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2017年3月31日

尿でコミュニケーション? 魚の秘密

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 動物の中には、糞や尿でコミュニケーションするものがいます。有名なところでは、イヌ(犬)がそうですね。イヌが、電信柱などに尿をかけて歩くのは、皆さん、御存知でしょう。あれは、他のイヌに、自分の存在(なわばり)を知らせるためですね。
 イヌ以外にも、尿や糞をコミュニケーションに使う動物は、たくさん知られます。それらは、みな、陸生の動物でした。その理由は、少し考えれば、わかりますね。水中では、尿や糞はすぐに拡散してしまって、場所のしるしに使えません。
 ところが、このほど、水中生物の一種が、尿をコミュニケーションに使うことが、判明しました。魚の一種です。日本に分布しないため、日本語名(標準和名)がありません。ラテン語の学名で、Neolamprologus pulcherといいます。
 種名が長いので、以下では、N. pulcherと略しますね。N. pulcherは、スズキ目【もく】カワスズメ科ネオランプロログス属に属します。野生では、東アフリカのタンガニーカ湖だけに分布します。姿が美しいため、観賞魚として、世界中で飼われます。
 カワスズメ科の魚は、一般的に、シクリッドと呼ばれます。世界的に、観賞魚として、人気が高いグループです。日本でも、たくさん飼われています。飼育技術が確立しているために、実験動物としても、使われることがあります。
 N. pulcherの実験も、飼育下で行なわれました。二匹の魚を、仕切りのできる水槽に入れて、どちらの個体がどれだけの尿をしたか、調べました。仕切りには、不透明な物と、透明な物とがあります。これによって、相手の魚を見せるかどうか、操作できます。
 さらに、仕切りには、穴が開いている物と、穴が開いていない物とを用意しました。穴が開いていれば、水の循環がありますね。尿でコミュニケーションするなら、どちらか片方の魚が尿をした場合、もう片方の魚に、何らかの反応があるはずです。
 細かい経過を飛ばして、結論を書きましょう。体が大きい個体ほど、多量の尿をすることがわかりました。自分の優位性を示すためだと考えられます。N. pulcherは、明らかに、相手の尿に反応して、自分の尿の量を調整しています。
図鑑↓↓↓↓↓には、
残念ながら、カワスズメ科の魚は載っていません。かわりに、日本に分布する魚類が、五十種以上が載っています。
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 過去の記事でも、観賞魚として飼育される魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
鳥か魚か哺乳類か? ネズッポ科のものたち(2015/10/9)
害魚が益魚に? うろこの秘密(2010/3/8)
琵琶湖で発見された「エンツイ」とは、どんな魚?(2007/11/8)
ワニに見えてもワニじゃない、ガーパイク(2006/9/16)
鯉(コイ)は本当に滝を登るか?(2006/4/24)


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2017年3月30日

始祖鳥やドードーに会える、大英自然史博物館展

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 東京・上野の国立科学博物館で、大英自然史博物館展が開かれています。開館以来、百三十年を越える、由緒ある大英自然史博物館の所蔵品が、公開されています。
 中でも、目玉の一つが、始祖鳥【しそちょう】の化石です。ロンドン標本と呼ばれる、たいへん有名な化石を、今なら、日本で見ることができます。
 始祖鳥は、爬虫類的な特徴と、鳥類的な特徴とを、あわせ持った生き物です。約一億五千万年前のジュラ紀に、生息していました。恐竜と同じ時代です。爬虫類から―ひょっとしたら、恐竜から―、鳥類が進化した証拠の化石として、脚光を浴びています。
 始祖鳥が、現生の鳥類の直接の祖先かどうかについては、いまだに議論されています。決着がついていません。とはいえ、鳥類の直接の祖先に近いことは、間違いありません。鳥類の進化を知るうえで、決して欠かせない生き物です。
 この展覧会には、始祖鳥以外にも、たくさんの見どころがあります。入口すぐの所には、『アメリカの鳥』という、巨大な図鑑の原画があります。
 『アメリカの鳥』は、伝説的な鳥類図鑑です。アメリカ合衆国に棲む鳥を、四百種以上も、実物大で(!)、正確な色で、細密に描いています。そんなことをすれば、巨大な書籍になるのは、当然ですね。値段も、巨額です。
 この図版は、鳥好きなら、生涯に一度は見るべきです。鳥の図譜の最高傑作です。
 鳥に関する展示では、他に、モアの全身骨格、ドードーの骨格の一部、オオウミガラスの模型などがあります。これらは、すべて、現代では、絶滅した鳥たちです。モアも、ドードーも、オオウミガラスも、人類が絶滅させてしまいました。
 会場では、始祖鳥やモアやドードーの、復元映像を見ることができます。CGによって、絶滅生物がよみがえりました。まるで、本当に生きている姿を撮ったようです。
 ことに、ドードーの映像が、かわいいです。小さな翼をばたばたさせて、異性にアピールしたり、同性と争ったりします。絶滅しなければ、こんなかわいい姿を、実際に見られたのでしょう。いろいろと、考えさせてくれる展覧会です。図鑑↓↓↓↓↓には、
大英自然史博物館展・英国の至宝、世界初巡回!が掲載されています。
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 過去の記事でも、モアやドードーやオオウミガラスに関連したことを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ダチョウは、昔、空を飛べた?(2017/2/10)
絶滅からよみがえる、シマホンセイインコ(2016/12/23)
南極にペンギンがいて、北極にいないのはどうしてですか?(2006/6/22)br/>

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2017年3月27日

レイシ(茘枝)とライチとは、同じ? 違う?

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 レイシという植物の名を、聞いたことがあるでしょうか? 多くの方は、すぐには思い浮かばないでしょう。では、ライチという植物は? こちらなら、わかる方が多いと思います。熱帯や亜熱帯で取れる果物ですね。日本には、よく冷凍で輸入されます。
 レイシもライチも、中国語名に基づく呼び名です。漢字で書けば、「茘枝」です。「茘枝」を日本語の音読みで読むと、「レイシ」です。ライチとは、中国南部の広東州や、台湾などでの「茘枝」の発音です。つまり、レイシとライチとは、同じ植物を指します。
 二〇一七年現在では、ライチのほうが通じやすいですね。けれども、正式な日本語の種名(標準和名)は、レイシということになっています。昔は、レイシのほうが、一般的な呼び名でした。なぜ、今では、ライチなのでしょうか?
 それは、おそらく、他の植物との混同を避けるためでしょう。じつは、日本語で「レイシ(茘枝)」と呼ばれる植物が、他にもあるのです。そちらの「レイシ」は、標準和名を「ツルレイシ(蔓茘枝)」といいます。ライチとは、まるで違う植物です。
 ツルレイシと聞いて、どんな植物なのか、思い浮かぶ方は、ほとんどいないでしょう。ところが、ツルレイシは、多くの日本人に、馴染みのある植物です。スーパーの野菜売り場にあります。ニガウリ(苦瓜)、または、ゴーヤーと呼ばれる植物です。
 ニガウリ、または、ゴーヤーの正式な名(標準和名)が、ツルレイシだとは、知られていません。ツルレイシの名は、現在では、学術的な場面でしか、使われないでしょう。
 沖縄県では、ツルレイシは、ゴーヤーと呼ばれ、昔から、馴染みのある食用植物でした。日本の内地で、ニガウリ(ゴーヤー)が広く食べられるようになったのは、一九九〇年代以降でしょう。それ以降、ニガウリ、または、ゴーヤーの名が、普及しました。
 ニガウリやゴーヤーの名が広まる前は、標準和名のツルレイシや、それを略したレイシという名で呼ばれることが、多かったです。これでは、ライチと紛らわしいですね。
 標準和名レイシを「ライチ」、標準和名ツルレイシを「ニガウリ」や「ゴーヤー」と呼び分ければ、紛らわしくありません。人々の間に、自然に生まれた知恵だと思います。
図鑑↓↓↓↓↓には、
残念ながら、標準和名レイシも、標準和名ツルレイシも、載っていません。かわりに、日本に分布する植物が、八百種以上が載っています。
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 過去の記事でも、標準和名レイシのような、熱帯または亜熱帯産の果物を取り上げています。また、標準和名ツルレイシと同じ、ウリ科の植物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
グアバの日本語名は、バンジロウか?(2016/8/22)
トケイソウの果実が、パッションフルーツ?(2013/8/16)
仏典【ぶってん】にも登場、マンゴー(2013/8/9)
スイカの故郷は、どこ?(2011/9/2)
キュウリは、なぜ「胡瓜」と書く?(2007/8/17)


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2017年3月24日

疑似餌【ぎじえ】を使うヘビがいる?

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 カメやトカゲやヘビなどの爬虫類は、あまり頭が良いようには見えませんね。けれども、実際には、かなり知的な行動をすることがあります。
 例えば、ワニガメというカメがいます。もともとは、北米の固有種ですが、日本にも、外来種として、棲みついています。このカメは、疑似餌を使って、獲物を捕えます。
 ワニガメは、舌の一部が、細長い虫のような形をしています。ワニガメが、水中で口を開けて、この部分をぴくぴくと動かすと、ミミズか何かが動くように見えます。これを、餌かと思って、小魚などが近づきます。そこをぱくり!というわけです。
 これまで、水中で暮らす爬虫類では、何種か、似たことをする種が、確認されています。二〇一七年になって、陸上に棲む爬虫類でも、似た行動が、確認されました。
 それは、パフアダーというヘビの一種です。アフリカに分布するヘビです。クサリヘビ科アフリカアダー属に属します。ヒトが死ぬほどの猛毒を持つヘビです。
 パフアダーは、ワニガメのような、特別な疑似餌器官を持ちません。普通のヘビと同じ、二股に分かれた舌を持つだけです。パフアダーは、この舌を、疑似餌に使います。
 カエルの前で、パフアダーが、この舌を、ゆっくりと動かすのが、観察されました。ヘビがよくやる、ちろちろした舌の動きとは、違います。パフアダーは、カエル類に対して、「このように舌を動かせば、餌と勘違いさせられる」ことを、知っています。
 舌に誘われて、カエルが捕食されてしまう場面が、確認されました。
 驚くべきことに、パフアダーは、別の疑似餌も使います。それは、鳥に対してです。パフアダーは、鳥に対しては、尾を疑似餌にします。尾を虫のように動かして、鳥を誘います。鳥が近づいたところで、がぶり、です。
 獲物の種類を見極めて、疑似餌を使い分けるなんて、かなり知的な戦術と言えますね。尾と舌と、両方をこのように使うヘビは、パフアダー以外には、知られていません。
 パフアダーが、どのように判断して、疑似餌を使い分けるのかは、まだ、わかっていません。研究が進めば、ヘビ類の知的な面が、もっと見えるかも知れませんね。
図鑑↓↓↓↓↓には、
残念ながら、ワニガメも、パフアダーも、載っていません。かわりに、日本に分布するヘビが、十種以上が載っています。
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 過去の記事でも、ヘビの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ニホンマムシと、アメリカのマムシとは、同じ属か?(2016/8/26)
ヘビを食べるヘビがいる?(2015/7/6)
アオダイショウの祖先とは?(2014/6/23)
ウミヘビがいるなら、カワヘビもいる?(2013/8/12)
ヘビは、耳が聞こえないとは、本当か?(2013/6/17)




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2017年3月21日

今日のサクラ【その1】サクラ開花宣言!(ソメイヨシノ)

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サクラ(ソメイヨシノ) 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Prunus cerasoides
本日、サクラ開花宣言!(ソメイヨシノ)
近くのソメイヨシノは、これだけしか咲いてませんでした!
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東京 港区【2017.03.21】

図鑑↓↓↓↓↓には、
ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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2017年3月20日

食虫植物の進化の謎

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 食虫植物という言葉の響きには、そこはかとなく、怪しさを感じる方も、多いでしょう。じっと動かない植物が、活発に動く昆虫を捕えて食べてしまうなんて、不思議です。
 有名な食虫植物の一種に、ウツボカズラがありますね。ウツボカズラ科ウツボカズラ属の一種です。ウツボカズラ属全体を指して、ウツボカズラということもあります。
 ウツボカズラの特徴は、あの壺型をした捕虫器です。この捕虫器は、普通の葉が変化してできたものであることが、わかっています。捕虫器は、いわば落とし穴です。中に落ち込んだ昆虫が、消化液で消化されます。
 普通の葉が、あんな形になるのは、驚きですね。それ以上に、消化液の存在が、驚異的です。普通の植物は、「ものを食べる」ことをしませんから、消化液など、まったく必要としません。ウツボカズラは、どこから、消化液を作り出したのでしょうか?
 それを解く鍵になりそうなことが、他の植物の研究で、明らかになりました。
 ウツボカズラのような、壺型の捕虫器を持つ食虫植物は、他にも、たくさんあります。同じように、捕虫器に昆虫を落としこんで、消化する植物です。そのような植物の一種、フクロユキノシタで、新たな研究の成果が発表されました。
 フクロユキノシタは、オーストラリアの南西部にだけ分布します。フクロユキノシタ科フクロユキノシタ属に属します。フクロユキノシタ科に属する種は、フクロユキノシタしか、ありません。分布域で見ても、分類学的に見ても、類縁が少ない珍種です。
 分類としては遠縁なのに、フクロユキノシタは、ウツボカズラとそっくりな捕虫器を持ちます。この捕虫器も、普通の葉が変化してできると、わかっています。捕虫器には、やはり、消化液が入っています。この消化液に含まれる酵素【こうそ】が、研究されました。
 その消化酵素は、もともとは、植物が菌類などから身を守るために持っていた分解酵素を、転用したものでした。おそらく、ウツボカズラなど、他の食虫植物が持つ消化酵素も、同じように作られたのでしょう。進化の過程で、生物の遺伝子が、本来とは別の使われ方をして、別の物を作るようになるのは、よくあることです。
図鑑↓↓↓↓↓には、
残念ながら、ウツボカズラも、フクロユキノシタも、載っていません。かわりに、日本に分布する植物が、八百種以上が載っています。
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 過去の記事でも、食虫植物を取り上げています。また、オーストラリア産の植物や動物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
山火事を察知する? ナガヒラタタマムシ(2016/5/13)
アカシアと、ニセアカシアとの関係は?(2016/2/15)
最も背の高い樹木とは?(2014/2/28)
オーストラリアのサンゴ礁で、数百の新種を発見(2008/9/25)
たくましく生きる食虫植物タヌキモ(2005/11/4)


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2017年3月17日

キンメダイがいるなら、ギンメダイもいる?

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 キンメダイ(金目鯛)は、美味しい食用魚として、有名ですね。タイ(鯛)の名が付きますが、おめでたい席に使われるマダイ(真鯛)とは、遠縁です。
 マダイは、スズキ目【もく】タイ科マダイ属に属します。対して、キンメダイは、キンメダイ目【もく】キンメダイ科キンメダイ属に属します。目【もく】のレベルで分類グループが違うのは、遠縁といえます。遠縁なら、なぜ、タイの名が付いたのでしょう?
 単純に、キンメダイの外見が、マダイに似るからです。体色が赤く、体型も似ています。でも、キンメダイのほうが、ずっと目が大きいですね。この目が、角度によっては、金色に光るように見えます。だから、キンメダイ(金目鯛)です。
 キンメダイの目が大きいのは、深海魚だからです。深海魚には、暗い所でよく見えるように目を発達させたものと、逆に、視覚を諦めて、目を退化させたものとがいますね。キンメダイは、前者です。キンメダイと同じ方法を選んだ深海魚は、何十種もいます。
 例えば、ギンメダイ(銀目鯛)が、そうです。キンメダイと、種名が紛らわしいですね。
 この種名は、ギンメダイが、キンメダイに似ることから、付きました。ただし、ギンメダイの体色は、赤くありません。目が大きいのは、同じです。その目が、角度によっては、銀色に光って見えます。だから、ギンメダイ(銀目鯛)と名付けられました。
 ギンメダイは、以前、キンメダイと近縁だと考えられていました。同じキンメダイ目【もく】に属するとされました。けれども、最近では、この分類は否定されています。
 現在、ギンメダイは、ギンメダイ目【もく】ギンメダイ科ギンメダイ属に属するとされます。ギンメダイ目【もく】には、ギンメダイ科一つしか、科がありません。ギンメダイ科には、ギンメダイ属一つしか、属がありません。類縁の少ないグループです。
 ギンメダイも、キンメダイと同じように、食べられるのでしょうか? 食べられます。図鑑などには、「あまり美味しくない」と、書かれています。
 確かに、キンメダイの美味しさと比べたら、負けるでしょう。しかし、私が食べた感じでは、ギンメダイも、悪くありません。煮付けで食べたら、美味しかったです(笑)
図鑑↓↓↓↓↓には、
残念ながら、キンメダイ(金目鯛)も、ギンメダイ(銀目鯛)も、載っていません。かわりに、日本に分布する魚類が、五十種以上が載っています。
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 過去の記事でも、深海魚を取り上げています。また、「タイ(鯛)」の名が付く魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
食べられる深海魚? ハダカイワシ(2017/1/13)
巨大な深海魚とは?(2013/7/15)
深海魚には、長い名前が多い?(2013/1/21)
リュウグウノツカイは、一種ではない?(2011/12/12
おめでタイ!にも、いろいろいます(2008/1/4)


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2017年3月16日

『GPS動く野鳥図鑑400』本日発売!!

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こんな野鳥図鑑欲しかった!GPS搭載!!
mini版は40種の野鳥が、400は400種の野鳥が、動画と解説でお楽しみいただけます。

『GPS動く野鳥図鑑mini』
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『GPS動く野鳥図鑑400』
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2017年3月13日

植物のミステリーサークルとは?

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 アフリカ南部のナミビアという国に、植物でできた「ミステリーサークル」があります。英語では、fairy circle(妖精の円環)と呼ばれるものです。
 ナミビアのナミブ砂漠と、草原との境界地帯に、それは現われます。まばらに植物が生える中に、ぽっかりと、円形に、植物が生えない場所があります。それでいて、円環の周辺の植物は、ひときわ高く育ちます。おかげで、円環の形が目立ちます。
 これとそっくりな「ミステリーサークル」が、オーストラリアにも現われます。出現するのは、オーストラリア北西部のピルバラという地域です。やはり、乾燥した地域です。こちらのものも、英語で、fairy circleと呼ばれます。
 これらのフェアリー・サークルについて、学者さんたちは、頭を悩ませてきました。どうやってできるのか、原因がわからないからです。それが、二〇一七年になって、解決の糸口が見えてきました。ナミビアのフェアリー・サークルについてです。
 フェアリー・サークルの原因については、有力な説が、二つ、対立してきました。シロアリ説と、植物説です。シロアリ説は、地下に棲むシロアリが、サークルを作るとします。植物説は、周囲に高く育っている植物が、サークルを作るとします。
 二〇一七年に公表された研究によれば、なんと、この二つの説を融合したものが、正解でした。シロアリと、植物と、両方の働きがなければ、サークルは生まれません。
 ナミビアのフェアリー・サークルの場合、まず、シロアリの一種が、植物を食べて、空き地を作ります。それは、地下に水を貯めるためです。そこは乾燥地帯なので、シロアリたちは、生存に必要な水を、植物に取られないように、そうします。
 地下に水が貯まると、周辺の食べ残された植物が、それに反応します。根を伸ばして、貯まった水を吸い上げます。このために、植物は、背が高く育ちます。
 シロアリも植物も、乾燥した土地で、何とか水を得ようと活動した結果、サークルができたのですね。植物を食べるシロアリと、根を伸ばす植物とが、常にせめぎ合っている状態です。オーストラリアのフェアリー・サークルも、似た原因でできると考えられます。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するヤマトシロアリが載っています。
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 過去の記事でも、乾燥地帯の植物を取り上げています。また、シロアリについても取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ルイボスティーは、チャの一種か?(2016/9/26)
ヒトの役に立つ? シロアリ(2016/7/8)
マツバギクとマツバボタンとは、違う? 同じ?(2015/7/13)
サボテンと多肉植物とは、違う? 同じ?(2014/7/25)
クローン女王の攻撃? ヤマトシロアリ(2009/6/15)




2017年3月10日

グリーンアノールは、侵略されるか?

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 近年、世界中で、外来生物が問題になっています。外来生物とは、本来、そこに棲んでいなかった生物が、何らかの要因で、よそからやってきて、棲みついたものです。
 今、問題にされているのは、人間によって運ばれた外来生物です。人間は、あまりにも急激に、世界中に広がる物的・人的交流を発達させました。このネットワークに乗って、あまりにも急激に、大量に、外来生物が発生してしまいました。
 日本で問題にされている外来種の一つに、グリーンアノールがいます。グリーンアノールは、トカゲの一種です。イグアナ科アノールトカゲ属に属します。本来は、米国南東部、メキシコ、キューバ、西インド諸島に分布します。日本には、いませんでした。
 現在、日本国内では、小笠原諸島と、沖縄本島とに入っているのが確認されています。ことに、小笠原諸島では、問題になっています。小笠原諸島の希少な昆虫類などが、グリーンアノールに捕食されて、壊滅的打撃を受けています。
 このために、小笠原諸島では、グリーンアノールの駆除が行なわれています。小笠原諸島のグリーンアノールは、憎まれる存在です。とはいえ、元はといえば、人間が悪いのですね。小笠原諸島へは、ペットとして持ち込まれたと考えられています。
 ところが、グリーンアノールの本来の生息地では、グリーンアノールが、「侵略される側」になっている所があります。米国のフロリダ州のある島です。ブラウンアノールという、別種のトカゲが、キューバから、外来種としてやってきました。
 ブラウンアノールは、イグアナ科ノロプス属に属します。属が違っても、科が同じなので、グリーンアノールと近縁といえます。本来の分布地は、キューバとバハマ諸島です。
 ブラウンアノールは、生態が、グリーンアノールと似ています。食べ物も、同じです。加えて、ブラウンアノールは、グリーンアノールの幼体をも、食べてしまいます。食べ物や、すみかや、幼体を奪われて、グリーンアノールは、危機に陥りました。
 外来種問題の複雑さが、これで、わかりますね。場所が変われば、加害者と被害者とが、容易に入れ替わります。特定の種を叩けば済む問題ではありません。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するトカゲの仲間が、十種ほどが載っています。
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 過去の記事でも、外来生物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ミナミイシガメの不自然な分布(2015/8/28)
日本のヒキガエルたち(2015/5/11)
かわいくても、害獣? クリハラリス(2014/11/24)
水辺の侵略者、アメリカザリガニ(2014/11/10)
ワニに見えてもワニじゃない、ガーパイク(2006/9/16)




2017年3月 9日

イチゴ

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イチゴ  画像
和名:オランダイチゴ
学名:Fragaria ×magna Thuill.
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図鑑↓↓↓↓↓には、オランダイチゴが載っています。
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2017年3月 8日

イチゴ

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イチゴ  画像
和名:オランダイチゴ
学名:Fragaria ×magna Thuill.
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図鑑↓↓↓↓↓には、オランダイチゴが載っています。
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2017年3月 7日

イチゴ

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イチゴ  画像
和名:オランダイチゴ
学名:Fragaria ×magna Thuill.
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図鑑↓↓↓↓↓には、オランダイチゴが載っています。
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2017年3月 6日

宝石のようなマメ科植物とは?

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 近年は、日本に自生しない植物でも、植物園などで見られるようになりました。例えば、熱帯の植物ならば、温室で栽培されます。日本にはない美しさに、心惹かれることも多いですね。今回は、熱帯に産する、美しいマメ科植物を紹介しましょう。
 最近、各地の植物園で人気なのは、ヒスイカズラです。マメ科ヒスイカズラ属の一種です。つる状になり、独特の、明るい青緑色の花を咲かせます。花は、ちょうどフジ(藤)の花のように、長い房状に垂れ下がります。たいへん見事です。
 その花の色を、宝石の翡翠【ひすい】にたとえて、ヒスイカズラという種名になりました。英語でも、jade vineといいます。直訳して、「ヒスイカズラ」です。
 ヒスイカズラは、日本には自生しません。フィリピンが原産地です。その花の美しさが好まれて、現在は、世界各地の植物園などで、栽培されています。
 英語のjade vineに対して、red jade vineと呼ばれる植物があります。直訳すれば、「アカヒスイカズラ」ですね。けれども、先人は、この種に、もっと素敵な日本語名を付けてくれました。「サンゴカズラ」です。宝石の、赤い珊瑚【さんご】にたとえました。
 サンゴカズラの花も、ヒスイカズラに負けないくらい、見事です。やはり、つる状の植物で、ヒスイカズラと同じく、長い房状に花が咲きます。花の色は、オレンジがかった赤です。熱帯の植物らしい、炎のような色です。原産地は、パプア・ニューギニアです。
 花の色以外は、サンゴカズラとヒスイカズラとは、よく似ています。同じマメ科だからです。ただ、属は違います。サンゴカズラは、マメ科トビカズラ属に属します。
 日本では、サンゴカズラを栽培しているところは、少ないようです。私も、国内では、見たことがありません。サンゴカズラという日本語名すら、普及していません。ネットで検索しても、「サンゴカズラ」では、出てきません。
 サンゴカズラは、日本の植物園でも、もっと取り入れていい植物だと思います。せめて、ネットで、その美しい花を御覧になりたい方は、サンゴカズラのラテン語の学名Mucuna bennettiiで、検索してみて下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するマメ科植物が、二十種以上が載っています。
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 過去の記事でも、マメ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
鳳凰か朱雀【すざく】か? ホウオウボク(2016/12/19)
デイゴは、極楽の花?(2016/5/30)
猿の花とは、どんな植物?(2016/2/1)
クズ(葛)の葉は、「うらみ」がましい?(2010/9/3)
藤(フジ)のつるは右巻き? 左巻き?(2007/4/19)




2017年3月 5日

イチゴ

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沖縄でやっとイチゴの栽培が成功しつつあるようです。 イチゴ  画像
和名:オランダイチゴ
学名:Fragaria ×magna Thuill.
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図鑑↓↓↓↓↓には、オランダイチゴが載っています。
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2017年3月 4日

ミツマタ

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ミツマタ  画像
和名:ミツマタ
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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図鑑↓↓↓↓↓には、
ミツマタが載っています。
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2017年3月 3日

ウグイス(鶯)の雄は、イクメンか?

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 ウグイスは、日本では、誰もが知る鳥ですね。姿を見たことがなくても、鳴き声は、御存知でしょう。あの「ホーホケキョ」ですね。日本では、春を呼ぶ声ですね。
 あのさえずりをするのは、雄だけです。雄がさえずるのは、雌を呼ぶためです。では、雌とつがいになったら、もう、さえずらなくなるのでしょうか?
 そんなことはありません。つがいの雌ができても、雄は、さえずりを続けます。もし、その鳴き声に誘われて、他の雌が来たら、その雌とも、つがいになります。
 つまり、ウグイスは、一夫多妻なのですね。ウグイスの雄は、繁殖期間の間じゅう、さえずって、雌を誘い続けます。雌との間に子供ができても、子育てはしません。雄は、子供の数を増やすことに専念します。ウグイスの雌は、一羽だけで子育てをします。
 同じウグイスなら、日本全国で、同じように繁殖するのだろうと考えられてきました。ところが、最近になって、そうではないことがわかりました。小笠原諸島のウグイスは、ほぼ、一夫一妻です。雄は、雌と一緒になって、せっせと子育てをします。
 なぜ、小笠原諸島のウグイスだけが、イクメン(=育児をする男性)なのでしょうか? それには、小笠原諸島と、日本本土との環境の違いが、関わっています。
 日本本土は、小笠原諸島に比べれば、ずっと広いです。このために、ウグイスの個体数も、ずっと多いです。そのかわり、敵も多いです。子育て中の巣が敵に襲われて、子供が全滅してしまうことも、珍しくありません。
 子供が全滅すると、母親ウグイスは、その場を離れて、それまでの「夫」とは、別の雄を探しに行きます。そして、新たにつがいになり、新たに巣を作って、子育てします。
 そういう雌が多いため、本土の雄は、繁殖期間中に、複数の雌を得られる確率が高いです。だから、子育てには見向きもせずに、さえずり続けます。
 しかし、小笠原諸島では、ウグイスの個体数も、敵も少ないために、そういうことが、ほとんどありません。一羽の雄は、一羽の雌とつがいになるのが、精一杯です。このために、雄も子育てをして、少ない子供の生存率を上げるのだと考えられています。

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ウグイスが載っています。
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 過去の記事でも、ウグイスや、ウグイスに近縁な鳥を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウグイス科が、大分裂?(2016/10/14)
聴覚テストになる? ヤブサメの鳴き声(2015/4/27)
ウグイスの画像(2012/3/3)
経読み鳥【きょうよみどり】とは、どんな鳥?(2011/5/9)
梅にウグイス? いえメジロです(2007/3/12)




2017年3月 2日

ミツマタ

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ミツマタ  画像
和名:ミツマタ
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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2017年3月 1日

パパイヤ

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パパイヤ  画像
和名:パパイヤ
学名:Carica Papaya
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沖縄 宜野座【2017.02.23】