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2017年3月 6日

宝石のようなマメ科植物とは?

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 近年は、日本に自生しない植物でも、植物園などで見られるようになりました。例えば、熱帯の植物ならば、温室で栽培されます。日本にはない美しさに、心惹かれることも多いですね。今回は、熱帯に産する、美しいマメ科植物を紹介しましょう。
 最近、各地の植物園で人気なのは、ヒスイカズラです。マメ科ヒスイカズラ属の一種です。つる状になり、独特の、明るい青緑色の花を咲かせます。花は、ちょうどフジ(藤)の花のように、長い房状に垂れ下がります。たいへん見事です。
 その花の色を、宝石の翡翠【ひすい】にたとえて、ヒスイカズラという種名になりました。英語でも、jade vineといいます。直訳して、「ヒスイカズラ」です。
 ヒスイカズラは、日本には自生しません。フィリピンが原産地です。その花の美しさが好まれて、現在は、世界各地の植物園などで、栽培されています。
 英語のjade vineに対して、red jade vineと呼ばれる植物があります。直訳すれば、「アカヒスイカズラ」ですね。けれども、先人は、この種に、もっと素敵な日本語名を付けてくれました。「サンゴカズラ」です。宝石の、赤い珊瑚【さんご】にたとえました。
 サンゴカズラの花も、ヒスイカズラに負けないくらい、見事です。やはり、つる状の植物で、ヒスイカズラと同じく、長い房状に花が咲きます。花の色は、オレンジがかった赤です。熱帯の植物らしい、炎のような色です。原産地は、パプア・ニューギニアです。
 花の色以外は、サンゴカズラとヒスイカズラとは、よく似ています。同じマメ科だからです。ただ、属は違います。サンゴカズラは、マメ科トビカズラ属に属します。
 日本では、サンゴカズラを栽培しているところは、少ないようです。私も、国内では、見たことがありません。サンゴカズラという日本語名すら、普及していません。ネットで検索しても、「サンゴカズラ」では、出てきません。
 サンゴカズラは、日本の植物園でも、もっと取り入れていい植物だと思います。せめて、ネットで、その美しい花を御覧になりたい方は、サンゴカズラのラテン語の学名Mucuna bennettiiで、検索してみて下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、
日本に分布するマメ科植物が、二十種以上が載っています。
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 過去の記事でも、マメ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
鳳凰か朱雀【すざく】か? ホウオウボク(2016/12/19)
デイゴは、極楽の花?(2016/5/30)
猿の花とは、どんな植物?(2016/2/1)
クズ(葛)の葉は、「うらみ」がましい?(2010/9/3)
藤(フジ)のつるは右巻き? 左巻き?(2007/4/19)




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