)
大陸からの使者? スベトカゲの仲間たち(2015/4/20)
日本の海トカゲ? ミヤコトカゲ(2014/10/13)
プレートと一致? 日本のトカゲの分布(2013/12/30)
日本に、新種のトカゲあらわる?(2010/4/9)
などです。


2016年3月24日

今日のサクラ【2016年】その2

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カワヅザクラ 画像
和名:カワヅザクラ 
学名:Cerasus X kanzakura'Kawazu-zakura' Tsunoda&Funatsu
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東京 港区【2016.03.01】
図鑑↓↓↓↓↓には、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラなど掲載されています。
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2016年3月23日

今日のサクラ【2016年】その1

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2月21日、東京に桜開花宣言がでました。2016年今日のサクラ、その1です。ソメイヨシノ サクラ 画像
和名:ソメイヨシノ 
学名:Prunus cerasoides
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東京 港区【2016.03.22】
図鑑↓↓↓↓↓には、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラなど掲載されています。
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2016年3月22日

品川の福猫その2

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 品川区【2016.02.28】


2016年3月21日

小さいことは、いいことだ? マメザクラ

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 いよいよ、サクラの花咲く季節になってきましたね。今回は、サクラの中でも、有名なソメイヨシノ(染井吉野)ではなく、別の種を紹介しましょう。マメザクラです。
 マメザクラ(豆桜)は、ソメイヨシノと同じく、バラ科サクラ属に属します。正真正銘の、サクラの仲間です。けれども、ソメイヨシノやカワヅザクラ(河津桜)などのように、華やかなお花見には、あまり使われません。理由は、花も樹も、小さいからです。
 ところが、マメザクラを原種とする園芸品種のサクラが、たくさんあります。例えば、コヒガン(小彼岸)や、フユザクラ(冬桜)は、マメザクラと、サクラ属の別の種とが交配されてできた園芸品種だといわれます。
 園芸品種がたくさんあるのは、たくさん栽培されている証拠ですね。実際、原種のマメザクラ自身も、よく栽培されます。マメザクラの変種であるキンキマメザクラ(近畿豆桜)や、ブコウマメザクラ(武甲豆桜)なども、よく栽培されます。
 これは、どうしたわけでしょうか? マメザクラの持つ「小さい」という性質が、逆に喜ばれるためです。日本の狭い庭では、あまり大きい木は、植えられませんね。木全体が小さく、それでいて、木いっぱいに花を付けるマメザクラは、ちょうどいいのです。
 マメザクラ由来の園芸品種が多いのも、「美しい花の咲く桜を植えたい。でも、大きな木では困る」という日本人の要求に、マメザクラが応えてくれるからでしょう。マメザクラと交配させると、その子は、親の性質を受け継いで、小さくなります。
 マメザクラは、近縁な他種と交配しやすいことも、あるようです。人間が作った園芸品種ではなく、マメザクラと他の種とが、自然に交雑して、できたサクラもあります。
 イシヅチザクラ(石鎚桜)などは、その例です。イシヅチザクラは、マメザクラの一変種のキンキマメザクラと、タカネザクラとが、自然交配して生まれたとされます。
 マメザクラには、フジザクラ(富士桜)や、ハコネザクラ(箱根桜)という別名があります。富士山や、箱根山の周辺に、多く生えるためです。その理由については、以前、このブログで、説明しています(フォッサ・マグナ要素の植物とは?(2012/11/2))。

図鑑↓↓↓↓↓には、マメザクラが掲載されています。
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 過去の記事でも、マメザクラを取り上げています。また、サクラ属の植物についても、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サクラの分類は、どうなっている?(2016/03/14)
彼岸桜は、一種ではない?(2014/3/21)
フォッサ・マグナ要素の植物とは?(2012/11/2)
これでもサクラです、ウワミズザクラ(2012/4/13)
などです。


2016年3月20日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 品川区【2016.02.28】


2016年3月19日

フサアカシア

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フサアカシア 画像
和名:フサアカシア 
学名:Acacia decurrense var. dealbata
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東京 品川区【2016.02.28】


2016年3月18日

トカゲ属の学名が、変わった?

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 以前、このブログで、日本のトカゲ属に、新種が加わった話をしましたね(プレートと一致? 日本のトカゲの分布(2013/12/30))。この時、取り上げたのは、トカゲ科トカゲ属に属する種でした。この属の分類について、最近、大きな変動がありました。
 トカゲ科トカゲ属の種は、長年、北半球に、広く分布していると考えられてきました。その分布域は、北アフリカ、西アジア、東アジア、北米、中米、バミューダ諸島です。
 ところが、この属は、一つではなく、複数の属に分けられるべきだという意見が出されました。地域ごとに、違う属に分かれるというのです。研究が進んだ結果、かつての「トカゲ属」は、四つの属に分割されることになりました。
 四つの属のうち、三つには、日本語名が付いていません。日本に分布しない属だからです。残りの一つは、日本で、旧属名を引き継いで、トカゲ属とされました。日本に分布するニホントカゲ、オカダトカゲ、ヒガシニホントカゲは、この新トカゲ属に属します。
 爬虫類に詳しい方なら、かつての「トカゲ属」のラテン語の学名が、Eumecesだったと覚えておられるかも知れませんね。例えば、ニホントカゲの学名にも、Eumecesと付いていました。それが、属の分割により、違う学名になりました。
 今、新トカゲ属の学名は、Plestiodonです。この変更にともない、例えば、ニホントカゲのラテン語の学名は、Plestiodon japonicusとなりました。新トカゲ属は、旧トカゲ属のうち、東アジアと、北米と、バミューダ諸島に分布するものが、分類されました。
 かつての「トカゲ属」の学名Eumecesは、残っています。けれども、それは、もはや、日本語の(新)トカゲ属を指すものではなくなりました。
 現在のEumeces属には、日本語名がありません。旧トカゲ属のうち、北アフリカと西アジアに分布する種が、Eumeces属に入れられました。
 書籍やウェブサイトによっては、ニホントカゲなどのラテン語の学名に、旧属名のEumecesで始まるものが、残っています。このために、日本のトカゲ属の学名は、混乱気味です。このような混乱は、研究が進んでいる証拠だと思って、乗り切るしかありません。

図鑑↓↓↓↓↓には、ニホントカゲ、イシガキトカゲなどが掲載されています。
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 過去の記事でも、日本に分布するトカゲ科について、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
大陸からの使者? スベトカゲの仲間たち(2015/4/20)
日本の海トカゲ? ミヤコトカゲ(2014/10/13)
プレートと一致? 日本のトカゲの分布(2013/12/30)
日本に、新種のトカゲあらわる?(2010/4/9)
日本最大のトカゲとは?(2009/8/14)
などです。


2016年3月17日

ヒヨドリ

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ヒヨドリ 画像
和名:ヒヨドリ 
学名:Hypsipetes amaurotis
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒヨドリは掲載されています。
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2016年3月16日

ミツマタ

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ミツマタ 画像
和名:ミツマタ 
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、ミツマタは掲載されています。
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2016年3月15日

アブラナ【ナノハナ】

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アブラナ【ナノハナ】 画像
和名:アブラナ【ナノハナ】 
学名:Brassica rapa L.
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、アブラナ【ナノハナ】は掲載されています。
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2016年3月14日

サクラの分類は、どうなっている?

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 そろそろ、桜の便りが近づいてきましたね。サクラと呼ばれる植物は、分類学上は、どのような位置を占めるのでしょうか? こんな基本的なことが、定まっていません。
 一般的には、バラ科サクラ属のうち、サクラ亜属に属する種が、サクラと呼ばれます。ところが、そのバラ科サクラ属の分類が、確定していないのです。
 バラ科サクラ属には、野生種だけでも、二百以上もの種が属します。加えて、この属には、栽培品種が極めて多いです。ヒトの役に立つ植物が多いためです。例えば、モモ、スモモ、ウメ、アンズ、アーモンドは、すべて、サクラ属に属するとされます。
 このように書くと、「あれ? モモやスモモは、スモモ属じゃなかったっけ?」と思う方が、いらっしゃるでしょう。それは、間違いではありません。サクラ属は、別名をスモモ属ともいいます。つまり、サクラ属とスモモ属とは、同じ属を指します。
 このように、属の名前さえも、サクラ属とスモモ属とで、揺れています。そのうえ、サクラ属(スモモ属)は、一つの属ではなく、複数の属に分けるべきだという意見があります。その意見によれば、この属は、六つくらいの属に再編されます。
 現在のところ、サクラ属(スモモ属)には、六つほどの亜属が属します。これらの亜属を、それぞれ、別個の属として、独立させようというわけです。
 サクラ属(スモモ属)のうち、サクラ亜属は、観賞用のサクラ―ソメイヨシノ、ヤマザクラ、カンヒザクラなど―が、みな属するグループです。「サクラ属(スモモ属)再編説」によれば、このグループだけが、独立した(新)サクラ属とされます。
 残りの「元サクラ属(元スモモ属)」の種は、例えば、ウメやスモモは、(新)スモモ属とされます。モモやアーモンドは、モモ属です。ただし、(新)サクラ属以外の分類は、現状の亜属でまとめるのは、不適当だという意見があります。
 現時点では、何百もの野生種と栽培品種とを含む、大所帯のサクラ属(スモモ属)をそのままにする説と、(新)サクラ属や(新)スモモ属などに分離する説とが、並立しています。「サクラ属」が、元のサクラ属を指すのか、新サクラ属を指すのか、ややこしいです。

図鑑↓↓↓↓↓には、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラなど掲載されています。
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 過去の記事でも、サクラ属(スモモ属)の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
彼岸桜は、一種ではない?(2014/3/21)
昔のモモは、ヤマモモだった?(2012/6/15)
これでもサクラです、ウワミズザクラ(2012/4/13)
木花開耶姫【このはなさくやひめ】は、ウメの女神だった?(2010/2/19)
花も実もある魔除けの木、モモ(2006/3/3)
などです。


2016年3月13日

ハクモクレン

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ハクモクレン 画像
和名:ハクモクレン 
学名:Magnolia denudata
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、シモクレンは掲載されています。
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2016年3月12日

キジバト

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キジバト 画像
和名:キジバト 
学名:Streptopelia orientalis
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、キジバトは掲載されています。
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2016年3月11日

有明海特産? アゲマキガイ

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 日本は、地方ごとに、海の幸や山の幸が豊かな国ですね。今回は、ある地方で名産とされている生き物を紹介しましょう。アゲマキガイです。二枚貝の一種です。
 アゲマキガイは、有明海の名産とされます。干潟の泥の中に棲む貝です。貝殻の形が細長くて、マテガイに似ています。マテガイとは、科は違うものの、比較的、近縁です。
 もともと、アゲマキガイは、有明海沿岸や、瀬戸内海沿岸の一部だけで食される「地方の味」でした。現在では、日本の各地に出荷されています。
 ただし、アゲマキガイという名は、有明海沿岸以外では、馴染みがありません。このために、姿の似たマテガイとして、売られてしまうこともあります。
 瀬戸内海に分布していたアゲマキガイは、海岸の干拓などのために、絶滅してしまいました。有明海でも、かつてほどは、棲息していないようです。現在、日本の各地で売られるアゲマキガイは、多くが、中国や朝鮮半島からの輸入ものです。
 アゲマキガイは、日本の有明海にいるものと同じ種が、中国や朝鮮半島の沿岸にも、棲息します。アゲマキガイに近縁な仲間の貝は、ほとんどが、中国や朝鮮半島に分布します。このため、アゲマキガイは、大陸にいた種が、日本で生き残ったものだと考えられます。
 アゲマキガイの分類については、最近、異動がありました。少し前まで、アゲマキガイは、ナタマメガイ科に属するとされていました。ナタマメガイ科に属する種で、日本に分布するのは、アゲマキガイだけでした。他の種は、中国や朝鮮半島にいるとされました。
 ところが、最近になって、ナタマメガイ科を、他の科に、まるごと入れてしまったほうがいい、ということになりました。その科とは、ユキノアシタガイ科です。
 ユキノアシタガイ科には、ユキノアシタガイ、ミゾガイ、タカノハガイなどの種が属します。ここに挙げた三種は、日本に分布します。どの種も、マテガイに似て、細長い貝殻を持ちます。タカノハガイは、殻に、タカの羽根に似た、まだら模様があります。
 ユキノアシタガイ科は、マテガイ科とともに、マテガイ上科というグループにまとめられています。アゲマキガイは、ユキノアシタガイなどと一緒に、ここに入るわけです。

図鑑↓↓↓↓↓には、アゲマキガイに似たマテガイが掲載されています。
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 過去の記事でも、食用になる二枚貝を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サルボウとは、猿の頬の意味か?(2016/1/29
食用貝の代替品たち(2015/1/19)
ホッキガイという種は、存在しない?(2015/1/12)
命名の傑作、ツキヒガイ(月日貝)(2011/9/19)
ムール貝やパーナ貝とは、どんな貝?(2008/12/12)
などです。


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2016年3月10日

ニホンズイセン

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ニホンズイセン 画像
和名:スイセン 
学名:Narcissus tazetta L.
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、スイセンは掲載されています。
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2016年3月 9日

クリスマスローズ

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クリスマスローズ 画像
和名:クリスマスローズ
学名:Helleborus niger L.
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東京 港区【2016.02.19】


2016年3月 8日

江戸から昭和、平成へ、薬草の博物誌

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 東京のLIXIL【リクシル】ギャラリーで、面白い展覧会が開かれています。「薬草の博物誌」というテーマで、薬草の絵が、たくさん展示されています。
 薬草は、人間にとって、とても役立つものですね。そのために、古くから研究されてきました。薬草研究の第一歩は、「きちんと、種類を見極めること」です。間違った種類の薬草を処方してしまったら、人を殺してしまいかねませんからね。
 日本は、伝統的に、中国から、薬草の知識を学んできました。もとは日本になかった薬草でも、中国から導入されたものが、多くあります。しかし、中国と日本とでは、やはり、自生する植物が違います。中国の知識を、そのまま使うわけには、ゆきません。
 江戸時代頃から、日本独自の薬草研究が進みました。それにともなって、薬草の姿を絵図にして紹介する書物が、出版されるようになりました。こんにちの植物図鑑の、直系の祖先と言えるものです。江戸時代の知見でも、現代に通ずるものもあります。
 「薬草の博物誌」の会場には、江戸時代の「植物図鑑」の絵が並んでいます。『松山本草【まつやまほんぞう】』、『本草綱目【ほんぞうこうもく】』、『大和本草【やまとほんぞう】』、『畫本野山草【えほんのやまぐさ】』、『花彙【かい】』などの書物の絵です。
 これらのうち、『本草綱目』だけは、中国で出版されたものです。日本に輸入されて、薬草の本として、たいへん重用されました。『本草綱目』をお手本に、日本でも、『大和本草』などの植物の本が、出版されるようになりました。
 会場にある中で、『松山本草』は、これまで、一般公開されることが、ほとんどありませんでした。個人のお宅で、門外不出品として、大切にされてきたためです。この展覧会で、『松山本草』が見られるのは、貴重な機会です。
 江戸時代に、薬草を研究する学問は、本草学【ほんぞうがく】と呼ばれました。「薬草の博物誌」展は、本草学の展覧会といえます。展示された絵を見てゆくと、時代が下るにつれて、絵が精密になってゆくのが、わかります。本草学が、発達していったからですね。やがて、本草学は、現代科学の植物学を育てることとなりました。


 「薬草の博物誌」展の情報は、以下のページにあります。
薬草の博物誌(LIXILギャラリーの公式サイト内ページ)


 過去の記事でも、現在開催中の生物に関するイベントを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
エミール・ガレの愛した植物たち(2016/1/31)
憧れのイングリッシュ・ガーデン(2016/1/17)
などです。



2016年3月 7日

クロッカスとサフランとは、同じ? 違う?

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 クロッカスは、花壇で春を感じさせる花ですね。水栽培にも使われます。日本には自生しない植物ですが、観賞用植物として、園芸で親しまれています。
 クロッカスという名は、ラテン語の学名Crocusに由来します。ラテン語の学名が、英語にも取り入れられて、そのまま英語名にもなっています。では、日本語名は、何というのでしょうか? これには、ややこしい問題が横たわっています。
 もともと、ラテン語の学名Crocusは、アヤメ科クロッカス属の種すべてを指す言葉です。この属には、何十もの種が含まれます。それらの種には、ほとんど、日本語名がありません。クロッカス属で、日本に自生する種はないためです。
 例外的に、日本語名がある種の一つが、サフランです。ハーブやスパイスとして使われる、あのサフランの原料になる花です。もっとも、サフランという日本語名(標準和名)は、英語名のsaffronを、そのまま取り入れた言葉です。
 つまり、サフランは、アヤメ科クロッカス属の一種です。サフランは、秋に花が咲きますが、春に花咲くクロッカスたちと、同じ属に属します。サフラン以外にも、クロッカス属には、秋咲きの種があります。クロッカス属は、サフラン属とも呼ばれます。
 ところが、園芸の分野では、サフランとクロッカスとは、別ものとして扱われます。一般的に、園芸でクロッカスと呼ぶのは、クロッカス属のうち、春に花が咲く種です。
 日本で普通に栽培される「クロッカス」は、クロッカス属のうちの春咲きの原種や、それらの原種を交配して作った園芸品種です。原種からして、日本語名がないものがほとんどですから、園芸品種ともなると、品種名―多くは、英語名―しかありません。
 私たちが普通に見る「クロッカス」は、ほぼ、「クロッカス属の複数の春咲きの種が混ざり合ったもの」としか、言いようがない植物です。
 ハーブやスパイスになるために、サフランだけは、クロッカス属のうちで、特別扱いです。サフランの花も、クロッカス属の他種に似て、美しいものです。クロッカス属のうち、秋咲きで、観賞用に栽培される種もありますが、日本では、普及していません。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、クロッカスは載っていません。かわりに、日本に分布するアヤメ科の植物が掲載されています。
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 過去の記事でも、アヤメ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
歌に詠まれた「ぬばたま」とは?(2012/8/17)
シャガは、「日本のアイリス」か?(2011/4/22)
アヤメ? いえ、カキツバタです(2010/5/14)
じつは外来種です、キショウブ(2009/4/24)
五月五日は、あやめの節句?(2007/4/30)
などです。


2016年3月 6日

カンヒザクラ

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カンヒザクラ 画像
和名:カンヒザクラ
学名:Cerasus campanulata (Maximowicz)A.Vassiliev
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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2016年3月 5日

オオキバナカタバミ

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オオキバナカタバミ 画像
和名:オオキバナカタバミ
学名:Oxalis pes-caprae
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東京 港区【2016.02.19】
図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキカタバミは掲載されています。
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2016年3月 4日

メヒカリ(目光)の正式名称は?

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 日本は、魚食文化が盛んな国です。地方ごとに、名物といわれる魚がいます。今回は、そのような魚の仲間を紹介しましょう。メヒカリです。
 二〇一六年現在、メヒカリと言えば、福島県いわき市の名物が知られます。この魚は、正式な日本語名(標準和名)を、マルアオメエソといいます。ヒメ目【もく】アオメエソ科アオメエソ属の一種です。名のとおり、大きな眼が、青っぽく光って見えます。
 マルアオメエソには、そっくりな別種がいます。アオメエソです。同じアオメエソ科アオメエソ属に属します。あまりにも似ているために、外見では、区別が付けがたいです。市場では、アオメエソも、マルアオメエソと区別せずに、メヒカリと呼ばれます。
 マルアオメエソと、アオメエソとは、主に、分布域で区別されます。おおむね、千葉県以北の海にいるものは、マルアオメエソです。アオメエソは、神奈川県以南の海に分布します。ですから、いわき市の名物になっているのは、マルアオメエソのほうです。
 名物にされているのに、マルアオメエソの生態は、よくわかっていません。眼が大きいのは、水深200mより深い、深海によく行くからだと考えられています。深海のかすかな光をとらえるために、眼が発達したのですね。アオメエソも、同じだと考えられます。
 メヒカリと呼ばれるのは、マルアオメエソやアオメエソばかりではありません。アオメエソ科とは、まったく類縁の遠い魚も、メヒカリと呼ばれることがあります。
 例えば、標準和名をニギスという魚が、そうです。ニギスは、ニギス目【もく】ニギス科ニギス属に属する一種です。目【もく】のレベルで分類が違うので、マルアオメエソやアオメエソとは、遠縁です。ですが、同じように、眼が大きく、光って見えます。
 ニギスも、食用にされる魚です。日本海から、太平洋岸では神奈川県以南の海に、広く分布します。この種は、別名が多く、そのために、他種の魚と、混同されがちです。メヒカリ以外に、ギス、メギス、キツネエソ、オキイワシなどの別名があります。
 前記のとおり、日本は魚食文化が盛んなゆえに、地方ごとの魚の別名が多いです。同じ名で呼ばれても、ある魚と別の魚とが、同じ種とは、限りません。注意が必要です。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、マルアオメエソ、アオメエソ、ニギスは載っていません。かわりに、日本に分布する魚が、五十種以上掲載されています。
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 過去の記事でも、食用になる魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サワラは、春の魚か?(2015/3/30)
コハダの正式名称は?(2015/2/2)
ハタハタ、タラ、アンコウの共通点は?(2015/1/26)
あれもイワシ? これもイワシ?(2014/6/2)
大鯰(オオナマズ)は、実在するか?(2011/10/24)
などです。



2016年3月 3日

ヒヨドリ

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ヒヨドリ 画像
和名:ヒヨドリ
学名:Hypsipetes amaurotis
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東京 港区【2016.02.08】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒヨドリは掲載されています。
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2016年3月 2日

ドバト

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ドバト 画像
和名:ドバト(カワラバト)
学名:Columba livia
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東京 港区【2016.02.08】
図鑑↓↓↓↓↓には、カラスバト、シラコバトは掲載されています。
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2016年3月 1日

ダイサギ

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ダイサギ 画像
和名:ダイサギ 
学名:Egretta alba
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沖縄 読谷村【2016.02.13】
図鑑↓↓↓↓↓には、ダイサギは掲載されています。
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