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2016年12月31日

富士山

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富士山  画像
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相模湾上空【2010】


2016年12月30日

農業をするアリがいる?

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 昆虫に興味を持つ方なら、ハキリアリというアリ(蟻)を御存知ではないでしょうか。とてもユニークな生態を持つため、テレビなどでも、よく紹介されます。
 ハキリアリという名は、「葉切りアリ」の意味です。植物の葉を切り取って、巣へと運ぶことから、この名が付きました。彼らは、葉を食べるのでしょうか? いえ、違います。彼らは、巣に持ち込んだ葉を使って、菌類を栽培しています。
 菌類、つまり、キノコの仲間ですね。葉は、菌類の養分にするために、運びます。ハキリアリは、巣の中で、せっせと菌類を育て、それを食べ物にします。
 驚くべき生態ですね。人間が、シイタケやマッシュルームを育てて、食べ物にするのと同じです。このため、ハキリアリは、「農業をするアリ」と呼ばれることがあります。
 ハキリアリと呼ばれるのは、一種だけではありません。アリ科のうち、ハキリアリ属と、ヒメハキリアリ属との二属の種を、まとめて呼ぶ名です。少なく見積もっても、四十種以上が含まれます。北米の南部から、中米、南米に分布します。
 二〇一六年に、ハキリアリに匹敵するほど、驚くべき生態のアリが発見されました。その種には、日本語名がありません。ラテン語の学名で、Philidris nagasauという名が付いています。南太平洋の島国、フィジーにしかいない種です。
 じつは、Philidris nagasauは、一九二一年に発見されていました。その時には、生態がわかりませんでした。発見されてから九十年以上も経って、生態が明らかにされました。
 Philidris nagasauは、菌類ではなく、植物を栽培します。その植物とは、アカネ科スクアメラリア属の複数の種です。アリたちは、これらの植物の種子を採集し、木の割れ目に植えます。その後、定期的にそこを訪れて、排便します。植物の栄養にするためです。
 Philidris nagasauは、食べるために、植物を栽培するのではありません。スクアメラリア属の植物は、育つにつれ、木の内部に空洞を作ります。そこが、アリの巣になります。
 これですと、農業というより、林業に近いかも知れません。いったい、どうやって、「植物を栽培して、住居を作る」などという生態に行き着いたのでしょうか? 不思議です。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するアリが、三種ほどが掲載されています。



 過去の記事でも、アリの仲間を取り上げています。また、アリと協力する植物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アリの巣に、居候【いそうろう】がいる?(2013/8/5)
アリとアブラムシとシジミチョウとの関係は?(2013/4/8)
刺すアリがいる?(2013/4/1)
恐るべき?社会寄生、トゲアリ(2010/7/12)
アリが、植物に登るのは、何のため?(2010/4/16)




2016年12月29日

ニホンズイセン

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ニホンズイセン  画像
和名: スイセン
学名:Narcissus tazetta L.
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東京 港区【2016.12.30】

2016年12月28日

ニホンズイセン

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ニホンズイセン  画像
和名: スイセン
学名:Narcissus tazetta L.
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東京 港区【2016.12.30】

2016年12月27日

ニホンズイセン

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ニホンズイセン  画像
和名: スイセン
学名:Narcissus tazetta L.
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東京 港区【2016.12.30】

2016年12月26日

キジカクシは、雉【きじ】を隠すか?

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 酉【とり】年にちなんで、鳥の名が付く植物を紹介しましょう。キジカクシです。鳥のキジ(雉)の名が、正式な日本語名(標準和名)に付いています。
 キジカクシは、日本の山に自生する草です。北海道から九州にまで分布します。キジカクシ科クサスギカズラ属に属する一種です。以前は、ユリ科クサスギカズラ属とされていました。分類の組み替えにしたがって、キジカクシ科になりました。
 キジカクシ科クサスギカズラ属の種には、面白い特徴があります。葉が退化して、小さく、鱗【うろこ】のような形になってしまっていることです。
 ところが、キジカクシの外見は、細い筋状の葉が、たくさん付いているように見えます。それらは、本当は、葉ではありません。茎が細かく枝分かれして、葉状になっています。全体としては、緑のふさふさとしたかたまりに見えます。
 キジカクシ(雉隠し)という種名が付いたのは、この姿が、「山に棲むキジを隠す」ように見えたからかも知れません。種名の由来について、詳しいことは、不明です。
 キジカクシという種より、科のほうが有名です。キジカクシ科には、ヒトに有用な種が、いくつも含まれるためです。中で、最も有名なのは、アスパラガスでしょう。
 食用野菜のアスパラガスは、キジカクシと、とても近縁です。同じキジカクシ科クサスギカズラ属に属します。じつは、アスパラガスという名は、クサスギカズラ属のラテン語の学名Asparagusを、英語読みにしたものです。
 野菜のアスパラガスには、日本語名があります。オランダキジカクシといいます。「オランダ」が付くのは、オランダ産だからではなくて、「ヨーロッパ産」の意味です。
 江戸時代の日本は、ヨーロッパ諸国のうち、オランダとだけ貿易していましたね。この名残で、ヨーロッパ産の種に、「オランダ」を付けることが多いです。
 キジカクシの若芽を見れば、アスパラガスと近縁なことが、はっきりわかります。アスパラガスとそっくりだからです。実際に、キジカクシの若芽も、食べられます。これと似たヨーロッパ産の種が、「オランダキジカクシ」になったのに、納得できます。
図鑑↓↓↓↓↓には、
アスパラガス(オランダキジカクシ)がが掲載されています。



 過去の記事でも、キジカクシ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
早春を呼ぶ青い花、ムスカリ(2016/2/29)
名前が総入れ替わり? ユキザサ(2015/6/5)
花が咲くと縁起が良い? キチジョウソウ(2015/1/2)
花は鑑賞しない? オモト(2013/12/13)
ユリ科は、大分裂中?(2013/9/20)





2016年12月25日

ワカケホンセイインコ

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ワカケホンセイインコ  画像
和名:ワカケホンセイインコ
学名:Psittacula krameri manillensis
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東京 品川区【2016.12.17】




2016年12月24日

ワカケホンセイインコ

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ワカケホンセイインコ  画像
和名:ワカケホンセイインコ
学名:Psittacula krameri manillensis
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東京 品川区【2016.12.17】




2016年12月23日

絶滅からよみがえる、シマホンセイインコ

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 モーリシャスという島を、御存知でしょうか? アフリカ大陸の東側、マダガスカル島のさらに東、インド洋に浮かぶ南の島です。マスカリン諸島の一員の島とされます。
 ここには、たくさんの固有種の生き物がいます。孤立した島であるために、多くの固有種が進化したのですね。特に有名なのは、ドードーという鳥です。
 ドードーは、『不思議の国アリス』に登場することで、知られるようになりました。この鳥は、人間のために、十七世紀に絶滅しています。飛べないことが、命取りでした。
 非常に残念なことに、マスカリン諸島では、ドードー以外にも、たくさんの固有種が絶滅しました。例えば、マスカリン諸島固有のインコ科の鳥は、ただ一種を除いて、すべて絶滅しています。生き残ったのは、シマホンセイインコという種だけです。
 シマホンセイインコは、別名、モーリシャスホンセイインコといいます。インコ科インコ亜科ホンセイインコ属の一種です。日本でもよくペットにされる、ワカケホンセイインコと同じ属です。ワカケホンセイインコと同じように、鮮やかな緑色をしています。
 一九九一年、野生のシマホンセイインコは、十五羽しかいませんでした。十五羽! 誰でも、これでは、シマホンセイインコの絶滅は免れない、と思いますよね?
 ところが、二〇一〇年には、野生のシマホンセイインコの数は、五百羽に達していました。二十年足らずの間に、ものすごい増加率ですね。
 こうなったのは、シマホンセイインコを救おうとする、多くの人々の努力のおかげです。最初の頃は、とにかく個体数を増やすために、人工飼育と、その環境での繁殖が行なわれました。飼育環境から、何十羽ものインコたちが、野生に戻されました。
 ある程度、数が増えてくると、野生での繁殖を手助けする方向へと、舵が切られました。巣箱をかけたり、敵になる外来種を排除したりしています。
 シマホンセイインコは、保護策が成功した、まれな例です。彼らの陰には、絶滅した多くの種がいます。もとはと言えば、人間が、彼らの生息環境を破壊したためです。せめてもの罪滅ぼしに、シマホンセイインコは、栄えて欲しいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布する鳥が、二百種以上が掲載されています。



 過去の記事でも、絶滅寸前からよみがえった生き物を取り上げています。また、インコの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
絶滅種を再発見、ヒュウガホシクサ(2016/11/21)
花に来ないチョウがいる?(2015/5/4)
奇跡の復活! クニマス(2010/12/18)
ダイトウウグイス復活!(2008/5/29)
ワカケホンセイインコの画像(2008/3/22)





2016年12月22日

メジロ

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メジロ  画像
和名:メジロ
学名:Zosterops japonicus
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東京 品川区【2016.12.17】
図鑑↓↓↓↓↓には、
メジロなどが掲載されています。





2016年12月21日

ヒマラヤザクラ

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ヒマラヤザクラ  画像
和名:ヒマラヤザクラ
学名:Cerasus cerasoides (D.Don) Sokolovr
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東京 品川区【2016.12.17】




2016年12月20日

ヒマラヤザクラ

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ヒマラヤザクラ  画像
和名:ヒマラヤザクラ
学名:Cerasus cerasoides (D.Don) Sokolovr
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東京 品川区【2016.12.10】




2016年12月19日

鳳凰か朱雀【すざく】か? ホウオウボク

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 二〇一七年は、酉【とり】年ですね。それにちなんで、鳥の名が付いた植物を紹介しましょう。ホウオウボク(鳳凰木)です。鳳凰は、実在しない鳥ですが、新年にふさわしい、華やかな鳥を選んでみました。おめでたい席の飾りに、よく使われますね。
 ホウオウボクは、日本には自生しない樹木です。原産地は、マダガスカルです。現在は、世界じゅうの熱帯・亜熱帯地域に、植栽されています。真紅の美しい花が、観賞用に喜ばれるためです。日本では、南西諸島で、街路樹や公園樹にされています。
 ホウオウボクは、マメ科ジャケツイバラ亜科ホウオウボク属に属します。ホウオウボク属には、ホウオウボクなど、十種ほどの種が属します。ほとんどが、マダガスカルか、東アフリカが原産の種です。この属の種では、ホウオウボクが、圧倒的に有名です。
 マメ科の種といえば、エンドウの花のような、蝶形花を思い浮かべるかも知れませんね。でも、ホウオウボクの花は、蝶形花ではありません。フリル状の花びらが、五枚、放射状に付いています。その真ん中に、雄しべと雌しべとがあります。
 マメ科の中でも、ジャケツイバラ亜科の種は、蝶形花ではないものが多いです。
 ホウオウボクは、世界三大花木の一つに挙げられます。花を観賞するのに良い樹木ということですね。他の二種は、カエンボク(火焔木)とキリモドキです。どちらも、ホウオウボクと同じように、熱帯・亜熱帯の種です。この二種は、ホウオウボクとは遠縁です。
 ホウオウボクは、カエンボクと混同されることがあります。同じように熱帯に産する木で、同じように赤く、美しい花が咲くからです。ホウオウボクの別名に、カエンジュ(火焔樹)というのがあります。カエンボクと、非常に紛らわしいですね。
 ホウオウボクという日本語名は、なぜ、付いたのでしょうか? どうやら、中国語の名を、そのまま取り入れたようです。中国語でも、ホウオウボクは、「鳳凰木」と書きます。中国語文化圏では、台湾に、たくさんのホウオウボクが植えられています。
 鳳凰の伝承では、鳳凰は、五色の色を持つとされます。しかし、ホウオウボクは、何と言っても、赤が目立ちます。鳳凰の一種の朱雀【すざく】に似ている、と思います。

図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するマメ科植物が、二十種以上が掲載されています。



 過去の記事でも、世界三大花木を取り上げています。また、ホウオウボクと同じ、マメ科ジャケツイバラ亜科の種も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ノウゼンカズラの仲間たち(2016/7/18)
猿の花とは、どんな植物?(2016/2/1)
ホウオウボクの花の画像(2011/8/4)
ホウオウボクの樹木全体の画像(2009/6/16)




2016年12月18日

ヒマラヤザクラ

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ヒマラヤザクラ  画像
和名:ヒマラヤザクラ
学名:Cerasus cerasoides (D.Don) Sokolovr
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東京 品川区【2016.12.10】




2016年12月17日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ  画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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東京 品川区【2016.12.17】
図鑑↓↓↓↓↓には、
ハクセキレイなどが掲載されています。





2016年12月16日

子が親を滅ぼした? アフリカツメガエル

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 先週のこのブログで、アフリカツメガエルの話をしましたね。アフリカツメガエルは、別々の近縁な二種が、自然に交配して生まれた種だとわかりました(アフリカツメガエルは、一種じゃない?(2016/12/))。この話の続きです。
 アフリカツメガエルを生んだ、祖先の二種とは、どの種でしょうか? じつは、この二種は、すでに絶滅しています。どちらも、アフリカツメガエルのゲノムを調べることにより、初めて知られた種です。このために、正式な種名も、付いていません。
 仮に、この祖先の二種は、LとSと名付けられました。片方の種が、染色体が長いのでlongのLとされ、もう片方が、shortのSとされました。
 LとSとが、いつ頃滅びたのかは、わかっていません。けれども、なぜ、滅びたのかについては、ツメガエル属の分布を調べることにより、ヒントが得られました。
 アフリカツメガエルなどが属するツメガエル属のカエルは、サハラ砂漠以南のアフリカに、広く分布しています。ツメガエル属の中には、アフリカツメガエル以外にも、別種同士の交配によって生まれたと考えられる種がいます。アフリカツメガエルのように、ゲノムを調べると、別種起源の遺伝子が見つかる種です。
 このように、別種同士が交配し、かつ「全ゲノム重複」という現象が起こって、雑種同士で繁殖可能になった個体を、「異質四倍体」といいます。生物の普通の個体は、「二倍体」です。ツメガエル属には、アフリカツメガエル以外にも、異質四倍体の種がいます。
 ツメガエル属の種は、普通の二倍体のものより、異質四倍体の種のほうが、分布域が広いです。二倍体の種は、西アフリカの一部地域に押し込められたような状態です。
 こうなったのは、異質四倍体の種のほうが、二倍体の種より、多様な環境に適応しやすいからだと考えられます。単純に考えても、二種ぶんの遺伝子を持てば、それだけ多様な遺伝子がたくさんあるわけですから、有利ですね。
 こうして、異質四倍体の種が分布を広げてゆくうちに、祖先の二倍体の種は、絶滅したと考えられます。遺伝的に考えれば、子が親を滅ぼしたといえるでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するカエルが、十七種ほどが掲載されています。



 過去の記事でも、アフリカツメガエルなど、実験に使われる動物を取り上げています。また、その他のカエルの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アフリカツメガエルは、一種じゃない?(2016/12/)
人を殺せるカエルがいる?(2013/6/3)
切っても切っても、生えてくる? イモリの謎(2013/9/2)
プラナリアは、美術モデル?(2010/1/18)
大黒鼠【だいこくねずみ】とは、どんなネズミ?(2008/1/11)




2016年12月15日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ  画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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東京 品川区【2016.12.17】
図鑑↓↓↓↓↓には、
ハクセキレイなどが掲載されています。






2016年12月14日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ  画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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東京 品川区【2016.12.14】
図鑑↓↓↓↓↓には、
ハクセキレイなどが掲載されています。





2016年12月13日

【2016年 紅葉】イチョウ その19

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イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
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東京 品川区【2016.12.14】
図鑑↓↓↓↓↓には、
イチョウなどが掲載されています。





2016年12月11日

【2016年 紅葉】イチョウ その18

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イチョウ  画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
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東京 千代田区【2016.12.05】
図鑑↓↓↓↓↓には、
イチョウなどが掲載されています。





2016年12月10日

【2016年 紅葉】サクラ(ソメイヨシノ) その17

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ソメイヨシノ  画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Prunus cerasoides
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東京 目黒区【2016.12.05】
図鑑↓↓↓↓↓には、
エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。






2016年12月 9日

アフリカツメガエルは、一種じゃない?

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 今回は、人間の科学実験に、よく使われている生物を紹介しましょう。アフリカツメガエルです。アフリカ原産のカエルの一種です。日本には、もともと分布しません。
 アフリカツメガエルは、無尾目【むびもく】ピパ科ツメガエル属に属します。無尾目というのが、カエルの仲間を指します。同じ無尾目ピパ科ツメガエル属には、ネッタイツメガエルなどの種も、属します(分類には、異説があります)。
 アフリカツメガエルも、ネッタイツメガエルも、同じように、実験動物として用いられます。彼らが実験動物にされるのは、いくつかの理由によります。
 一番大きな理由は、飼育しやすいことでしょう。実験をする以前に、大量に、安定して飼うことができなくては、実験など、やりようがありませんね。
 アフリカツメガエルは、五十年以上も前から、世界中で、実験動物にされてきました。そういう生物なら、基本的なことは、研究し尽くされていそうですね?
 ところが、そうとは限りません。二〇一六年になって、やっと、アフリカツメガエルの全ゲノムが解読されました。ゲノムとは、ある生物が持つすべての遺伝情報を指します。その生物の体型・成長過程・生態などを決めている遺伝子のセットです。
 じつは、アフリカツメガエルは、以前から、「雑種起源ではないか」といわれていました。別々の近縁な二種が、自然に交配して、生まれた種ではないかというのです。
 ゲノム解読により、それが証明されました。約千八百万年前に、二種が交配し、さらに、全ゲノム重複という現象が起こることによって、代々、繁殖してゆくことができるようになりました。アフリカツメガエルという種の誕生です。
 アフリカツメガエルのゲノムには、祖先になった二種のカエルのゲノムが、そっくり保存されています。一つの種なのに、二種ぶんのゲノムを持つわけです。
 このことが、アフリカツメガエルのゲノム解読を、難しくしていました。単純に考えても、量が多いのですからね。手間がかかります。でも、解読できました。この成果は、生物学の研究に、大きく貢献するだろうと考えられています。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するカエルが、十七種ほどが掲載されています。



 過去の記事でも、実験に使われる動物を取り上げています。また、カエルの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アカガエル属は、大分裂中?(2016/4/1)
新種発見、ネバタゴガエル(2015/7/24)
切っても切っても、生えてくる? イモリの謎(2013/9/2)
プラナリアは、美術モデル?(2010/1/18)
大黒鼠【だいこくねずみ】とは、どんなネズミ?(2008/1/11)




2016年12月 8日

【2016年 紅葉】イロハモミジ その16

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イロハモミジ  画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
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東京 港区【2016.11.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、
イロハモミジが掲載されています。





2016年12月 7日

カルガモ

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カルガモ  画像
和名:カルガモ
学名:Anas poecilorhyncha
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東京 港区【2016.11.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、
カルガモが掲載されています。





2016年12月 6日

カルガモ

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カルガモ  画像
和名:カルガモ
学名:Anas poecilorhyncha
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東京 港区【2016.11.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、
カルガモが掲載されています。



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2016年12月 5日

歩く木がある?

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 植物は、動物と違って、活発に動くことはありませんね。じわじわと、成長にしたがって動くのが、見られるだけです。ところが、世の中には、「歩く木」といわれる植物が、存在します。ゆっくりではありますが、場所を移動するというのです。
 英語で、Walking Palmと呼ばれる、ヤシ科の一種があります。「歩くヤシ」という意味ですね。ラテン語の学名で、Socratea exorrhiza【ソクラテア・エクソリザ】といいます。
 この種には、日本語名が付いていません。日本に自生しない種だからです。中米と南米の熱帯地域に自生します。日本では、植物園でも、見るのが珍しいでしょう。
 このヤシは、根元が、細かく枝分かれしています。地面の上から根が生えていて、それらの根で、幹を支えます。根は、日の当たる方向へどんどん伸びてゆき、日の当たらない方向では、枯れてゆきます。結果として、しばらく経つと、木が移動するといわれます。
 しかし、この「歩くヤシ」説は、確認されていません。作り話のようです。エクアドルなどのツアーガイドが、お客を楽しませるために作ったとされています。
 じつは、日本に、「歩く木」といわれる植物があります。それは、ヤシ科の植物ではありません。クワ科イチジク属の一種です。ガジュマルという種です。
 ガジュマルは、日本では、主に南西諸島に自生します。九州以北でも、栽培されていることがあります。この木は、たくさんの気根【きこん】を生やすことで、知られます。
 気根とは、地面の上の幹や枝から生えて、地面に向けて垂れ下がる根です。気根が地面に達すると、そこから地面に潜って、普通の根を生やします。そうなると、空中にある気根は太く、丈夫になって、本来の幹と、区別がつかなくなります。
 このために、ガジュマルは、大木になると、いくつもの幹がある状態になります。それらの幹のうち、条件の悪い方にある幹は、枯れることがあります。条件の良い方へは、どんどん、新しい気根が生えます。すると、長い間には、木全体が移動します。
 このように、ガジュマルは「歩く」といわれますが、本当に移動するかどうかは、確認されていないようです。どなたか、研究してくれないでしょうか?
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に自生するヤシ科の植物とクワ科の植物が掲載されています。



 過去の記事でも、ヤシ科の植物や、クワ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アサイーの正体とは?(2016/2/8)
お酒を出す木がある?(2015/3/13)
イソギンチャクに、殺し屋がいる?(2014/7/28)
タラヨウとタラジュとは、違う? 同じ?(2013/7/26)
七夕の短冊は、カジノキの葉だった?(2007/7/6)




2016年12月 4日

カルガモ

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カルガモ  画像
和名:カルガモ
学名:Anas poecilorhyncha
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東京 港区【2016.11.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、
カルガモが掲載されています。





2016年12月 3日

カルガモ

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カルガモ  画像
和名:カルガモ
学名:Anas poecilorhyncha
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東京 港区【2016.11.30】
図鑑↓↓↓↓↓には、
カルガモが掲載されています。





2016年12月 2日

ミミズが人類を救う?

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 動物の中には、ヒトと違って、手も足もないものがいますね。ヘビやミミズなどが、そうです。彼らは、手足がないのに、どうやって移動するのでしょうか?
 同じように手足がなくても、ヘビと、ミミズとでは、移動の仕方が違います。今回は、ミミズの動き方を、紹介しましょう。ミミズの動くところを、見たことがありますか? 
 ミミズが前進するのを観察すると、ミミズは、体の太さを、順番に変えていることがわかります。最初は、体の前の方が太くなり、次に、真ん中くらいが太くなり、最後に、後ろの方が太くなります。そしてまた、前の方から太くなることを、繰り返します。
 このような運動の仕方を、蠕動【ぜんどう】運動と呼びます。蠕動運動は、ミミズの生活様式に、とても合っています。ミミズは、狭い土の中の穴で、暮らすからです。
 狭い穴では、体を大きく動かす運動は、できません。手足を伸ばすにも、窮屈ですね。いっそのこと、手足はないほうが、便利です。かえって手足は邪魔になります。
 ミミズの蠕動運動は、体の太さを少し変えるだけで、移動することができます。太くなった部分で、体を地面に押し付けておき、細い部分を伸ばして、先に進めます。これを繰り返すことで、全体が移動できます。狭い土中の穴には、ぴったりですね。
 この蠕動運動を真似したロボットが、作られています。ミミズのロボットですね。
 ミミズのロボットなんて、何の役に立つのでしょうか? いろいろな役に立つと、期待されています。例えば、水道管など、狭い管の中を検査するのに使えます。
 工場設備などの、長く、複雑な管を検査するのに、ミミズロボットがあれば、どんなに役に立つでしょう。検査のために、いちいち設備を解体したら、大変な手間がかかります。ミミズロボットがあれば、管の中を通すだけで、検査できます。
 ヒトの大腸など、内臓の検査にも、使えますね。ミミズのように柔らかいロボットができれば、ヒトの内臓も傷つけずに、検査ができます。他に、災害救助用ロボットなども考えられます。倒壊した家屋に入り込んで、ヒトを助けてくれるかも知れません。
 ミミズからも、人類が学ぶことは、たくさんありますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、
シマミミズが掲載されています。



 過去の記事でも、ミミズなどの環形動物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
深海で、骨を食【は】むもの(2016/7/29)
干潟には、ゴカイやミミズの仲間が多い?(2013/11/18)
ハオリムシ(羽織虫)の分類は?(2012/12/10)
ミミズは、どこまで大きくなる?(2012/4/16)
ミミズは、土中の働き者(2009/10/9)





2016年12月 1日

【2016年 紅葉】イロハモミジ その15

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イロハモミジ  画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
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東京 港区【2016.11.21】
図鑑↓↓↓↓↓には、
イロハモミジが掲載されています。